<![CDATA[ - Blog]]>Fri, 29 Sep 2023 07:36:40 +0900Weebly<![CDATA[ChatGPTを搭載した特許書類作成の戦略的な活用方法(9/27開催セミナー)]]>Thu, 28 Sep 2023 23:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/chatgpt9279月27日に開催された知財実務情報Lab.セミナー「ChatGPTを搭載した特許書類作成の戦略的な活用方法」のセミナーですが、215名の方が参加とのことです。その録画が専用サイトで公開されました。当該サイトから資料もダウンロードできます。公開期間は約1週間となっています。
専用サイトについては、 下記のページから無料登録して入ることができます。
https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/
知財実務情報Lab.では「ぜひ、友人、知人、同僚、部下等にご紹介下さい。」とのことです。
 
講師がAI Samuraiの白坂弁理士ですので、多くがAI Samuraiの話になります。
ChatGPTを搭載したAI Samurai では、対話型AI特許⽂書作成と記述型AI特許⽂書作成の二つが準備されていました。
それらの考え方も含め、AIによる特許⽂書作成の活⽤について詳しく話されました。
デモを見た感じ、これまでのものより、かなり進化しているような感じを受けました。
 
セミナー「ChatGPTを搭載した特許書類作成の戦略的な活用方法」
https://chizai-jj-lab.com/2023/06/10/0719-2/
1.会社概要
2.対話型AI特許⽂書作成
3.AI Samuraiの説明
4.新製品AI Samurai ONEの説明
5.記述型AI特許⽂書作成
6.AIによる特許⽂書作成の活⽤
 
​ 
連携セミナー「ChatGPTを活用した知財業務の革新:AI技術を用いた最新の実例紹介と実践的スキル習得」
2023年5月25日収録(約1時間)
https://www.youtube.com/watch?v=8Mo3lftU4IY
1.ChatGPTと知財業務の革新: 概要と最新動向
2.OpenAIの論文: ChatGPTと仕事への影響
3.グレーゾーン解消制度: 弁護士と弁理士の役割
4.ChatGPTのプロンプトの書き方: 効果的な指示の仕方と注意点
5.ChatGPTを活用した特許調査の実例紹介
6.ChatGPTによる明細書作成の実例紹介
7.白坂弁理士との対談: 現場でのChatGPTの活用方法と課題
8.総括: ChatGPTを活用した知財業務の革新と今後の展望
9.熊巳氏と白坂氏による対談
【講師】
熊巳 創  氏(オムロン株式会社 技術・知財本部 知財専門職、知財サイエンス代表)
白坂 一 氏(弁理士法人白坂 SHIRASAKA Patent Attorney Corporation)
 
 
連携セミナー「ChatGPTの活用を見据えたAIによる特許書類作成の戦略的な活用方法」
2023年4月26日収録(約1時間10分)
https://www.youtube.com/watch?v=zQybCFT5Alc
1.リーガルテックと知財戦略
2. IP Landscapeと特許AI評価
3.AIによる特許作成
4. グレーゾーン解消制度
5.攻めの特許戦略 特許は質よりも量!?
6. 守りの特許戦略 AIを用いた知財保険
7. Chat GPT時代のAIによる特許作成の進化
講師
白坂 一(しらさか はじめ) 氏
 
 
CHATGPTを活用した対話型の特許書類作成システム『AI SAMURAI ZERO』
18/9/2023
https://yorozuipsc.com/blog/chatgptai-samurai-zero
 
AI SAMURAIによる「AI特許作成」システムは「適法」
3/3/2022
https://yorozuipsc.com/blog/ai-samuraiai1536959
 
