8月30日に行われたセミナー「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」の録画が公開されました。意匠法の大改正により、より重要度がました意匠権の活用の基本的な考え方がわかりやすく解説されています。
登録するだけで、無料で視聴でき、資料もダウンロードできます。公開期間は約1週間となっています。 無料セミナーの録画視聴方法についてのFAQ https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/ 本日のセミナー「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」の録画を公開しました。 2023/08/30 水曜日 20:24 こんばんは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 本日(8月30日)、開催したセミナー: 「特許専門の貴方に送る意匠の実務的戦略」 ですが、120名もの方にご参加頂きました。 多くの方にご参加頂きました。ありがとうございました。 このセミナー録画を専用サイトの「期間限定」のページで公開しました。 資料もダウンロードできます。 公開期間は約1週間となっていますので、お早めにご視聴ください。 ★ぜひ、友人、知人、同僚、部下等にもご紹介ください。 ★★録画視聴方法についてのFAQをこちらのページにまとめましたので、必要に応じてご利用ください。 https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/ どうぞよろしくお願い致します。
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6月に行われた「PatentSight Summit 2023」での「レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み」がレポートとして公開されています。PatentSight Summit 2023 の公式の講演レポート、Biz/Zineセミナーレポートという形で2通りのレポートを読むことができます。
レゾナックのインテリジェンス活動の取り組みの「IPランドスケープ、AI活用に続く3本目の新たな柱」が注目です。 レゾナック誕生の裏にあったIPランドスケープ──「スペシャリティケミカル」実現を支える知財活動とは? 「PatentSight Summit 2023」レポート 2023/08/30 https://bizzine.jp/article/detail/9314 昭和電工と旧 日立化成の統合の裏にあったIPランドスケープ IPランドスケープをたたき台に行った全社的な統合議論 新生レゾナックを支える4つのインテリジェンス活動 インテリジェンス活動で3本目の新たな柱をつくりたい PatentSight Summit 2023 講演レポート – レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-resonac/ 昭和電工、第2の創業へ──新会社「レゾナック」が挑むポートフォリオ再編と“共創型化学会社”への変革 株式会社レゾナック・ホールディングス 2023/01/19 https://bizzine.jp/article/detail/8683?cx_testId=160&cx_testVariant=cx_5&cx_artPos=1#cxrecs_s 知的財産戦略 https://www.resonac.com/jp/rd/ip 「Here We Go」をコンセプトにパーパス起点での価値創造ストーリーを紹介 ~レゾナックグループとして初の統合報告書「RESONAC REPORT 2023」を発行~ 2023年08月02日 https://www.resonac.com/jp/news/2023/08/02/2586.html RESONAC REPORT 2023 https://www.resonac.com/sites/default/files/2023-07/pdf-sustainability-report-integratedreport-RESONAC23J_spread.pdf P.65 R&D・知的財産戦略 P.68 積極的な知財活用による事業への貢献 昭和電工はなぜ日立化成を買ったのか 10/8/2022 https://yorozuipsc.com/blog/2785172 2023年度 北海道大学サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題――特許法をめぐって――」の4日目(8月29日)は、野中啓孝弁理士法人レクシード・テック弁護士・弁理士の「数値限定発明に特有の留意点~数値限定発明の潰し方、対策方法の解説~」、田村善之東京大学大学院法学政治学研究科教授(北海道大学名誉教授)の「明細書記載要件:サポート要件と実施可能要件との関係~食品官能試験・バイオテクノロジーを素材として~」でした。
野中弁護士は、理系修士(京都大学大学院工学研究科)⇒企業研究者(住友ベークライト)⇒弁理士⇒企業知財部⇒弁護士⇒海外留学⇒独立という異色の経歴です。 準備に夏休みがすべて吹っ飛んでしまったということでした。スライド206枚の大作で、下記の内容でした。 『1.はじめに 2.新規性・進歩性 3.サポート要件 4.実施可能要件 5.明確性要件 6.権利行使 7.先使用権 数値限定発明特許の問題点は、① パブリックドメインを含んだ形で独占排他権である特許権が成立しやすい(創作性の低いものが多い)② 特許権が成立すると、パブリックドメインの利用について、萎縮効果が生じてしまうこと③ 数値限定発明特許の濫立により、産業の発達を阻害しかねない状況になっていること。 本セミナーの目的は、 数値限定発明特許の潰し方の解説 ⇒新規性・進歩性、記載要件について潰し方の着眼点をご説明します。 数値限定発明特許に必要以上に委縮しないための準備の仕方の解説 ⇒権利行使、先使用権について対策の考え方をご説明します。 ⇒新規性・進歩性、記載要件については、時間的に余裕のあるうちに準備を して鑑定意見書を作成しておくなどの準備をすることが望ましいと考えます。 ⇒効率的に他社に対抗するためには、自社でも数値限定特許出願せざるを得ないと考えています。 ※現状の審査・審判・裁判実務を前提として、実務上できることをご説明します。』 共感できる内容でした。 田村教授の講義は、 Ⅰ、サポート要件の実像 Ⅱ、実施可能要件とサポート要件の関係 Ⅲ、偽技術的意味型問題 という内容でした。 特定の方が聴講されていないことを確認されたうえで、裁判所の判決に対する真っ向からの批判もされ、痛快でした。 田村善之「サポート要件と実施可能要件と機能的クレイムの関係に関する一考察 (1)~―クレイムの全範囲にわたって実施可能とする必要があるのか?―」知的財産法政策学研究67号~ (2023年) 田村善之「存続期間満了後の特許無効不成立審決取消訴訟の訴えの利益・進歩性要件の基礎となる引例適格性・サポート要件における課題の再設定について-ピリミジン誘導体事件知財高裁大合議判決の検討-」知的財産法政策学研究56号 (2020年) 劉一帆「特許法における記載要件の日米比較研究(1)(2)(3)~―バイオテクノロジーを中心に―」知的財産法政策学研究66・67・68号~(2022~2023年) 劉一帆「実施可能要件とサポート要件の表裏一体説批判――偽技術的意味型問題とその対応策としての発明課題の読替え」『知的財産法政策学の旅』(田村善之還暦・2023年・弘文堂) 劉一帆「特許法における記載要件について―飲食物に関する発明の官能試験を素材として―」知的財産法政策学研究54号(2019年) 劉一帆「機能および特性により特定したバイオ関連発明の記載要件の充足を認めた事例 ―PCSK9 に対する抗原結合タンパク質事件―」知的財産法政策学研究57号(2020年) 劉一帆「サポート要件の判断において出願時の技術水準を参酌した発明課題の再設定を否定した事例―ライスミルク事件―」知的財産法政策学研究58号(2021年) https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/event/summer-seminar2023.html 8月29日(火) 10:00-12:30 野中啓孝弁理士法人レクシード・テック弁護士・弁理士 数値限定発明に特有の留意点~数値限定発明の潰し方、対策方法の解説~ 14:00-16:30 田村善之東京大学大学院法学政治学研究科教授(北海道大学名誉教授) 明細書記載要件:サポート要件と実施可能要件との関係 ~食品官能試験・バイオテクノロジーを素材として~ 2023年度 北海道大学サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題――特許法をめぐって――」の3日目(8月28日)は、中山一郎北海道大学大学院法学研究科教授の「公衆衛生と特許権」、𠮷田広志北海道大学大学院法学研究科教授の「特許法におけるパブリック・ドメインの保護」でした。
中山教授の講義は、下記の内容でした。 1.はじめに 2.特許権と公衆衛生の基本的構図 3.伝統的対応策としての強制実施権 4.COVID-19パンデミック下での当初の議論 5.TRIPSウェイバー提案による議論の構図の変化 6.WHOでの議論 7.望ましい対応策とは 8.補論 下記に、詳細が記述されているとのことです。 •中山一郎「我が国における公衆衛生上の緊急事態と特許制度による対応可能性」知的財産研究教育財団編『医療と特許』152頁(創英社/三省堂書店、2017) •中山一郎「COVID-19パンデミックにおける公衆衛生と特許」知財管理71巻4号566頁(2021) •中山一郎「 COVID-19パンデミックと特許 強制か、それとも自発か」国際問題699号 28頁(2021) •中山一郎「COVID-19パンデミック下での特許保護と医薬品アクセスをめぐる議論の諸相」高林龍ほか編『年報知的財産法2021-2022』14頁(日本評論社、2022) •中山一郎「COVID-19パンデミックにおける公衆衛生と特許―TRIPS協定ウェイバー提案を踏まえて」田村善之編著『知財とパブリック・ドメイン第1巻』401頁(勁草書房、2023) •中山一郎「ワクチンへのアクセスと知的財産をめぐる国際的議論の行方」日本知財学会誌20巻1号掲載予定 𠮷田広志教授の「特許法におけるパブリック・ドメインの保護」は、一日目に講演された高部元判事の判決など、裁判所の判決をかなり批判する内容が多いものでした。現状を憂う論調で、共感する部分が多い内容でした。 『PD(パブリックドメイン)保護は緊急性が⾼い。→ PD侵⾷発明は、他社に対するパテントトロール⾏為である。知財部、研究開発を無駄な労⼒から解放し、本来の業務に専念させることでわが国の競争⼒を復活させる。問題把握はすでに済んでいる。もはや⾏動の時。』 サマーセミナー2023 https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/event/summer-seminar2023.html 8月28日(月) 10:00-12:30 中山一郎北海道大学大学院法学研究科教授 公衆衛生と特許権 14:00-16:30 𠮷田広志北海道大学大学院法学研究科教授 特許法におけるパブリック・ドメインの保護 8月23日開催されたセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」(元特許庁審査官の松本公一弁理士)のセミナー録画が公開されました。今回は、サブコンビネーション発明、PBP、数値限定発明について、どのように取り扱うのかを解説しています。
特に、数値限定発明についての説明がわかりやすく、参考になります。 Subject: 昨日(8月23日)開催したセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」のセミナー録画を公開しました 1.ぜひ、このメールをお知り合いにご紹介下さい。転送自由です。よろしくお願い致します。 2.迷惑メールフォルダーに知財実務情報Lab.からのメールが入らないようにする方法をこちら(https://chizai-jj-lab.com/2022/03/30/330/)に記しました。 3.メルマガ解除はこちら 知財実務情報Lab. 昨日開催したセミナー「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」の録画を公開しました。 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 昨日開催した「第9回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会」のセミナーですが、97名の方にご参加いただきました。 