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​よろず知財コンサルティングのブログ

チャットGPTは製紙技術者にとっての有能な助手となり得るのか

3/9/2023

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製紙業界に身を置いたことがあり、気になりました。紙パルプ技術タイムスの「チャットGPTの可能性を探る : 製紙技術者にとっての有能な助手となり得るのか」(山崎 秀彦氏)です。(1)紙の強度、(2)最新の抄紙機、(3)抄紙機のヘッドボックス、(4)紙の塗工、(5)紙のカレンダ処理、(6)文章の翻訳能力、について、詳細に検討されています。
日本語で質問した場合、「説明は冗長でありながら論理的に曖昧さがある。測定の原理や方法に基づかない記述になっている」、英語で質問すると「製紙技術者の観点からして合理的」な回答であり、引用文献を問うと「紙関係の専門誌、書籍、そして強度に関するISO規格が挙げられている。情報源としては日本語での質問の場合より堅固なものを用いていると推測される。」など、それぞれについて評価されており、まとめとしての「ユーザーがチャットGPTの回答をそのまま使おうとするならば常に問題を抱えた助手のままであり,ユーザーがチャットGPT の回答を自ら検証しながら使えば有能な助手となるように思われる。」は同感です。
 
 
チャットGPTの可能性を探る : 製紙技術者にとっての有能な助手となり得るのか
山崎 秀彦
紙パルプ技術タイムス = Japanese journal of paper technology 66 (7), 41-50, 2023-07
https://cir.nii.ac.jp/crid/1520296918635197824
1.はじめに
2.チャットGPT探訪
2.1 簡単な挨拶から開始
2.2 紙パルプ関連の技術等を質問
(1)紙の強度
(2)最新の抄紙機
(3)抄紙機のヘッドボックス
(4)紙の塗工
(5)紙のカレンダ処理
(6)文章の翻訳能力
(7)チャットGPTが副題の質問に対して示した自己評価
3.おわりに

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塩野義製薬「特許の崖」回避

3/9/2023

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塩野義製薬は、2027~28年ごろに抗HIV薬「ドルテグラビル」の特許が満了して売上高が急減する「パテントクリフ(特許の崖)」に直面すると考えられていましたが、2023年6月1日に2030年度までの中期経営計画の見直しを発表した手代木功社長がこのパテントクリフが「問題ではなくなった」と宣言し、2023年度に4500億円と予想している売上収益を2030年度に8000億円に拡大する目標を掲げたとのことです。
知的財産への投資についてみると、『当社グループが取り組むヘルスケア社会課題の考え方に基づいて、アンメットニーズに取り組み、「感染症の脅威からの解放」「健やかで豊かな人生への貢献」の実現を目指し、強みである低分子創薬を軸にしながら、新たなモダリティの拡充や新技術の獲得を進めることで、治療、診断、予防なども含めた疾患全体のトータルケアを目指した研究開発を行っております。このような研究開発への投資により生まれた種々のイノベーションについて、知的財産として適切かつ確実に保護することで企業価値の向上を図っております。』としています。
経営理念と知財・無形資産戦略、経営戦略と知財・無形資産戦略がしっかり整理されており、無形資産投資戦略(「高い創造性を生み出す環境と風土」、「注力領域の選択と集中による研究開発投資」、「オープンイノベーション推進によるパートナリング、産学連携」)、知的財産戦略(「知財情報の積極的な利活用」、「質の高い知財創出と、適切な権利確保」、「高効率的な知的財産活動」)が明確にされ、無形資産投資戦略および知的財産戦略の実践が10の柱で詳述されています。(1.知財ガバナンス体制と研究開発投資、2.研究活動を促進する風土醸成、3.産学連携などのパートナリングによるオープンイノベーションの推進、4.知財情報の積極的な利活用、5.特許戦略の基本的な考え方、6.適切な特許権の確保、7.パテントポートフォリオの維持管理と侵害予防、権利行使、8.ブランド&デザイン戦略、9.知財教育、10.医薬品アクセス改善)
 
コロナ薬の塩野義製薬、特許の壁を回避してグローバル体制確立へ
塩野義製薬、新型コロナ治療薬の開発成功【2】
2023.8.31
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00110/082500164/
 
塩野義製薬、新型コロナ治療薬ゾコーバ開発で見せた底力
塩野義製薬、新型コロナ治療薬の開発成功【1】
2023.8.30
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00110/082500163/
 
また“手代木マジック”か 塩野義製薬「特許の崖」回避にめど
2023.6.9
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00110/060600157/
 
2023/06/01
中期経営計画STS2030のRevision(改訂)について
-2030年 Vision実現に向けた成長フェーズに前倒しで移行-
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2023/6/20230601.html
中期経営計画「SHIONOGI Transformation Strategy 2030(STS2030)」Revision
2023年6月1日
https://www.shionogi.com/content/dam/shionogi/jp/investors/ir-library/presentation-materials/fy2023/STS%20Revision_final2.pdf
 