AI SAMURAI新機能「AI特許作成」
4/2/2022
https://yorozuipsc.com/blog/ai-samuraiai
 

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<![CDATA[用途・機能で発明を特定したクレームの問題点]]>Wed, 27 Sep 2023 22:30:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/91744049月27日に行われた山口大学高林客員教授(早稲田大学名誉教授、創英国際特許法律事務所弁護士 高林 龍 氏)企画の知財実務連続講演会第1回「『用途・機能で発明を特定したクレームの権利成立と権利行使の場面での問題点』を視聴しました。
目次は、下記の通りで、米国と日本の機能的クレームの扱いの差、Amgen特許に関する知財高裁の2つの判決の解説、用途限定クレームの問題点などわかりやすい説明でした。
•機能的クレーム
・機能的クレームとは?
・サポート要件(36条6項1号)・明確性要件(同2号)と実施可能要件(36条4項1号)
・権利成立の場面での問題点
・権利行使の場面での問題点
•用途限定クレーム
・用途限定クレームとは
・新規性(29条1項)
・権利成立の場面での問題点
・権利行使の場面での問題点
 
高林客員教授企画の知財実務連続講演会は、2023年度あと3回(全4回)開催されるということです。
 
 
https://www.tlo.sangaku.yamaguchi-u.ac.jp/seminar_20230927/
高林客員教授企画の知財実務連続講演会(第1回)
山口大学国際総合科学部・知的財産センター共催
【日時】2023年9月27日(水)16:10~17:40
【開催方法】オンライン開催(webex) ※申込み後ご招待
【プログラム】
講師 
創英国際特許法律事務所 弁護士 高林 龍 氏
テーマ 
「用途・機能で発明を特定したクレームの権利成立と権利行使の場面での問題点」
概要
特許請求の範囲を具体的な構成でなく構成が果たす機能で記載した機能的クレームは、従来は機械的発明について用いられることが多かったのですが、近時は抗体等の医薬発明についても用いられることがあり、その権利成立の際のサポート要件や実施可能要件について、あるいは権利成立後の技術的範囲の解釈においても検討すべき点が多いです。また、医薬の用量・用法限定発明や機能性食品の発明などについても権利成立場面や権利行使場面での検討事項が多いです。本講演でこれらの問題をできるだけわかりやすく説明します。
 
高林客員教授企画の知財実務連続講演会
https://www.tlo.sangaku.yamaguchi-u.ac.jp/wp-content/uploads/2023/09/20230927_seminar.pdf
第2回
日          時:2023年11月9日(木)16:10~17:40講        師:柳田国際法律事務所              宮下       敬聖 氏
テーマ:『意匠法改正と保護対象の変遷』
第3回
日          時:2023年12月6日(水)16:10~17:40講        師:中村合同特許法律事務所          飯田       圭 氏
テーマ:『属地主義と知財権の越境侵害~知財高特判令和5年5月26日〔コメント配信システム事件〕等を題材に~』
第4回
日          時:2024年2月14日(水)16:10~17:40講        師:三村小松法律事務所              三村       量一 氏、中内     康裕 氏
テーマ:『2023年商標法改正〜コンセント制度の導入と氏名商標の要件緩和について〜仮)』
 

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<![CDATA[パラメータ発明の進歩性]]>Tue, 26 Sep 2023 23:11:55 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/5807084高石 秀樹弁護士・弁理士(中村合同特許法律事務所)の「パラメータ発明の進歩性」に関する解説です。
「審査基準と異なり、裁判所は、パラメータ及びその範囲を発明特定事項と見做して、その容易想到性が論証されない限り進歩性を認める傾向にあります。
詳しくは後述するとおり、新規のパラメータが発明の課題解決と関連していると、容易想到性が否定(進歩性が肯定)されやすいと言えます。
別の観点から言うと、発明の課題・効果・技術的意義が明細書中に記載されていない場合、パラメータと無関係である場合は、設計事項と判断されやすいので、その意味では、パラメータと発明の課題・効果・技術的意義との関係が中核論点となります。」
ということで、Youtube動画(約30分)と資料として「パラメータ発明の進歩性判断」という論文も掲載されています。
1.発明の課題とパラメータとの相関関係と進歩性(一般論)
2.パラメータ発明が進歩性を満たす条件
3.複数のパラメータが発明の課題解決と相関している場合
知財実務情報Lab.では、「パラメータ発明の進歩性が認められやすい理由」という記事が今年6月に掲載されていますので、そちらも参考になります。
 