多くの方にご参加頂きました。ありがとうございました。 このセミナーの録画を専用サイトで公開しました。 当該サイトから資料もダウンロードできます。 https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/ ★ぜひ、友人、知人、同僚、部下等にご紹介下さい。 どうぞよろしくお願い致します。 専用サイトについて ★ぜひ、このメールをお知り合いにご紹介下さい。転送自由です。よろしくお願い致します。 本メールの発信者:知財実務情報Lab. 管理人 高橋政治(弁理士・技術士(金属部門)) 住所:東京都千代田区九段南3-7-14 VORT九段10F ソナーレ特許事務所内 TEL:03-3265-3816 北海道大学サマーセミナー2023が8月26日から始まっています。
今年は、特許法の年で、26日は、元知財高裁所長の高部弁護士の「知的財産判例の形成と発展」、上智大学法学部駒田教授の「ビジネス環境の国際化の進展と特許権の属地性」という講義でした。 27日は、このサマーセミナーを立ち上げた東京大学田村善之教授(北海道大学名誉教授)の「特許適格性要件の機能と意義」、明治大学金子敏哉教授の「特許権侵害による損害額の算定―近時の議論の焦点を中心に」、韓国 金・張法律事務所韓相郁弁護士の「メタバース、AI時代における知財紛争解決方法の望ましいモデル~紛争解決機関及び手続き等を中心に」という講義でした。 最高裁を含め裁判所の判断に異を唱える議論をも聴くことで、裁判所や特許庁の動向を見てそれに合わせた実務をどう行うかが思考の中心となっていることの問題点を強く認識する機会となっています。 サマーセミナー2023 https://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/news/seminer2023.html 8月26日(土) 10:00-12:30 髙部眞規子弁護士(西村あさひ法律事務所) 」 知的財産判例の形成と発展 14:00-16:30 駒田泰土教授(上智大学法学部) ビジネス環境の国際化の進展と特許権の属地性 8月27日(日) 10:00-12:30 田村善之教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 特許適格性要件の機能と意義 14:00-16:30 金子敏哉教授(明治大学法学部) 特許権侵害による損害額の算定 ―近時の議論の焦点を中心に 16:45-17:30 韓相郁弁護士(韓国 金・張法律事務所) メタバース、AI時代における知財紛争解決方法の望ましいモデル~紛争解決機関及び手続き等を中心に 2023年6月7日に開催された「PatentSight Summit 2023」での、明治ホールディングス株式会社の取り組みが紹介されています。
「明治ブルガリアヨーグルト」長寿化の裏にある知財戦略 事業戦略に欠かせない、他社も含めた知財分析 知財分析から新規事業プロジェクトを創出 下記の点が興味深い点でした。 『ブランドと特許で守ったロングセラー商品 第一の例はブルガリアヨーグルトである。』『第三の例は、新製品の「ひらけ、カカオ。」である。・・・・こうした開発を強力に後押ししたのが知財解析だ。社長などが出席して技術の方向性を決める会議で、知財部門は、世の中のカカオ関連特許 2000 件を分析、視覚化した図を提出した。そこからわかったことは、カカオ関連技術は、原料関連とチョコレートの加工に集中していて、それ以外の工程が空白であることだ。当時、当社が開発しようとしていた五つくらいの技術を図にプロットすると、この空白部分に入った。さらにそこに特許をプロットしてみると、当社は最終的な加工技術と原料の豆関連の分野を持っていることがわかった。一方、他のチョコレート関連企業は加工技術の方しか持っていない。そこで知財部門は、これなら当社は、カカオ素材すべてを使い尽くすべきプレーヤーになれると進言し、それが反映して数年前から開発が進んできた。これは、知財情報の解析によって必ずしも技術主導だけではなくプロジェクトを後押しできた例だと思う。』 明治HDが知財分析から見出した“自社の価値”と新規事業アイデア──「ROESG経営」を支える知財戦略 「PatentSight Summit 2023」レポート 2023/08/25 https://bizzine.jp/article/detail/9316 PatentSight Summit 2023 講演レポート – 知財情報からひも解く明治のROESG®経営 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-meiji/ 知的財産戦略 https://www.meiji.com/innovation/intellectual_property/ コーポレートガバナンス報告書 最終更新日:2023年6月29日 https://www.meiji.com/pdf/investor/governance/governance2023.pdf 知的財産 ・当社グループは、健康価値の提供と社会課題の解決につながる知的財産戦略を遂行しています。グループスローガン「健康にアイデアを」の実現に向けて、第三者が保有する知的財産権を尊重しながら、①戦略的な特許取得、②技術ノウハウの管理、③meijiらしい商標の活用、の3つの観点から知的財産戦略を展開しています。 ・当社グループの知的財産は、「明治グループサステナビリティ2026 ビジョン」の実現にも寄与しており、特許分析ツールを用いて、当社グループが保有する特許を解析した結果、約半数が SDGsと関連していました。今後も研究開発活動とSDGs の関連をモニタリングしていきます。 ・当社は、2024年3月期からグループ全体の知的財産戦略を統括する組織を新たに設置し、中計目標に整合した知的財産戦略の策定・実行を推進するとともに、知的財産戦略の策定および実行が当社グループの取締役会による適切な監督の下で行われるよう、ガバナンス体制を構築します。 ・また、知的財産活動を推進していく上で不可欠な知的財産専門人財のリソース管理により、専門人財の育成およびグループ内における最適配置を実行します。 ・当社の知財戦略部は、食品セグメントおよび医薬品セグメントの各知的財産部門と連携し、各セグメントの事業戦略や研究開発戦略と連動した知的財産戦略の策定および実行を担当します。 ・当社グループは知的財産を中長期的な企業価値向上のための重要な経営資源ととらえており、積極的な投資により競争力の高い事業活動を推進します。 明治グループのコア事業への注力と将来の成長ドライバーとなる事業の育成 7/3/2023 https://yorozuipsc.com/blog/4232683 「知らないとヤバいAI・ChatGPT用語を全解説」という動画(約30分)が、知っておくべきAI・ChatGPTの用語41個について1分以内で解説しています。