コーポレート・ガバナンス報告書最終更新日:2023年6月30日
塩野義製薬株式会社
https://www.shionogi.com/content/dam/shionogi/jp/company/cg/basic/pdf/cg_report_ja_202306.pdf
【補充原則3-1-3 サステイナビリティについての取組み等】
当社グループは事業活動を通じて社会課題や医療ニーズに応え、社会に必要とされる企業として成長し、その成果をステークホルダーと共有することを目指しています。そのために事業のリスクや機会、自社の現状や課題を踏まえて優先的に取り組むマテリアリティ(重要課題)を特定し、グループ一丸で取り組んでおります。
人的資本への投資等については、“人が競争力の源泉”という理念のもと、当社グループの目指すべき人材像「Shionogi Way」を定めております。
中期経営計画「Shionogi Transformation Strategy 2030(STS2030)」を達成するためのグローバルな競争に勝ち抜ける強い個人の育成と組織の構築の実現を目指し、「多彩な人材の確保」、「尖った強みを持つ人材の育成」、「誰もが働きやすい環境・風土の醸成」、「健康管理・労働安全衛生」の4つの考え方に基づいた人事諸施策を戦略的・計画的に推進しており、関連する定性的・定量的な指標を統合報告書やウェブサイトにて開示しております。
知的財産への投資については、当社グループが取り組むヘルスケア社会課題の考え方に基づいて、アンメットニーズに取り組み、「感染症の脅威からの解放」「健やかで豊かな人生への貢献」の実現を目指し、強みである低分子創薬を軸にしながら、新たなモダリティの拡充や新技術の獲得を進めることで、治療、診断、予防なども含めた疾患全体のトータルケアを目指した研究開発を行っております。このような研究開発への投資により生まれた種々のイノベーションについて、知的財産として適切かつ確実に保護することで企業価値の向上を図っております。また、研究開発戦略を支える事業戦略・経営戦略との関係、競争優位を支える知財戦略との関係や、知的財産の保護、医薬品アクセスを改善するための知的財産施策などについて当社ウェブサイト、プレスリリース、統合報告書等で開示しております。
「研究開発」:https://www.shionogi.com/jp/ja/innovation/rd.html
「知的財産戦略」:https://www.shionogi.com/jp/ja/innovation/IP-strategy.html
「SHIONOGIグループ知的財産ポリシー」:
https://www.shionogi.com/jp/ja/company/policies/shionogi-group-intellectual-property-policy.html
 
 
知的財産戦略
https://www.shionogi.com/jp/ja/innovation/IP-strategy.html
SHIONOGIグループの経営理念と知財・無形資産戦略
SHIONOGIグループの経営戦略と知財・無形資産戦略
SHIONOGIグループの無形資産投資戦略
SHIONOGIグループの知的財産戦略
無形資産投資戦略および知的財産戦略の実践
1.知財ガバナンス体制と研究開発投資
2.研究活動を促進する風土醸成
3.産学連携などのパートナリングによる、オープンイノベーションの推進
4.知財情報の積極的な利活用
5.特許戦略の基本的な考え方
6.適切な特許権の確保
7.パテントポートフォリオの維持管理と侵害予防、権利行使
8.ブランド&デザイン戦略
9.知財教育
10.医薬品アクセス改善
 
 
塩野義製薬、AMEDによるワクチン・新規モダリティ研究開発事業へのインフルエンザウイルスまたは新型コロナウイルスに対する経鼻ワクチン研究開発の採択について
2023.09.01
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/23/09/01/17602/?ST=print
 
2023/08/31
AMEDによるワクチン・新規モダリティ研究開発事業へのインフルエンザウイルスまたは新型コロナウイルスに対する経鼻ワクチン研究開発の採択について
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2023/8/20230831.html
 
 
塩野義製薬「“特許の崖”に泣き特許収入に笑う」、8四半期ぶり増収の事情
2022.6.17
https://diamond.jp/articles/-/304917?page=3
 
製薬会社の”IPランドスケープ”の取り組み(塩野義の例)・・・「経営戦略に資する知財情報分析・活用に関する調査研究」より
2021.05.26
https://www.tokkyoteki.com/2021/05/chizai-johobunseki-report.html
 
HAAS 分野の IP ランドスケープに注力する塩野義製薬の知財活動
6/5/2021
https://yorozuipsc.com/blog/haas-ip
 
特許分析を通じた製薬企業の研究開発と企業価値との関連性の研究(2020)
https://irdb.nii.ac.jp/01276/0005121104
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「大学10兆円ファンド」「国際卓越研究大学」

2/9/2023

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文部科学省は、9月1日、世界トップレベルの研究力をめざすいわゆる「大学10兆円ファンド」の「国際卓越研究大学」の初めての認定候補に東北大を選んだと発表しました。
 
政府が創設した「大学10兆円ファンド」は、世界最高水準の研究大学の創出を目的としており、このファンドは、資産を株式や債券で運用し、その利益を「国際卓越研究大学」として選定された大学に分配する仕組みとなっていて、年間の支援上限は3000億円で、最長25年間にわたり受け取ることが可能です。
 
国際卓越研究大には10大学(東京科学大<東京工業大と東京医科歯科大が24年度中をめどに統合>、名古屋大、京都大、東京大、筑波大、九州大、東北大、大阪大、早大、東京理科大)が応募。そのうち現地視察の対象になった3校のうち、最初の支援対象として東北大が選定されたのは、その研究や組織改革の戦略が総合的に評価された結果。
日本のトップクラスの大学として知られる東京大学と京都大学は、この選定から外れました。有識者会議によれば、両大学の変革への取り組みやスケール感、スピード感が不十分との評価が下されたようです。
 
このファンドに関して、文部科学省は2024年度も再度の公募を予定しています。このため、今後も多くの大学がこのファンドの支援を目指して競争を繰り広げることが予想されます。
 
また、このやり方で本当に日本の研究力が世界トップレベルとなるのかについては、様々な見解があります。大学だけでなく、企業、スタートアップの力も重要でしょう。
 
 
大学10兆円ファンド、東北大はなぜ選ばれた?
2023年9月2日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE212O40R20C23A8000000/
 
卓越大、応募校の反応は 東大京大「落選」に「大きな損失」の声も
2023年9月1日
https://digital.asahi.com/articles/ASR9161V7R91UTIL017.html?iref=pc_extlink
 
10兆円ファンド、東大京大なぜ「落選」? 「もうやめよう」の声も
2023年9月1日
https://digital.asahi.com/articles/ASR9153SSR80USPT00W.html?linkType=article&id=ASR9153SSR80USPT00W&ref=mor_mail_kaiin_topix1_20230902
 