Youtube動画
https://www.youtube.com/watch?v=MnJC0emQ7Ho
論文
https://www.takaishihideki.com/_files/ugd/324a18_ed5f0d7975c342ecb2530c6041d32cc5.pdf
 
パラメータ発明の進歩性
2023.09.26
https://chizai-jj-lab.com/2023/09/26/0926/
 
パラメータ発明の進歩性が認められやすい理由
2023.06.10
https://chizai-jj-lab.com/2023/06/06/0606-2/
 
パラメータ発明は活用したい
https://www.weeblycloud.com/editor/main.php#/
 
「パラメータ発明」の進歩性について
https://yorozuipsc.com/blog/2527968

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<![CDATA[IPランドスケープ分析におけるChatGPTの活用]]>Mon, 25 Sep 2023 23:25:17 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ipchatgptIPジャーナル26号(2023年9月15日発行)の「IPランドスケープ分析におけるChatGPTの活用」(オムロン株式会社技術・知財本部知財専門職、知財サイエンス代表熊巳創)の抄録には、下記のような記載があります。
『AIの進化により、データ駆動型のIPランドスケープ分析が推進されており、その先駆けとしてChatGPTが活用されている。ChatGPTはパターンの抽出に長け、人間の経験や直感にはない新たな視点を提供する。特に、ChatGPTは大量の知的財産情報を迅速に解析できる能力を持っており、IPランドスケープ分析の精度向上が期待される。ただし、ChatGPTは科学的な論理展開や批判的な思考を再現することは難しく、人間の洞察力や判断力も不可欠である。したがって、ChatGPTと人間が協力し、お互いの長所を最大限に生かすことで、より高品質な知財情報分析が可能となる。』
特許データベースからダウンロードしたデータを基に、ChatGPTとNoteableプラグインを活用した特許データの分析などが行われており、市販の商用特許解析ツールとほぼ同じような解析が行えることを示しています。市販の商用特許解析ツールは比較的高額なため、比較的安価に行える特許データベース、ChatGPTとプラグインを用いた解析で置き換えられるかもしれません。
IPランドスケープという視点で言えば、ChatGPTなどの生成AIに学習させるデータについて、公開された情報に加え、非公開の情報を社内だけで学習させて利用するシステムの構築が必須で、このシステムの構築ができた企業のIPランドスケープ分析が期待されます。
なお、現状のChatGPTなどの生成AIの洞察力はまだ十分とは言えず、さらなるレベルアップが必要でしょう。
 
IPジャーナル最新号第26号
http://fdn-ip.or.jp/ipjournal/latest.php
 
CHATGPTを活用した知財業務の革新
2/6/2023
https://yorozuipsc.com/blog/chatgpt7142606
 
データ分析による重要特許候補の特定          熊巳 創/鮫島 裕
知財管理73巻(2023年) 9号1035頁
http://www.jipa.or.jp/kikansi/chizaikanri/syoroku/73/9_1035.html
抄録
本研究の目的は、学術論文から重要特許候補を見出すことである。一般に、重要特許は被引用数の多さを用いる手法で探索されることがあるが、確実に重要特許と判別するには、実際に読み込む必要があり、労力がかかるとともに具体的な判断基準も確立されていない。本研究では、学術分野の有識者との議論を通じて、重要特許候補を見出すことを目的とする。仮説として、研究価値の高い学術論文から派生した論文は重要特許になる可能性が高いと考え、検証することとした。さらに、自然言語処理を用いたアプローチにより、重要特許の特定の精度を高めることが出来るという知見が得られたので、この結果を報告することとする。]]>
<![CDATA[第8回 知的財産と先端技術に関するWIPO対話:生成AIと知的財産]]>Mon, 25 Sep 2023 13:48:43 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/8-wipoai2023年9月20日から21日にかけて開催された、WIPO(世界知的所有権機関)の会議「8th WIPO Conversation on Generative AI and Intellectual Property」では、生成AI(Generative AI)が知的財産(IP)に及ぼす影響について議論されました。
会議では、生成AIの最新動向や大規模言語モデルを用いたAIによる創造性、機械学習モデルの訓練方法、AIで生成された作品の所有権や著作権などについて、様々な観点から議論が行われました。また、各国の知的財産庁や企業、AIクリエイター、民間セクターなどの代表者も参加し、現状や課題について意見交換が行われました。
この会議は、生成AIがイノベーションを促進する一方で、知的財産権を保護する必要性も示し、AIの時代における創造性を支援しながら知的財産権を守るための責任ある規制の必要性も強調されました。
日本からも3名(JCO文化庁著作権課 Ms. Miho Kobayashi, JPO特許庁 Mr. Atsushi Kukuu, JIPA日本知的財産協会 Mr. Ryuhei Murakami)が発言していました。WIPO ASSISTANT DIRECTOR GENERAL Mr. Kenichiro Natsumeが閉会の挨拶をされていました。
2日間の様子は動画で視聴することができます。精度はもうひとつですが、発言が英文で流れますので、翻訳すると日本語が流れている状態で英語を聴くことができ、理解を助けてくれます。
 