AI,ChatGPT等に関係する基本用語がわかっていないがために、近寄りがたくなっている、説明を聞いてもちんぷんかんぷんという場合、基本用語の再確認に最適です。 知らないとヤバいAI・ChatGPT用語を全解説 ウェブ職TV 2023/08/25 https://www.youtube.com/watch?v=XHLVBaeNQwY ●目次 0:00 知っておくべきAI・ChatGPTの用語41選 0:46 人工知能(AI) 1:21 生成AI(Generative AI) 1:58 画像生成AI 2:28 ChatGPT 3:25 OpenAI 4:00 Microsoft 4:50 Bing AIチャット 5:18 Google Bard 6:07 機械学習 6:43 教師あり学習 7:22 教師なし学習 7:54 強化学習 8:39 ニューラルネットワーク(ANN) 9:01 ディープラーニング(深層学習) 9:21 自然言語処理 9:46 Transformer 10:20 大規模言語モデル(LLM) 11:08 GPTシリーズ 13:18 BERT 13:46 パラメータ 15:36 プロンプト 16:00 ネガティブプロンプト 16:20 プロンプトエンジニア 16:50 ハルシネーション 17:17 オープンソース 18:10 トークン 19:06 API 19:57 マルチモーダルAI 20:18 AIチャットボット 20:32 シンギュラリティ 21:08 DX(デジタルトランスフォーメーション) 21:59 ディープフェイク 22:44 ChatGPT Plus 23:27 ChatGPTプラグイン 24:14 Code Interpreter 24:42 AIエージェント 25:43 Perplexity 26:30 Google Colab 26:57 Stable Diffusion 27:41 Midjourney 28:27 Adobe Firefly 30:24 【アフタートーク】AI・ブログQ&A 50:16 エンディング 6月7日に行われた「PatentSight Summit 2023」での「日東電工の知財活動」という講演は、下記の内容でした。
高機能中間材料メーカーとして事業を拡大・成長 三新活動とニッチトップで成長牽引 新事業モデルを、知財を駆使して守る 収益の谷間を無くすために知財を活用 高機能中間材料メーカーとして事業を拡大・成長させている日東電工の知財活動では、開発トップ、ときにはCTOも参加する「知財くるま座」で、どのような知財網、知財活動をめざすかを議論しているのが特徴的です。 また、特定のテーマについて、社外の弁護士や弁理士に参加してもらい、発明者、知財実務担当者と議論する「知財戦略塾」という場も設けているのも参考になる取り組みです。 PatentSight Summit 2023 講演レポート – 日東電工の知財活動 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-nittodenko/ 日東電工が「経営・事業・知財」を融合した全社一体のイノベーションで手にするグローバルニッチトップの座 2023/08/01 「PatentSight Summit 2023」レポート https://bizzine.jp/article/detail/9313 日東電工、「挑む管理職」養成 アメとムチ、基本給は上げ降格も 事業開拓の旗振り役に 2023年7月28日 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73123210X20C23A7TB2000/ 日東電工「経営戦略は知財戦略」 脱・無形資産貧国への道 2023.7.21 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00567/071100006/ 「知財経営ランキング」で4位、日東電工の「知財くるま座」 21/7/2023 https://yorozuipsc.com/blog/49018693 「ChatGPTコードインタープリターって結局何がすごいの?というビジネスマンのためのコードインタープリター再入門(約37分)」という動画、わかりやすい。
「これまでのChatGPTは、優秀な秘書。コードインタープリター後のChatGPTは、秘書兼エンジニア。」という説明です。 コードインタープリターを使いこなすには、Pythonの入門書を読み何ができるかできないかを知ること、具体例を通じ仕組み構造を学び応用すること、が重要だとわかりました。 ChatGPTコードインタープリターって結局何がすごいの?というビジネスマンのためのコードインタープリター再入門(約37分) 2023/08/25 https://www.youtube.com/watch?v=aaFw552oNqQ 00:00 イントロ 02:52 コードインタープリターって結局どういう機能? 06:25 コードインタープリターの具体的な仕組み 12:18 コードインタープリターがまだできないこと 13:39 コードインタープリターを実例で学ぶ 28:00 コードインタープリターを使いこなすには 34:23 告知 Code interpreterの仕組みを理解する | ChatGPT https://www.bioerrorlog.work/entry/code-interpreter-chatgpt#Code-interpreter%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%99%E3%82%8B 8月24日に行われた(第157回)知財実務オンライン:「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」(ゲスト:秋山国際特許商標事務所 弁理士 元ジェトロバンコク事務所 石川 勇介)のアーカイブ動画を視聴しました。