10兆円大学ファンド、東北大を第1号候補に選定 東大・京大見送り
2023年9月1日
https://digital.asahi.com/articles/ASR805H5JR80ULBH002.html?iref=pc_extlink
 
大学10兆円ファンド、東北大学が支援第1号に 文科省
2023年9月1日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE17AY30X10C23A8000000/
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日本の特許査定率の推移と特許戦略

1/9/2023

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日本の特許査定率は、2009年までは約50%で安定していましたが、2010年から急激に上昇し、2013年には約70%になりました。その後、2016年には約75%となり、2022年まで約75%で安定しています。
この急激な変化の時代を知らない方が増えてきているようです。
2009年までの特許査定率50%の時代と現在の特許査定率75%の時代では、特許出願・権利化戦略も大きく違います。
この違いを理解した特許戦略が重要です。
 
 
近年の日本の特許査定率の推移について
20/6/2022
https://yorozuipsc.com/blog/7717471
「2009年以降、特許査定率が上昇・高止まりし、産業界からは、現在の審査、特に進歩性判断は「甘い」のではないかとの声が上がっている。」ことについて、企業知財部の集まりである日本知的財産協会の特許委員会、特許出願・権利化の代理人弁理士の集まりである日本弁理士会の特許委員会で、様々な検討が進められているようですが、現時点では、そのようなことはないとの結論のようです。
過去、特許庁が産業界等の要請で、新規性・進歩性・記載要件等の特許要件に対し、厳格な審査を進め3年間で拒絶査定率を9.5ポイント上昇させたことがありました。
一方、2009年以降の特許査定率の上昇は、裁判所主導の進歩性見直しが特許庁の審査に及んだとみられていますので、近年の「特許査定率が上昇・高止まり」の問題を考えるときは、特許庁の審査について裁判所との乖離を比較検討する手法はあまり有効ではないと考えられます。むしろ、審査と裁判所の乖離を見ると裁判所の判断の方が出願人、あるいは権利者有利な方向にあると思われるからです。
 
米国特許査定率の推移
21/6/2023
https://yorozuipsc.com/blog/7139907
 

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令和6年度 特許庁関係(特許特別会計)概算要求

1/9/2023

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令和6年度 特許庁関係(特許特別会計)概算要求のポイントがアップされました。
無形資産の役割が増しているなか、知的財産の活用による中小企業やスタートアップの強化が鍵として、令和6年度の特許庁の方針は、世界最高水準の審査体制の確保と、知財の活用を通じたイノベーション支援に焦点を当てており、知財の活用を通じた経済の成長を目指しています。
  • 知財活動を支える世界最速・最高品質の審査体制 671.6億円(+11.2%)と、
  • イノベーション創出・経営力強化のための知財活用支援 23.4億円(+20.6%)及び(独)INPIT交付金の内数
が柱で、
必要な審査能力の確保 303.3億円(R5fy281.5億円) + 定員要求
として、「任期付審査官95名(令和5年度末まで)の時限延長(10年間の延長)【定員要求】」「先行技術調査等について必要な規模を確保するとともに、外国語文献調査を充実させることで質を更に向上【拡充】」が、
情報システム刷新及びシステム運用 368.3億円(R5fy322.7億円)
として、「運用の効率化を徹底しつつ(定常経費▲15億円)、必要なシステム刷新を計画的に実施【継続】」が
はいっています。
そして、「令和5年5月に改定した知財活用アクションプラン*に基づき、研究開発から社会実装までを切れ目なく支援し、イノベーション創出等を強力に後押しする。」とされています。
 
知財活用アクションプラン(令和5年5月公表)
https://www.meti.go.jp/press/2023/05/20230524002/20230524002.html
 
 
令和6年度 特許庁関係(特許特別会計)概算要求のポイント
https://www.jpo.go.jp/system/laws/sesaku/yosan/document/yosanan/2024chizai_gaisanyoukyu.pdf
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「意匠の実務的戦略」の録画

31/8/2023

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8月30日に行われたセミナー「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」の録画が公開されました。意匠法の大改正により、より重要度がました意匠権の活用の基本的な考え方がわかりやすく解説されています。
登録するだけで、無料で視聴でき、資料もダウンロードできます。公開期間は約1週間となっています。
 
無料セミナーの録画視聴方法についてのFAQ
https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/
 
 
 
本日のセミナー「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」の録画を公開しました。
2023/08/30 水曜日 20:24
 
こんばんは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。
本日(8月30日)、開催したセミナー:
「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」
ですが、120名もの方にご参加頂きました。
多くの方にご参加頂きました。ありがとうございました。
このセミナー録画を専用サイトの「期間限定」のページで公開しました。
資料もダウンロードできます。
公開期間は約1週間となっていますので、お早めにご視聴ください。
★ぜひ、友人、知人、同僚、部下等にもご紹介ください。
★★録画視聴方法についてのFAQをこちらのページにまとめましたので、必要に応じてご利用ください。
https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/
どうぞよろしくお願い致します。
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レゾナックのインテリジェンス活動

31/8/2023

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6月に行われた「PatentSight Summit 2023」での「レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み」がレポートとして公開されています。PatentSight Summit 2023 の公式の講演レポート、Biz/Zineセミナーレポートという形で2通りのレポートを読むことができます。
レゾナックのインテリジェンス活動の取り組みの「IPランドスケープ、AI活用に続く3本目の新たな柱」が注目です。
 
 
レゾナック誕生の裏にあったIPランドスケープ──「スペシャリティケミカル」実現を支える知財活動とは?
「PatentSight Summit 2023」レポート
2023/08/30
https://bizzine.jp/article/detail/9314
昭和電工と旧 日立化成の統合の裏にあったIPランドスケープ
IPランドスケープをたたき台に行った全社的な統合議論
新生レゾナックを支える4つのインテリジェンス活動
インテリジェンス活動で3本目の新たな柱をつくりたい
 