 
8th WIPO Conversation Wraps Up, Igniting Discussions on Generative AI's Impact on Intellectual Property
September 22, 2023
https://www.wipo.int/about-ip/en/frontier_technologies/news/2023/news_0002.html
 
 
WIPO CONVERSATION ON INTELLECTUAL PROPERTY (IP) AND FRONTIER TECHNOLOGIES EIGHTH SESSION - WIPO IP CONV GE 2 23 DAY 1 MORNING
20 Sep 2023 17:07:56 GMT+9
https://webcast.wipo.int/video/OTHER_WIPO_CONVERSATION_1_2023-09-20_AM_120494
TIMELINE
00:01:28
Opening
00:46:31
Panel 1: Regulation of Generative AI 生成型 AI の規制
01:56:32
Panel 1: Moderated Q&A モデレーターによる Q&A
02:06:26
Panel 2: Generative AI – A Jack of Many Trades?  生成 AI – 何でも屋?
 
 
WIPO CONVERSATION ON INTELLECTUAL PROPERTY (IP) AND FRONTIER TECHNOLOGIES EIGHTH SESSION - WIPO IP CONV GE 2 23 DAY 1 AFTERNOON
20 Sep 2023 22:07:03 GMT+9
https://webcast.wipo.int/video/OTHER_WIPO_CONVERSATION_1_2023-09-20_PM_120501
TIMELINE
00:00:06
CHAIR
00:00:23
Panel 3: A Mosaic of IP Issues  IP 問題のモザイク
01:07:27
Panel 3: Moderated Q&A and Discussion
01:11:06
Panel 4: Access to training data  トレーニング データへのアクセス
02:04:29
Panel 4: Moderated Q&A
 
 
WIPO CONVERSATION ON INTELLECTUAL PROPERTY (IP) AND FRONTIER TECHNOLOGIES EIGHTH SESSION - WIPO IP CONV GE 2 23 DAY 2 AFTERNOON
21 Sep 2023 21:55:24 GMT+9
https://webcast.wipo.int/video/OTHER_WIPO_CONVERSATION_1_2023-09-21_PM_120521
TIMELINE
00:00:09
Presentation: Generative AI for IP Administration
プレゼンテーション: 知的財産管理のための生成 AI
00:15:42
Sharing session
01:26:28
Open floor interventions
02:24:36
Closing remarks
02:35:02
Close of Day 2
 
 