弁理士としての業務が4割、便利屋さんとしての仕事が6割という、2016年~2018年にジェトロバンコク事務所に駐在された経験が生かされたセミナーでした。参照先が多く書かれており、講義資料がダウンロードできるのもありがたい。 (第157回)知財実務オンライン:「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」(ゲスト:秋山国際特許商標事務所 弁理士 元ジェトロバンコク事務所 石川 勇介) https://www.youtube.com/watch?v=WwlHIRkD-Xo 【第157回】 「東南アジアの知財制度・知財実務~アセアン駐在の経験を踏まえて~」 講義資料 https://drive.google.com/file/d/1i7YyyndOGpWlESzwu6NLEldrdbJHRreg/view 知財実務情報ラボ 東南アジアの用途発明の取扱い(タイ、インドネシア、ベトナムは基本NG!) 2023.08.11 2023.07.25 https://chizai-jj-lab.com/2023/07/25/0725/ 秋山国際特許商標事務所 https://www.tectra.jp/akiyama-patent/attorney/ishikawa/ 味の素の中期経営計画(中計)策定の廃止がとりあげられています。
「精緻(せいち)に数値を積み上げすぎて、現場が疲弊している」(藤江太郎社長)ことが理由で、「計画策定に使う力を、違うところに使った方がいい」と、より長期の(2030年の時点での)「ありたい姿」を考え、そこから逆算して必要な取り組みを考え、成長戦略やロードマップを新たに策定しています。 より長期的な経営方針が求められているという事でしょう。 「精緻な数値に疲弊」中計廃止 味の素、より長期の「ありたい姿」へ戦略 2023年8月24日 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15723812.html 味の素 中期経営計画を廃止 社長「精緻な数値積み上げ、現場疲弊」 8/23(水) https://news.yahoo.co.jp/articles/851ed2d0bd45b885c4e4074a6738b36cede77c19 中計を廃止しデータ中心経営へ、その狙いは? 味の素・藤江社長が目指すDXの神髄 2023.08.08 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00677/072500141/ 変貌するデザイン組織 #10 味の素 マーケティングデザインセンター 2023.8.1 https://diamond.jp/articles/-/326723 従来型の中期経営計画は廃止し、無形資産に投資する味の素の中期ASV経営 17/4/2023 https://yorozuipsc.com/blog/asv 「アップルが、銀行やホテルを始めるのはなぜか?」「あるべき姿を探索してバックキャストで経営計画を考え、必要な知財を押さえる。この本は日本が再成長するためのヒントに溢れている」という帯の本『「見えない資産」が利益を生む: GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス』が出版されました。
目次 はじめに 世界で戦える事業を日本発で創るために 序章 世界的企業に共通する「知財ミックス」と「ビジョン経営」
共感するところが多い本です。 「見えない資産」が利益を生む: GAFAMも実践する世界基準の知財ミックス (一般書) 単行本 – 2023/8/23 鈴木 健二郎 (著) ポプラ社 https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%80%8D%E3%81%8C%E5%88%A9%E7%9B%8A%E3%82%92%E7%94%9F%E3%82%80-GAFAM%E3%82%82%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%81%AE%E7%9F%A5%E8%B2%A1%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%9B%B8-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E5%81%A5%E4%BA%8C%E9%83%8E/dp/4591178099 知財ミックス ―― 変わりゆく社会・顧客に、価値を届け続けるための武器 「見えない資産」が利益を生む(1) https://zuuonline.com/archives/261211 2023.08.23 アマゾンはなぜ世界に冠たる巨大企業へ成長できたのか?新たな価値を生む「知財ミックス」という戦略 https://gendai.media/articles/-/114293 2023.08.23 日本企業の製品は似たものばかり?競争力を低下させる要因「クロスライセンス」とは何か https://gendai.media/articles/-/114294 2023年6月7日に行われたPatentSight Summit 2023「特許アナリティクス情報がもたらす価値とその有用性」での講演、日東電工(日東電工の知財活動)、日立製作所(~特別から日常へ~ 知財分析の今後)、明治ホールディングス(知財情報からひも解く明治のROESG®経営)、レゾナック(レゾナックのインテリジェンス活動の取り組み)の講演レポートが公開されました。