PatentSight Summit 2023 講演レポート – レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-resonac/
 
 
昭和電工、第2の創業へ──新会社「レゾナック」が挑むポートフォリオ再編と“共創型化学会社”への変革
株式会社レゾナック・ホールディングス
2023/01/19
https://bizzine.jp/article/detail/8683?cx_testId=160&cx_testVariant=cx_5&cx_artPos=1#cxrecs_s
 
知的財産戦略
https://www.resonac.com/jp/rd/ip
 
「Here We Go」をコンセプトにパーパス起点での価値創造ストーリーを紹介
~レゾナックグループとして初の統合報告書「RESONAC REPORT 2023」を発行~
2023年08月02日
https://www.resonac.com/jp/news/2023/08/02/2586.html
 
RESONAC REPORT 2023
https://www.resonac.com/sites/default/files/2023-07/pdf-sustainability-report-integratedreport-RESONAC23J_spread.pdf
P.65 R&D・知的財産戦略
P.68 積極的な知財活用による事業への貢献
 
昭和電工はなぜ日立化成を買ったのか
10/8/2022
https://yorozuipsc.com/blog/2785172

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北大サマーセミナー2023 4日目

30/8/2023

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2023年度 北海道大学サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題――特許法をめぐって――」の4日目(8月29日)は、野中啓孝弁理士法人レクシード・テック弁護士・弁理士の「数値限定発明に特有の留意点~数値限定発明の潰し方、対策方法の解説~」、田村善之東京大学大学院法学政治学研究科教授(北海道大学名誉教授)の「明細書記載要件:サポート要件と実施可能要件との関係~食品官能試験・バイオテクノロジーを素材として~」でした。
 
野中弁護士は、理系修士(京都大学大学院工学研究科)⇒企業研究者(住友ベークライト)⇒弁理士⇒企業知財部⇒弁護士⇒海外留学⇒独立という異色の経歴です。
準備に夏休みがすべて吹っ飛んでしまったということでした。スライド206枚の大作で、下記の内容でした。
『1.はじめに
2.新規性・進歩性
3.サポート要件
4.実施可能要件
5.明確性要件
6.権利行使
7.先使用権
数値限定発明特許の問題点は、① パブリックドメインを含んだ形で独占排他権である特許権が成立しやすい(創作性の低いものが多い)② 特許権が成立すると、パブリックドメインの利用について、萎縮効果が生じてしまうこと③ 数値限定発明特許の濫立により、産業の発達を阻害しかねない状況になっていること。
本セミナーの目的は、
数値限定発明特許の潰し方の解説
⇒新規性・進歩性、記載要件について潰し方の着眼点をご説明します。
数値限定発明特許に必要以上に委縮しないための準備の仕方の解説
⇒権利行使、先使用権について対策の考え方をご説明します。
⇒新規性・進歩性、記載要件については、時間的に余裕のあるうちに準備を して鑑定意見書を作成しておくなどの準備をすることが望ましいと考えます。
⇒効率的に他社に対抗するためには、自社でも数値限定特許出願せざるを得ないと考えています。
※現状の審査・審判・裁判実務を前提として、実務上できることをご説明します。』
共感できる内容でした。
 
田村教授の講義は、
Ⅰ、サポート要件の実像
Ⅱ、実施可能要件とサポート要件の関係
Ⅲ、偽技術的意味型問題
という内容でした。
特定の方が聴講されていないことを確認されたうえで、裁判所の判決に対する真っ向からの批判もされ、痛快でした。
田村善之「サポート要件と実施可能要件と機能的クレイムの関係に関する一考察 (1)~―クレイムの全範囲にわたって実施可能とする必要があるのか?―」知的財産法政策学研究67号~ (2023年)
田村善之「存続期間満了後の特許無効不成立審決取消訴訟の訴えの利益・進歩性要件の基礎となる引例適格性・サポート要件における課題の再設定について-ピリミジン誘導体事件知財高裁大合議判決の検討-」知的財産法政策学研究56号 (2020年)
劉一帆「特許法における記載要件の日米比較研究(1)(2)(3)~―バイオテクノロジーを中心に―」知的財産法政策学研究66・67・68号~(2022~2023年)
劉一帆「実施可能要件とサポート要件の表裏一体説批判――偽技術的意味型問題とその対応策としての発明課題の読替え」『知的財産法政策学の旅』(田村善之還暦・2023年・弘文堂)
劉一帆「特許法における記載要件について―飲食物に関する発明の官能試験を素材として―」知的財産法政策学研究54号(2019年)
劉一帆「機能および特性により特定したバイオ関連発明の記載要件の充足を認めた事例
―PCSK9 に対する抗原結合タンパク質事件―」知的財産法政策学研究57号(2020年)
劉一帆「サポート要件の判断において出願時の技術水準を参酌した発明課題の再設定を否定した事例―ライスミルク事件―」知的財産法政策学研究58号(2021年)
 
 
https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/event/summer-seminar2023.html
8月29日(火) 
10:00-12:30        
野中啓孝弁理士法人レクシード・テック弁護士・弁理士         
数値限定発明に特有の留意点~数値限定発明の潰し方、対策方法の解説~
 
14:00-16:30        
田村善之東京大学大学院法学政治学研究科教授(北海道大学名誉教授)
明細書記載要件:サポート要件と実施可能要件との関係
~食品官能試験・バイオテクノロジーを素材として~
 