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<![CDATA[生成AIのタスク遂行メカニズムから考えた生成AIのポテンシャル]]>Mon, 25 Sep 2023 00:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/aiai1481154尾鍋史彦東京大学名誉教授が専門の製紙化学に関連した質問を生成AIにぶつけて、「生成AIのタスク遂行メカニズムから考えた〈Bing〉のポテンシャル」を考察されていました。
​「日常的でそれほど専門に深入りしない検索的なプロンプトに対しては精度の高い回答の生成が行われることが確認できた。しかし、専門に深入りしたタスクヘの返答は不完全かつ無回答の発生が見られたが,これは大規模言語モデルに専門分野のタスクに関する情報が学習されていないからという,ごく当たり前の推測ができる。」としています。
やはり、専門分野に関するニーズをみたすためには、大規模言語モデルのいずれかの学習の段階において「専門分野のタスクに関する情報」を学習させることが必要で、皆さんここのところを様々に工夫されていますので、今後に期待したいと思っています。
 
生成AIのタスク遂行メカニズムから考えた〈Bing〉のポテンシャル
一製紙におけるゼータ電位と企業価値を題材として一
紙パルプ技術タイムス 2023<8月号> 特別企画/紙・不織布・フィルム 加工ガイド2024─市場と技術
尾鍋史彦(東京大学名誉教授)
http://www.st-times.co.jp/publication_c/pp_c/2023%E5%B9%B4-%EF%BC%9C8%E6%9C%88%E5%8F%B7%EF%BC%9E%E3%80%80%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%81%E7%94%BB%EF%BC%8F%E7%B4%99%E3%83%BB%E4%B8%8D%E7%B9%94%E5%B8%83%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0/
  1. はじめに
  2. 現在の生成Alブームに至るAl(人工知能)技術の変遷
  3. 生成Alとは何か
  4. 生成Alの現在
  5. 生成Alはどのような仕組みで回答を生成するのか
  6. 生成Alの理解のための代表的な用語
  7. 「Bing」の特徴
  8. 生成AlであるBingによるプロンプトに対応した回答を得る生成実験
  9. Bingによるタスク遂行過程と生成実験から考えるBingのポテンシャル
  10. 製紙産業や大学の紙関連の研究にどこまで適用可能か
  11. エピローグ
 

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<![CDATA[IPランドスケープ推進協議会2 年目の活動総括と今後]]>Sun, 24 Sep 2023 02:30:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ip2IPL 推進協議会の活動に関しては、様々な発表が行われていますが、JAPIO YEAR BOOK 2023に掲載された『IPランドスケープで「つなげる」「つながる」─IPランドスケープ推進協議会の仮想IPLの取り組み─』は、IPL 推進協議会の 2 年目の活動がしっかりとまとめられています。
9月15日2023特許・情報フェア&コンファレンスの特別フォーラム「活動第3期目に入ったIPランドスケープ推進協議会 経営とIPLの課題 ~活動の実践とその成果~」のプレゼン資料も公開されました。今後の活動の成果も期待されます。
 
IPランドスケープで「つなげる」「つながる」
─IPランドスケープ推進協議会の仮想IPLの取り組み─ 
旭化成株式会社 知財インテリジェンス室 シニアフェロー/
IPランドスケープ推進協議会代表幹事   中村  栄 氏
株式会社ブリヂストン 知的財産部門 部門長/
IPランドスケープ推進協議会代表幹事         荒木  充 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_3_04.pdf
 
2023特許・情報フェア&コンファレンス
特別フォーラム3 F3 9月15日(金)13:10~14:40 
活動第3期目に入ったIPランドスケープ推進協議会
経営とIPLの課題 ~活動の実践とその成果~ 荒木 充 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum3_001.pdf
「取締役の知財に関する法的責任」 杉光 一成 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum3_002.pdf
「ニデックの知財活動 ~IPL活動を中心に~」 石井 友也 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum3_003.pdf
「“家庭用ロボットの展開・浸透のための方向性・戦略”への提案」 吉田 伸 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum3_004.pdf
 
2022特許・情報フェア&コンファレンス
IPランドスケープ推進協議会 活動第2フェーズにかける期待 
~9つの仮想IPLから見えてくるもの~
2022年11月10日
https://pifc.jp/2022/wp-content/uploads/2022/11/pifc2022lec02_v2.pdf