特に興味深かったところは、下記です。 日東電工では、『従来は発明者と知財の実務者だけが検討して特許出願していたが、これを見直し、開発トップ、ときにはCTOも参加する「知財くるま座」と呼ぶ活動によって、どのような知財網、知財活動をめざすかを議論している。また特定のテーマについて、社外の弁護士や弁理士に参加してもらい、発明者、知財実務担当者と議論する「知財戦略塾」という場も設けた。』 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-nittodenko/ 日立製作所では、『知財部門は公邸料理人・・・・・知財活動の目的はPowering Business with IP Data Science、つまりデータ分析を通して事業に貢献することだ。料理だと、日々の食事と、特別な時のレストランなどにおける食事の提供があり、これらは作り手もやりかたも異なる。しかしこの両方を手がける特別な料理人がいる。それが大使館など公邸にいる「公邸料理人」である。大使やその家族に向けた日常の食事と、外交を支援するための、賓客を招いた会食のどちらも手がけ、メニュー作成、買い出し、調理、在庫管理まで担当する。 私は知財部門の理想の姿はこの公邸料理人に該当すると思う。』 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-hitachi/ 明治では、『ブランドと特許で守ったロングセラー商品 第一の例はブルガリアヨーグルトである。』と『第三の例は、新製品の「ひらけ、カカオ。」である。・・・・こうした開発を強力に後押ししたのが知財解析だ。社長などが出席して技術の方向性を決める会議で、知財部門は、世の中のカカオ関連特許 2000 件を分析、視覚化した図を提出した。そこからわかったことは、カカオ関連技術は、原料関連とチョコレートの加工に集中していて、それ以外の工程が空白であることだ。当時、当社が開発しようとしていた五つくらいの技術を図にプロットすると、この空白部分に入った。さらにそこに特許をプロットしてみると、当社は最終的な加工技術と原料の豆関連の分野を持っていることがわかった。一方、他のチョコレート関連企業は加工技術の方しか持っていない。そこで知財部門は、これなら当社は、カカオ素材すべてを使い尽くすべきプレーヤーになれると進言し、それが反映して数年前から開発が進んできた。これは、知財情報の解析によって必ずしも技術主導だけではなくプロジェクトを後押しできた例だと思う。』 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-meiji/ レゾナックでは、新生レゾナック知財統合の話、及び、『今後に向けて3本目の柱をめざす』 https://www.lexisnexisip.jp/resources/patentsightsummit2023-resonac/ PatentSight Summit 2023の講演レポートを公開しました。 https://www.lexisnexisip.jp/resources/customer-stories/?utm_campaign=IP-PatentSight-Asia-JP-Newsletter-PatentSight&utm_medium=email&_hsmi=271378134&_hsenc=p2ANqtz-8zqsv-ZQb4DF8WBEH_TQm19GHp_An5f9J91RDXUwJsX2m35GRJOOQFYFsUYXYgfNOZYxg4rysl4ppbwSId-R3PSprK9f6TO3QdUcFiGm2vYvIZE5E&utm_content=271378134&utm_source=hs_email 『AI Samuraiの技術とChatGPTの機能を組み合わせることで、より高品質な特許⽂書作成を可能にしました。』というChatGPT搭載の新製品『AI Samuri ONE』が株式会社AI Samuraiから2023年10月1日発売されるとのことです。
『特許文書作成支援は、「GPT-3.5」という生成AIを活用し、より特許文書らしく表現を可能とし、特許出願の手間と時間を効果的に削減できます。専門的な知識がなくても、簡単かつ効率的に特許文書を完成させることができる革新的な製品です。』とのことですが、ChatGPT搭載前と比べてどの程度レベルがあがっているのか興味があります。 株式会社AI Samuraiは、ChatGPT搭載の新製品『AI Samurai ONE』の先行予約を開始いたします! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000253.000021559.html?fbclid=IwAR2BpUr7NHzeS_u4YmzVsellDR5hmqtKcdevURg8V6xNeGMDQoNLpJQAXig AI Samurai ONE「先行予約サイト」 先行予約販売 20%の特別割引キャンペーン中!! 特許調査、文書作成のデジタルシフトを加速させる「AI Samurai ONE」 https://aisamurai.co.jp/aisamuraione/ 「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」の機能改善として、リーガルステータス機能が使えるようになるそうです。
特許出願や特許権のリーガルステータスを、J-PlatPat で表示、検索、及び CSV 出力する 機能で、リリース予定日が2023年9月10日12:00~。 ちょっと便利になります。 J-PlatPat機能改善のお知らせ 令和5年8月21日 https://www.inpit.go.jp/j_platpat_info/230821_release.html 日経新聞の8月21日の記事「日立はなぜ復活したか」では、日立製作所の復活は、『規模の拡大を捨て、以前はタブー視された事業売買を積極化し、ポートフォリオ(事業構成)の質の向上を追求する戦略が奏功したのだ。』と、買収をテコに会社を変える発想を重視しています。
そして、『買収をテコに会社を変える発想は日立に限らない。』と半導体のルネサスエレクトロニクス、ニデック(旧日本電産)を取り上げています。 そして、それら3社に共通するものとして、『日本の電機産業は早くも90年代に国際競争に敗れ、再起に向けた試行錯誤を繰り返す中で、事業の売買という新たな成長の道筋を「発見」したのだ。』としています。 『M&A基軸の経営改革が業種を超えて広がれば、失敗はつきものとしても、日本企業の実力値は上がるだろう。』 他の道もあるように思います。 日立はなぜ復活したか 上級論説委員 西條都夫 核心2023年8月21日 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73698190Y3A810C2TCS000/ 『「ダメな日本企業」の代表格だった日立はなぜ復活できたのか。画期的なヒット商品が生まれ、トップラインが急伸したのではない。同社の今期の売上高予想は8兆8000億円で、30年前に比べて1兆円強の増収にとどまる。