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北大サマーセミナー2023 3日目

29/8/2023

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2023年度 北海道大学サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題――特許法をめぐって――」の3日目(8月28日)は、中山一郎北海道大学大学院法学研究科教授の「公衆衛生と特許権」、𠮷田広志北海道大学大学院法学研究科教授の「特許法におけるパブリック・ドメインの保護」でした。
中山教授の講義は、下記の内容でした。
1.はじめに
2.特許権と公衆衛生の基本的構図
3.伝統的対応策としての強制実施権
4.COVID-19パンデミック下での当初の議論
5.TRIPSウェイバー提案による議論の構図の変化
6.WHOでの議論
7.望ましい対応策とは
8.補論
下記に、詳細が記述されているとのことです。
•中山一郎「我が国における公衆衛生上の緊急事態と特許制度による対応可能性」知的財産研究教育財団編『医療と特許』152頁(創英社/三省堂書店、2017)
•中山一郎「COVID-19パンデミックにおける公衆衛生と特許」知財管理71巻4号566頁(2021)
•中山一郎「 COVID-19パンデミックと特許 強制か、それとも自発か」国際問題699号 28頁(2021)
•中山一郎「COVID-19パンデミック下での特許保護と医薬品アクセスをめぐる議論の諸相」高林龍ほか編『年報知的財産法2021-2022』14頁(日本評論社、2022)
•中山一郎「COVID-19パンデミックにおける公衆衛生と特許―TRIPS協定ウェイバー提案を踏まえて」田村善之編著『知財とパブリック・ドメイン第1巻』401頁(勁草書房、2023)
•中山一郎「ワクチンへのアクセスと知的財産をめぐる国際的議論の行方」日本知財学会誌20巻1号掲載予定
 
𠮷田広志教授の「特許法におけるパブリック・ドメインの保護」は、一日目に講演された高部元判事の判決など、裁判所の判決をかなり批判する内容が多いものでした。現状を憂う論調で、共感する部分が多い内容でした。
『PD(パブリックドメイン)保護は緊急性が⾼い。→  PD侵⾷発明は、他社に対するパテントトロール⾏為である。知財部、研究開発を無駄な労⼒から解放し、本来の業務に専念させることでわが国の競争⼒を復活させる。問題把握はすでに済んでいる。もはや⾏動の時。』
 
 
サマーセミナー2023
https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/event/summer-seminar2023.html
 
8月28日(月) 
10:00-12:30        
中山一郎北海道大学大学院法学研究科教授  
公衆衛生と特許権
14:00-16:30        
𠮷田広志北海道大学大学院法学研究科教授  
特許法におけるパブリック・ドメインの保護
 
 

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「第9回特許・実用新案審査基準の勉強会」のセミナー録画公開

28/8/2023

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8月23日開催されたセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」(元特許庁審査官の松本公一弁理士)のセミナー録画が公開されました。今回は、サブコンビネーション発明、PBP、数値限定発明について、どのように取り扱うのかを解説しています。
特に、数値限定発明についての説明がわかりやすく、参考になります。
 
 
Subject: 昨日(8月23日)開催したセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」のセミナー録画を公開しました
 
1.ぜひ、このメールをお知り合いにご紹介下さい。転送自由です。よろしくお願い致します。
2.迷惑メールフォルダーに知財実務情報Lab.からのメールが入らないようにする方法をこちら(https://chizai-jj-lab.com/2022/03/30/330/)に記しました。
3.メルマガ解除はこちら
知財実務情報Lab.

昨日開催したセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」の録画を公開しました。
 
こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。
昨日開催した「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」のセミナーですが、97名の方にご参加いただきました。
多くの方にご参加頂きました。ありがとうございました。
 
このセミナーの録画を専用サイトで公開しました。
当該サイトから資料もダウンロードできます。
 https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/
★ぜひ、友人、知人、同僚、部下等にご紹介下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
専用サイトについて
★ぜひ、このメールをお知り合いにご紹介下さい。転送自由です。よろしくお願い致します。
本メールの発信者:知財実務情報Lab. 管理人 高橋政治(弁理士・技術士(金属部門))
住所:東京都千代田区九段南3-7-14 VORT九段10F ソナーレ特許事務所内
TEL:03-3265-3816

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北大サマーセミナー2023

28/8/2023

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北海道大学サマーセミナー2023が8月26日から始まっています。
今年は、特許法の年で、26日は、元知財高裁所長の高部弁護士の「知的財産判例の形成と発展」、上智大学法学部駒田教授の「ビジネス環境の国際化の進展と特許権の属地性」という講義でした。
27日は、このサマーセミナーを立ち上げた東京大学田村善之教授(北海道大学名誉教授)の「特許適格性要件の機能と意義」、明治大学金子敏哉教授の「特許権侵害による損害額の算定―近時の議論の焦点を中心に」、韓国 金・張法律事務所韓相郁弁護士の「メタバース、AI時代における知財紛争解決方法の望ましいモデル~紛争解決機関及び手続き等を中心に」という講義でした。
最高裁を含め裁判所の判断に異を唱える議論をも聴くことで、裁判所や特許庁の動向を見てそれに合わせた実務をどう行うかが思考の中心となっていることの問題点を強く認識する機会となっています。
 
 
サマーセミナー2023
https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/news/seminer2023.html
8月26日(土) 
10:00-12:30 髙部眞規子弁護士(西村あさひ法律事務所) 」
知的財産判例の形成と発展
14:00-16:30 駒田泰土教授(上智大学法学部) 
ビジネス環境の国際化の進展と特許権の属地性
8月27日(日) 
10:00-12:30 田村善之教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 
特許適格性要件の機能と意義
14:00-16:30 金子敏哉教授(明治大学法学部) 
特許権侵害による損害額の算定 ―近時の議論の焦点を中心に
16:45-17:30 韓相郁弁護士(韓国 金・張法律事務所) 
メタバース、AI時代における知財紛争解決方法の望ましいモデル~紛争解決機関及び手続き等を中心に
 
 

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PatentSight Summit 2023 明治HD

