グローバル知財戦略フォーラム2021のパネルディスカッションA1「スマート農業の現状と将来の可能性~知財がひらく未来~」では、スマート農業を進めるにあたり、知財戦略としては、「フィジカルとサイバー融合の知財戦略」が鍵ということでした。
下記にその一端が書かれていました。 IoT による次世代農業(株式会社クボタ 欧州農機技術部 氏家 一勝氏) https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3460 日本農業は,高齢化による就農者の大幅な減少,農作物輸入の自由化などにより大きな転換点を迎えている。このような状況下で日本農業を発展させていくためには,それを支える担い手農家(プロ農家)にとって儲かる魅力的なビジネスに変えていく必要がある。このため農業業界では,次世代農業として ICT(Information and Communication Technology)や IoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発とその普及を進めている。 筆者が所属するクボタでは,データ活用による精密化を可能とする ICT・IoT を活用した営農支援システムKSAS(登録商標)(Kubota Smart Agri System)を上市した。本稿では次世代農業の一例として KSASの概要及び進化の方向性を紹介するとともに,農業用途の IoT 関連技術特許の概要・次世代農業を普及させる農業業界の取り組みについて説明し,IoT を活用した次世代農業を解説する。 クボタが進める「スマート農業」 https://www.kubota.co.jp/innovation/smartagri/index.html 地域に密着した農業 IoT の開発と知財の課題 https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3461 なお、特許庁による特許出願技術動向調査 令和2年度調査テーマに「スマート農業」があがっており、結果の公表は令和3年4月頃の予定とのことです。 特許庁による特許出願技術動向調査 令和2年度は以下のテーマの調査を行っています。結果の公表は、令和3年4月頃を予定しています。 触覚センシング スマート農業 MaaS(Mobility as a Service)~自動運転関連技術からの分析~ 中分子医薬 プラスチック資源循環 機械翻訳 撮像装置における画像処理 https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/index.html
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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