むしろ規模の拡大を捨て、以前はタブー視された事業売買を積極化し、ポートフォリオ(事業構成)の質の向上を追求する戦略が奏功したのだ。』 『買収をテコに会社を変える発想は日立に限らない。』 『日本の電機産業は早くも90年代に国際競争に敗れ、再起に向けた試行錯誤を繰り返す中で、事業の売買という新たな成長の道筋を「発見」したのだ。』 日立製作所が実現した構造改革、大幅な事業入れ替えの本当の狙いとは 8/21(月) https://news.yahoo.co.jp/articles/63598f77a55c9e1098bfb5554f08f6b9898b2675 「日立」復活は日本経済の“再起”に繋がる偉業。海外からも日本企業の再生モデルとして評価。近づく名目GDP600兆円=勝又壽良 2023年8月10日 https://www.mag2.com/p/money/1346322 日立製作所復活の立役者、川村隆氏が語る企業再生の奥義(前編) 7873億円の赤字から3年で業績を回復させた、企業改革の軌跡に学ぶ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72598 日立製作所復活の立役者、川村隆氏が語る企業再生の奥義(後編) 経済力と発言力のある国家になるための人材育成と企業統治の考え方 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72600 【日立製作所】過去最大「7,873億」赤字からV字回復のワケ。日本の製造業の勝ち筋とは? https://www.youtube.com/watch?v=lwAS1NL_Nzk ChatGPTを活用した特許文書読解支援アシスタント「サマリア」が8月21日にアップデートしました。 『これまで、特許公報の読解は時間と手間をかけて人間が、「用途」「課題」「解決手段」などの項目を抽出、整理して、抄録作成などを行ってきました。これらの作業をAIアシスタントが短時間で効率的に実行します。特に、発明の読解に時間と手間がかかっていた方にとってはおすすめの機能となっています。「用途」「課題」「解決手段」などの様々な観点から発明の内容を短時間で把握することができます。』というところが気になり、さっそく使ってみました。 EP英文特許5件を「クイックアシスト」機能で読み込むことができ、「構造化クイックアシスト」機能で表形式の回答が得られました。<技術分野><用途><課題><解決手段><効果>が明細書からピックアップ・要約されており、発明の概要を理解するのにとても便利そうです。他の機能も試したいと思っています。 サマリア 20230821 アップデート https://www.youtube.com/watch?v=LDXy-4mzoO4 “エンジニア弁理士”が自ら開発。スタートアップを助ける特許情報検索・分析、ChatGPT活用にも挑戦 【「第4回IP BASE AWARD」エコシステム部門奨励賞】 パテント・インテグレーション株式会社 代表取締役/弁理士 大瀬 佳之氏インタビュー 2023.08.10 https://ascii.jp/elem/000/004/148/4148861/ 今年6月発刊された「ChatGPTの法律」は、ChatGPTの基本と技術から、法的枠組みの中での使用上のポイントを解説した本で、AI倫理、個人情報保護法、著作権法などの論点も深掘りされています。
8月には、「ChatGPTと法律実務-AIとリーガルテックがひらく弁護士/法務の未来」というやや将来を見越した本を、松尾剛行弁護士が出版されています。 ChatGPTの法律 2023/6/26 中央経済社(編集) https://www.amazon.co.jp/ChatGPT%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%BE%8B-%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%A4%BE/dp/450247021X 目次 はしがき 第1章 ChatGPT の概要 1 ChatGPT とは?/ChatGPT 登場の背景 2 ChatGPT の仕組みと限界 3 ChatGPT の利用態様 4 ChatGPT の特徴を踏まえた,利用にあたっての論点 第2章 ChatGPT でできること【活用例】 1 ChatGPT の「活用」の意義 2 ChatGPT の概要 3 活用のための視点 4 ChatGPT の活用例 5 規約上の留意点 第3章 ChatGPT と AI 倫理 1 はじめに 2 ChatGPT の倫理総論 3 プライバシー 4 セキュリティ 5 公平性・バイアス 6 仕事の未来 7 誤情報 8 有害発言 9 悪用・誤用 10 人間の操作 11 その他の課題 12 まとめ 第4章 ChatGPT と個人情報保護法上の課題 1 ChatGPT サービスと GDPR 違反の問題 2 他の個人データ保護機関の動き 3 生成 AI をめぐる各国の規制の動き 4 ChatGPT をめぐる日本の規制の動き 5 イタリアの GPDP による ChatGPT に対する GDPR 上の問題点の指摘 6 過去の法執行(エンフォースメント)事例 7 LLM を利用したサービスにおける日本の個人情報保護法上の問題点 8 今後の ChatGPT サービスの展望と課題 第5章 ChatGPT を個人・ビジネスで利用する際の留意点 Ⅰ ChatGPT の利用上留意すべき関係法律の整理と簡単な概要 1 本稿の目的 2 留意すべき関係法律の整理 3 関係法律の概要 Ⅱ ChatGPT を個人(フリーランス)で利用する際に注意すべきこと 1 ChatGPT の利用に際して留意すべき法令,契約等 2 フリーランスが ChatGPT を利用する場面ごとにおける注意点 Ⅲ ChatGPT 利活用企業に発生するリスクとは 1 リスクの全体像と捉え方 2 各利用シーンで発生し得る法的リスクの具体例 Ⅳ 社内ガイドラインへの落とし込みと守らせ方 1 活用すべきサービスの選定 2 入力情報の整理 3 ガイドラインのサンプル 4 運用開始後に注意すべき点 Ⅴ ChatGPT を学校で利用する際に注意するべきこと 1 教育現場における ChatGPT の利用をめぐる議論の概要 2 学校と ChatGPT―著作権法の観点から 3 ChatGPT と学校教育―その他の問題点 4 ChatGPT と学校教育が共存する未来 