27/8/2023

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2023年6月7日に開催された「PatentSight Summit 2023」での、明治ホールディングス株式会社の取り組みが紹介されています。
「明治ブルガリアヨーグルト」長寿化の裏にある知財戦略
事業戦略に欠かせない、他社も含めた知財分析
知財分析から新規事業プロジェクトを創出
下記の点が興味深い点でした。
『ブランドと特許で守ったロングセラー商品 第一の例はブルガリアヨーグルトである。』『第三の例は、新製品の「ひらけ、カカオ。」である。・・・・こうした開発を強力に後押ししたのが知財解析だ。社長などが出席して技術の方向性を決める会議で、知財部門は、世の中のカカオ関連特許  2000 件を分析、視覚化した図を提出した。そこからわかったことは、カカオ関連技術は、原料関連とチョコレートの加工に集中していて、それ以外の工程が空白であることだ。当時、当社が開発しようとしていた五つくらいの技術を図にプロットすると、この空白部分に入った。さらにそこに特許をプロットしてみると、当社は最終的な加工技術と原料の豆関連の分野を持っていることがわかった。一方、他のチョコレート関連企業は加工技術の方しか持っていない。そこで知財部門は、これなら当社は、カカオ素材すべてを使い尽くすべきプレーヤーになれると進言し、それが反映して数年前から開発が進んできた。これは、知財情報の解析によって必ずしも技術主導だけではなくプロジェクトを後押しできた例だと思う。』
 
 
明治HDが知財分析から見出した“自社の価値”と新規事業アイデア──「ROESG経営」を支える知財戦略 「PatentSight Summit 2023」レポート
2023/08/25
https://bizzine.jp/article/detail/9316
 
PatentSight Summit 2023 講演レポート – 知財情報からひも解く明治のROESG®経営
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-meiji/
 
知的財産戦略
https://www.meiji.com/innovation/intellectual_property/
 
コーポレートガバナンス報告書
最終更新日:2023年6月29日
https://www.meiji.com/pdf/investor/governance/governance2023.pdf
知的財産
・当社グループは、健康価値の提供と社会課題の解決につながる知的財産戦略を遂行しています。グループスローガン「健康にアイデアを」の実現に向けて、第三者が保有する知的財産権を尊重しながら、①戦略的な特許取得、②技術ノウハウの管理、③meijiらしい商標の活用、の3つの観点から知的財産戦略を展開しています。
・当社グループの知的財産は、「明治グループサステナビリティ2026 ビジョン」の実現にも寄与しており、特許分析ツールを用いて、当社グループが保有する特許を解析した結果、約半数が SDGsと関連していました。今後も研究開発活動とSDGs の関連をモニタリングしていきます。
・当社は、2024年3月期からグループ全体の知的財産戦略を統括する組織を新たに設置し、中計目標に整合した知的財産戦略の策定・実行を推進するとともに、知的財産戦略の策定および実行が当社グループの取締役会による適切な監督の下で行われるよう、ガバナンス体制を構築します。
・また、知的財産活動を推進していく上で不可欠な知的財産専門人財のリソース管理により、専門人財の育成およびグループ内における最適配置を実行します。
・当社の知財戦略部は、食品セグメントおよび医薬品セグメントの各知的財産部門と連携し、各セグメントの事業戦略や研究開発戦略と連動した知的財産戦略の策定および実行を担当します。
・当社グループは知的財産を中長期的な企業価値向上のための重要な経営資源ととらえており、積極的な投資により競争力の高い事業活動を推進します。
 
 
明治グループのコア事業への注力と将来の成長ドライバーとなる事業の育成
7/3/2023
https://yorozuipsc.com/blog/4232683

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知っておくべきAI・ChatGPTの用語41選

27/8/2023

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「知らないとヤバいAI・ChatGPT用語を全解説」という動画(約30分)が、知っておくべきAI・ChatGPTの用語41個について1分以内で解説しています。
AI,ChatGPT等に関係する基本用語がわかっていないがために、近寄りがたくなっている、説明を聞いてもちんぷんかんぷんという場合、基本用語の再確認に最適です。
 
知らないとヤバいAI・ChatGPT用語を全解説
ウェブ職TV 2023/08/25
https://www.youtube.com/watch?v=XHLVBaeNQwY
●目次
0:00 知っておくべきAI・ChatGPTの用語41選
0:46 人工知能(AI)
1:21 生成AI(Generative AI)
1:58 画像生成AI
2:28 ChatGPT
3:25 OpenAI
4:00 Microsoft
4:50 Bing AIチャット
5:18 Google Bard
6:07 機械学習
6:43 教師あり学習
7:22 教師なし学習
7:54 強化学習
8:39 ニューラルネットワーク(ANN)
9:01 ディープラーニング(深層学習)
9:21 自然言語処理
9:46 Transformer
10:20 大規模言語モデル(LLM)
11:08 GPTシリーズ
13:18 BERT
13:46 パラメータ
15:36 プロンプト
16:00 ネガティブプロンプト
16:20 プロンプトエンジニア
16:50 ハルシネーション
17:17 オープンソース
18:10 トークン
19:06 API
19:57 マルチモーダルAI
20:18 AIチャットボット
20:32 シンギュラリティ
21:08 DX(デジタルトランスフォーメーション)
21:59 ディープフェイク
22:44 ChatGPT Plus
23:27 ChatGPTプラグイン
24:14 Code Interpreter
24:42 AIエージェント
25:43 Perplexity
26:30 Google Colab
26:57 Stable Diffusion
27:41 Midjourney
28:27 Adobe Firefly
30:24 【アフタートーク】AI・ブログQ&A
50:16 エンディング
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PatentSight Summit 2023:日東電工

26/8/2023

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6月7日に行われた「PatentSight Summit 2023」での「日東電工の知財活動」という講演は、下記の内容でした。
高機能中間材料メーカーとして事業を拡大・成長
三新活動とニッチトップで成長牽引
新事業モデルを、知財を駆使して守る
収益の谷間を無くすために知財を活用
 