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<![CDATA[J-PlatPatの機能改善]]>Sat, 23 Sep 2023 23:11:57 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/j-platpat65105812023年9月10日、特許出願や特許権のリーガルステータスを、J-PlatPat で表示、検索、及び CSV 出力する機能がリリースされました。CSV 出力の3,000件への拡張とあわせて、うれしい機能改善です。
 
J-PlatPat リーガルステータス機能について
https://www.inpit.go.jp/content/100878298.pdf
第1弾リリースが 2023 年 9 月で、
・リーガルステータス表示機能
 ※2023 年 9 月リリース日以降に情報更新があった特許出願と特許権のみ。
・リーガルステータス CSV 出力機能
※2023 年 9 月リリース日以降に情報更新があった特許出願と特許権のみ。
第2弾リリースが 2023 年 12 月。
・リーガルステータス絞り込み検索機能
・リーガルステータス表示機能
※出願日が 1998 年 1 月 1 日以降のすべての情報が表示対象。
・リーガルステータス csv 出力機能
※出願日が 1998 年 1 月 1 日以降のすべての情報が表示対象。
 
J-PlatPatの機能改善
─特許情報の活用層の拡大を目指して─ 
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)知財情報部長 福村  拓 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_1_08.pdf
 
 
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<![CDATA[知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方]]>Sat, 23 Sep 2023 09:30:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/dx2023-ai「2023特許・情報フェア&コンファレンス」で、9月14日に行われた特別フォーラム1 「知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~」のプレゼン資料が開示されていました。
澤井智毅・WIPO日本事務所長による基調講演「“AIと知財”をめぐる国際情勢」は、世界知的所有権機関(WIPO)が、「知的財産と先端技術に関するWIPO対話」を開催するなど、AIを始めとする先端技術が知財政策に与える影響について、世界へ様々な情報発信をしていて、基本的な論点がしっかり提示されており、世界中で進んでいるAIと知財の議論の状況が解説されました。
日本マイクロソフト(株)の田丸 健三郎 氏は、マイクロソフトの立場からの話、及び、個人的な見解も述べられ、生成AIを巡る議論の難しさを感じ取ることができました。
3Dデジタルコンテンツを提供しているbestat(株)Founder&代表取締役松田 尚子 氏の話、弁理士の立場からの大沼 加寿子 氏(大澤特許事務所 弁理士、日本弁理士会 副会長)の話、R&D知財グループウェア「THE調査力AI」など特許情報サービスを提供している平尾 啓 氏(アイ・ピー・ファイン(株)取締役副社長)の話からも、生成AIによる影響が広範に及ぶことを感じさせるものでした。
 
知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~
ChatGPTの登場で国民のAIへの注目度は再上昇しています。基調講演ではAIを活用した各種ツールの提供をしている世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所長の澤井智毅氏が登壇します。パネルディスカッションでは企業の知財部門、知財ツール提供会社、あるいは特許庁などの動向から本格活用へ向けての課題について挙げ、近未来の知財組織、知財業務、知財人材、知財戦略等について考えます。
進行役 渡部 俊也 氏 東京大学未来ビジョン 研究センター 教授
https://pifc.jp/2023/visit/#exhibit_semispe
 
「“AIと知財”をめぐる国際情勢」 澤井 智毅 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_001.pdf
「大規模汎用言語モデルで激変するソリューション開発」 田丸 健三郎 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_002.pdf
「知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~」 平尾 啓 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_005.pdf
「生成AIが特許事務所に与えたインパクト~生成AIにより業務は変化するか~」  大沼 加寿子 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_004.pdf
「事業紹介」 松田 尚子 氏
https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_003.pdf
 

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<![CDATA[知財実務オンライン:「大学知財担当のシゴト」]]>Sat, 23 Sep 2023 07:30:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/15783839月21日に配信された第161回知財実務オンライン:「大学知財担当のシゴト」(ゲスト:横浜市立大学付属病院次世代臨床研究センター戦略相談室 特任講師 玉腰 紀子)の動画をアーカイブ視聴しました。(約1時間36分)
「大学知財担当のシゴト」ということで、
1 知的財産の特定と保護
2 産学連携の推進
3知財啓発
4その他(研究者に対する助言、支援;秘密保持、研究成果の公開、利益相反に関する助言、企業との交渉支援)
という内容でした。
 