Ⅵ その他法律・技術にまつわる,困ったとき・ふとした ギモン Q&A-秘密保持義務を中心に- Q1 ChatGPT を業務で利用することが秘密保持義務に違反しないか Q2 どのような情報が ChatGPT に入力できない秘密情報に当たるか Q3 ChatGPT を使用する際に秘密保持義務との関係で気を つけるべき業務の類型と対応策について教えてほしい 第6章 ChatGPT の未来 1 はじめに―技術的制約から未来を見据える 2 将来期待されるさらなる高度化の展望 3 ビジネスにおける活用の展望 4 将来の ChatGPT に対する規制のあり方 ―革新的テクノロジーの社会受容のために 5 ビジネスパーソンや専門職にとってのキャリアデザインの方向性 ChatGPTと法律実務-AIとリーガルテックがひらく弁護士/法務の未来 松尾 剛行 | 2023/8/8 https://www.amazon.co.jp/ChatGPT%E3%81%A8%E6%B3%95%E5%BE%8B%E5%AE%9F%E5%8B%99%EF%BC%8DAI%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%EF%BC%8F%E6%B3%95%E5%8B%99%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5-%E6%9D%BE%E5%B0%BE-%E5%89%9B%E8%A1%8C/dp/4335359527 【目次】 第1章 ChatGPTが法律実務にもたらす期待と不安 第2章 ChatGPTの技術的制約を理解する 第3章 ChatGPTにまつわる法律問題 第4章 ChatGPTを最大限に活用するために 第5章 ChatGPT時代のリーガルテック(1)――総論 第6章 ChatGPT時代のリーガルテック(2)――各論 第7章 ChatGPT時代に「生き残る」弁護士・法務担当者とは 第8章 ChatGPT時代の「価値ある」弁護士・法務担当者にむけて 第9章 2040年の弁護士業務 第10章 2040年の企業法務 【詳細目次】 はじめに 第1章 ChatGPTが法律実務にもたらす期待と不安 1 ChatGPTは法律実務を変えるのか 2 ChatGPTの特徴 3 AIの種類――学習型とルールベース 4 2040年の法律実務の将来を考える鍵は「技術的制約」 5 法律実務はChatGPTが組み込まれたプロダクトを利用する形に変容する column ChatGPTを使ってみよう 第2章 ChatGPTの技術的制約を理解する 1 AIの種類と技術的制約 2 ChatGPTを含む学習系AIの技術的制約 3 いわゆるルールベースAIの技術的制約 第3章 ChatGPTにまつわる法律問題 1 急展開のなかのスナップショット 2 ChatGPTと個人情報保護 3 ChatGPTと著作権 4 ChatGPTと不正競争防止法・秘密管理 5 ChatGPTと独禁法 6 不正検知のためのChatGPT利用 7 ChatGPTと名誉毀損 8 ChatGPTと責任 column 「とっ散らかっている」わけではない!――筆者の研究テーマ 第4章 ChatGPTを最大限に活用するために 1 リスクを踏まえた活用を 2 ChatGPTを法務分野で利活用するには 3 ChatGPTの利用について組織内でどのようなルールを策定すべきか 第5章 ChatGPT時代のリーガルテック(1)――総論 1 将来の業務に利用される技術は何か 2 リーガルテックにChatGPTが組み込まれ、業務が変わる 3 ある日突然世界が変わるものではない――業務変革は漸進的 4 リーガルテック発展の2つの方向性――「既製品」と「テーラーメイド」 5 「正解」がある分野のリーガルテックの飛躍的発展の可能性――リサーチ系リーガルテックなど 6 「コミュニケーションは人間の手に残る」のか? column レビュワー・編集者との「対話」 第6章 ChatGPT時代のリーガルテック(2)――各論 1 類型別のリーガルテック発展の展望 2 リサーチ 3 契約レビュー 4 書面等作成 5 契約管理(CLM)等ナレッジマネジメント 6 紛争解決(ODRを含む) 第7章 ChatGPT時代に「生き残る」弁護士・法務担当者とは 1 短期的視点と長期的視点を持つ 2 短期的視点=「AIの支援を受ける」 3 技術発展で「支援の程度」が高まり、単なる確認・検証の付加価値が低下 4 「正解がある」領域では、AⅠと人間の能力が逆転する日がくる 5 2040年に求められる専門家像:「正解がない」事項をAIのサポートを受けながら対応 6 過渡期的業務 7 AIが善管注意義務の基準を変える? 8 繰り返される、「雑務が減ってやり甲斐のある仕事が増える」というパターン column 弁護士業務と研究・教育の両立のために 第8章 ChatGPT時代の「価値ある」弁護士・法務担当者にむけて 1 技術は漸進的に進歩する 2 短期的目標:「AIの支援を受けながらより良い業務を行う」ために 3 長期的目標:AIが人間を超えても「頼れる」専門職になるために 第9章 2040年の弁護士業務 1 AI・リーガルテックを「使わない」選択肢は事実上なくなる 2 AIに顧客データを入れる未来 3 業務内容は変わっても、弁護士の仕事自体はなくならない 4 AIの利用を前提として業務プロセスを再構築する 5 悩ましい弁護士報酬のあり方 6 一般民事弁護士の実務 7 企業法務弁護士の憂鬱? 8 AI・リーガルテック発展と新人教育 9 弁護士資格は未来を豊かにしてくれる column キャリア教育の重要性 第10章 2040年の企業法務 1 企業の法務部門は他部門と比較されにくい 2 企業法務の役割と、AIとの協働 3 2040年のリーガルオペレーション 4 組織としてどう対応するか 5 個人としてどう対応するか おわりに ChatGPT Code Interpreterで特許情報データを貼り付けることで、競合会社の特許出願・権利化動向を簡単に分析することができます。 表やグラフを作成することができるだけでなく、簡単な分析も可能です。 まだまだ分析能力は低いですが、見落としがないかなどのチェックにはもってこいです。 |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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