高機能中間材料メーカーとして事業を拡大・成長させている日東電工の知財活動では、開発トップ、ときにはCTOも参加する「知財くるま座」で、どのような知財網、知財活動をめざすかを議論しているのが特徴的です。
また、特定のテーマについて、社外の弁護士や弁理士に参加してもらい、発明者、知財実務担当者と議論する「知財戦略塾」という場も設けているのも参考になる取り組みです。
 
 
PatentSight Summit 2023 講演レポート – 日東電工の知財活動
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-nittodenko/
 
日東電工が「経営・事業・知財」を融合した全社一体のイノベーションで手にするグローバルニッチトップの座 2023/08/01
「PatentSight Summit 2023」レポート
https://bizzine.jp/article/detail/9313
 
日東電工、「挑む管理職」養成
アメとムチ、基本給は上げ降格も 事業開拓の旗振り役に
2023年7月28日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73123210X20C23A7TB2000/
 
日東電工「経営戦略は知財戦略」 脱・無形資産貧国への道
2023.7.21
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00567/071100006/
 
「知財経営ランキング」で4位、日東電工の「知財くるま座」
21/7/2023
https://yorozuipsc.com/blog/49018693
 

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ChatGPTコードインタープリターの凄さ

26/8/2023

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「ChatGPTコードインタープリターって結局何がすごいの?というビジネスマンのためのコードインタープリター再入門(約37分)」という動画、わかりやすい。
「これまでのChatGPTは、優秀な秘書。コードインタープリター後のChatGPTは、秘書兼エンジニア。」という説明です。
コードインタープリターを使いこなすには、Pythonの入門書を読み何ができるかできないかを知ること、具体例を通じ仕組み構造を学び応用すること、が重要だとわかりました。
 
 
ChatGPTコードインタープリターって結局何がすごいの?というビジネスマンのためのコードインタープリター再入門(約37分) 2023/08/25
https://www.youtube.com/watch?v=aaFw552oNqQ
00:00 イントロ
02:52 コードインタープリターって結局どういう機能?
06:25 コードインタープリターの具体的な仕組み
12:18 コードインタープリターがまだできないこと
13:39 コードインタープリターを実例で学ぶ
28:00 コードインタープリターを使いこなすには
34:23 告知
 
 
Code interpreterの仕組みを理解する | ChatGPT
https://www.bioerrorlog.work/entry/code-interpreter-chatgpt#Code-interpreter%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%99%E3%82%8B

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東南アジアの知財制度・知財実務

25/8/2023

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8月24日に行われた(第157回)知財実務オンライン:「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」(ゲスト:秋山国際特許商標事務所 弁理士 元ジェトロバンコク事務所 石川 勇介)のアーカイブ動画を視聴しました。
弁理士としての業務が4割、便利屋さんとしての仕事が6割という、2016年~2018年にジェトロバンコク事務所に駐在された経験が生かされたセミナーでした。参照先が多く書かれており、講義資料がダウンロードできるのもありがたい。
 
 
(第157回)知財実務オンライン:「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」(ゲスト:秋山国際特許商標事務所 弁理士 元ジェトロバンコク事務所 石川 勇介)
https://www.youtube.com/watch?v=WwlHIRkD-Xo
 
【第157回】
「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」
講義資料
https://drive.google.com/file/d/1i7YyyndOGpWlESzwu6NLEldrdbJHRreg/view
 
知財実務情報ラボ
東南アジアの用途発明の取扱い(タイ、インドネシア、ベトナムは基本NG!)
 2023.08.11 2023.07.25
https://chizai-jj-lab.com/2023/07/25/0725/
 
秋山国際特許商標事務所
https://www.tectra.jp/akiyama-patent/attorney/ishikawa/

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味の素の中期経営計画(中計)策定の廃止

25/8/2023

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味の素の中期経営計画(中計)策定の廃止がとりあげられています。
「精緻(せいち)に数値を積み上げすぎて、現場が疲弊している」(藤江太郎社長)ことが理由で、「計画策定に使う力を、違うところに使った方がいい」と、より長期の(2030年の時点での)「ありたい姿」を考え、そこから逆算して必要な取り組みを考え、成長戦略やロードマップを新たに策定しています。
​より長期的な経営方針が求められているという事でしょう。
 
「精緻な数値に疲弊」中計廃止 味の素、より長期の「ありたい姿」へ戦略
2023年8月24日
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15723812.html
 
味の素 中期経営計画を廃止 社長「精緻な数値積み上げ、現場疲弊」
8/23(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/851ed2d0bd45b885c4e4074a6738b36cede77c19
 
中計を廃止しデータ中心経営へ、その狙いは? 味の素・藤江社長が目指すDXの神髄
2023.08.08
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00677/072500141/
 
変貌するデザイン組織 #10 味の素 マーケティングデザインセンター
2023.8.1
https://diamond.jp/articles/-/326723
 
 
従来型の中期経営計画は廃止し、無形資産に投資する味の素の中期ASV経営
17/4/2023
https://yorozuipsc.com/blog/asv
 
 

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アップルが、銀行やホテルを始めるのはなぜか?

24/8/2023

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「アップルが、銀行やホテルを始めるのはなぜか?」「あるべき姿を探索してバックキャストで経営計画を考え、必要な知財を押さえる。この本は日本が再成長するためのヒントに溢れている」という帯の本『「見えない資産」が利益を生む: GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス』が出版されました。
目次
はじめに 世界で戦える事業を日本発で創るために
序章 世界的企業に共通する「知財ミックス」と「ビジョン経営」
  • なぜ日本は「30年」も失ってしまったのか
  • ミックスする「知財」を正しく知る
  • 知財ミックスを立案する
  • ミックスした知財で価値を提供する
  • 知財ミックスを実践するための行動
  • 知財ミックスを加速するスタートアップとの協業
おわりに このままでは、日本の「次の10年」も失ってしまう!
 
共感するところが多い本です。
 
「見えない資産」が利益を生む: GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス (一般書) 単行本 – 2023/8/23
鈴木 健二郎 (著)  ポプラ社
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%80%8D%E3%81%8C%E5%88%A9%E7%9B%8A%E3%82%92%E7%94%9F%E3%82%80-GAFAM%E3%82%82%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%B2%A1%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%9B%B8-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%81%A5%E4%BA%8C%E9%83%8E/dp/4591178099
 
知財ミックス ―― 変わりゆく社会・顧客に、価値を届け続けるための武器
「見えない資産」が利益を生む(1)
https://zuuonline.com/archives/261211
 
2023.08.23
アマゾンはなぜ世界に冠たる巨大企業へ成長できたのか?新たな価値を生む「知財ミックス」という戦略
https://gendai.media/articles/-/114293
 
2023.08.23
日本企業の製品は似たものばかり?競争力を低下させる要因「クロスライセンス」とは何か
https://gendai.media/articles/-/114294

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PatentSight Summit 2023の講演レポートが公開(日東電工、日立製作所、明治HD、レゾナック)

24/8/2023

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2023年6月7日に行われたPatentSight Summit 2023「特許アナリティクス情報がもたらす価値とその有用性」での講演、日東電工(日東電工の知財活動)、日立製作所(~特別から日常へ~ 知財分析の今後)、明治ホールディングス(知財情報からひも解く明治のROESG®経営)、レゾナック(レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み)の講演レポートが公開されました。
​特に興味深かったところは、下記です。
 
日東電工では、『従来は発明者と知財の実務者だけが検討して特許出願していたが、これを見直し、開発トップ、ときにはCTOも参加する「知財くるま座」と呼ぶ活動によって、どのような知財網、知財活動をめざすかを議論している。また特定のテーマについて、社外の弁護士や弁理士に参加してもらい、発明者、知財実務担当者と議論する「知財戦略塾」という場も設けた。』 
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-nittodenko/
 
日立製作所では、『知財部門は公邸料理人・・・・・知財活動の目的はPowering Business with IP Data Science、つまりデータ分析を通して事業に貢献することだ。料理だと、日々の食事と、特別な時のレストランなどにおける食事の提供があり、これらは作り手もやりかたも異なる。しかしこの両方を手がける特別な料理人がいる。それが大使館など公邸にいる「公邸料理人」である。大使やその家族に向けた日常の食事と、外交を支援するための、賓客を招いた会食のどちらも手がけ、メニュー作成、買い出し、調理、在庫管理まで担当する。 私は知財部門の理想の姿はこの公邸料理人に該当すると思う。』
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-hitachi/
 
明治では、『ブランドと特許で守ったロングセラー商品 第一の例はブルガリアヨーグルトである。』と『第三の例は、新製品の「ひらけ、カカオ。」である。・・・・こうした開発を強力に後押ししたのが知財解析だ。社長などが出席して技術の方向性を決める会議で、知財部門は、世の中のカカオ関連特許  2000 件を分析、視覚化した図を提出した。そこからわかったことは、カカオ関連技術は、原料関連とチョコレートの加工に集中していて、それ以外の工程が空白であることだ。当時、当社が開発しようとしていた五つくらいの技術を図にプロットすると、この空白部分に入った。さらにそこに特許をプロットしてみると、当社は最終的な加工技術と原料の豆関連の分野を持っていることがわかった。一方、他のチョコレート関連企業は加工技術の方しか持っていない。そこで知財部門は、これなら当社は、カカオ素材すべてを使い尽くすべきプレーヤーになれると進言し、それが反映して数年前から開発が進んできた。これは、知財情報の解析によって必ずしも技術主導だけではなくプロジェクトを後押しできた例だと思う。』
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-meiji/
 
レゾナックでは、新生レゾナック知財統合の話、及び、『今後に向けて3本目の柱をめざす』
https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-resonac/
 
 
PatentSight Summit 2023の講演レポートを公開しました。
https://www.lexisnexisip.jp/resources/customer-stories/?utm_campaign=IP-PatentSight-Asia-JP-Newsletter-PatentSight&utm_medium=email&_hsmi=271378134&_hsenc=p2ANqtz-8zqsv-ZQb4DF8WBEH_TQm19GHp_An5f9J91RDXUwJsX2m35GRJOOQFYFsUYXYgfNOZYxg4rysl4ppbwSId-R3PSprK9f6TO3QdUcFiGm2vYvIZE5E&utm_content=271378134&utm_source=hs_email

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ChatGPT搭載の新製品『AI Samuri ONE』リリース

23/8/2023

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『AI Samuraiの技術とChatGPTの機能を組み合わせることで、より高品質な特許⽂書作成を可能にしました。』というChatGPT搭載の新製品『AI Samuri ONE』が株式会社AI Samuraiから2023年10月1日発売されるとのことです。
『特許文書作成支援は、「GPT-3.5」という生成AIを活用し、より特許文書らしく表現を可能とし、特許出願の手間と時間を効果的に削減できます。専門的な知識がなくても、簡単かつ効率的に特許文書を完成させることができる革新的な製品です。』とのことですが、ChatGPT搭載前と比べてどの程度レベルがあがっているのか興味があります。
 
 
株式会社AI Samuraiは、ChatGPT搭載の新製品『AI Samurai ONE』の先行予約を開始いたします!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000253.000021559.html?fbclid=IwAR2BpUr7NHzeS_u4YmzVsellDR5hmqtKcdevURg8V6xNeGMDQoNLpJQAXig
 
AI Samurai ONE「先行予約サイト」
先行予約販売 20%の特別割引キャンペーン中!!
特許調査、文書作成のデジタルシフトを加速させる「AI Samurai ONE」
https://aisamurai.co.jp/aisamuraione/

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