知財実務オンラインでは、講義内容も参考になりますが、質問と回答が参考になります。
 
慶応大学の国内出願やPCT出願の件数のうち、企業との共同出願がかなり多いのか、大学単独がそれなりに多いのか、どんな感じなのでしょうか?
東大TLOは、単独出願の特許権に基づくライセンス収入が大半を占めるようですが、慶應義塾大学は同じ傾向に無いようですが、その理解で正しいですか? 正しいとすると、その理由は何だとお考えですか?
大学の研究者にとって、特許出願の多寡は関心事なのでしょうか? 換言すれば、大学は研究者に対する評価指標に特許等の知財を組み込んでいるのでしょうか?
慶應は私立なので、最大5年雇用との事ですが、横浜市立の場合、事務を取り扱う職員は横浜市の職員でしょうか?市の職員だと、2年毎の移動がありませんか?
大学の先生や大学病院の先生は、他大学に移られたり、人事異動で転籍したりする場合に、大学帰属となっている知財を、その先生が移転先の大学や病院でも研究したい場合があるのではと想像します。
(続)先生が退職する際に誓約書にサインさせるのだと思いますが、移籍する先生にそのまま研究活動を許容するのか、ノウハウ含めて大学の知財は好き勝手にさせないスタンスで秘密保持義務を課すなど厳しく対応するのか、アカデミアは人材の流動性が当たり前で、とはいえ先生もご自分の専門研究分野をお持ちのはずなので、実際、人材の流動性と知財処理について悩みはないのか気になりました。
企業へのライセンス料(不実施補償料を含む)はどの様に決定することが多いのでしょうか? 大学側からの提示と企業側からの提示とどちらが決定に影響力を持っていますか? 傾向があれば教えてください。
産学連携に関する大学知財担当者の活動として、企業(産業界)のニーズを大学の研究者にフィードバックする様なことは、積極的に行われているのでしょうか? つまり、大学シーズがスタートではなく、企業のニーズが研究のきっかけになることはあるのでしょうか?
著作権にまつわる相談が意外と多いとのことですが、差し支えなければ、どのような内容が多いのか教えていただけるとうれしいです。
製品の売り上げ額に料率(3~5%など)を掛けて実施料を決定する場合、企業との交渉の中で、製品における特許発明の貢献度(寄与率?)の割合を上記にさらに掛けて実施料を低くしようとする動きはありますか?
臨床研究センター戦略相談室ということで、「臨床研究」という特有な分野で特に悩ましい知財問題としてどんなことがあるのか、もしこれは!という問題がありましたら知りたいです🥰
理事長、学長、部局長、事務局長等に対する知財啓発も行っていますか?
先ほど医工連携のお話がありましたが、医学部のある大学では医工連携は主流なのでしょうか?
企業の知財ではIPランドスケープというキーワードを未だによく耳にしますが、大学の知財ではどうなのでしょうか?
 
(第161回)知財実務オンライン:「大学知財担当のシゴト」(ゲスト:横浜市立大学付属病院次世代臨床研究センター戦略相談室 特任講師 玉腰 紀子)
https://www.youtube.com/watch?v=avAFv3kshZE
 
ちなみに、知財実務オンラインのチャンネル登録者数 4000人を超えたという事です。
さすがです。


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<![CDATA[技術ありきで生成AIは導入しない 日立製作所]]>Sat, 23 Sep 2023 00:55:25 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ai6072500日立製作所は2023年5月、生成AIの利活用を推進するCoE(Center of Excellence)組織「Generative AI センター」を設立していますが、『技術ありきで生成AIは導入しない、日立が見据える「DX2周目」の堅実な戦い方』は、その通りと思います。
『過去のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みで見られたような、新技術を社内に導入したが本格的な実用化に至らない、いわゆる「PoC(概念実証)疲れ」への懸念』は、各企業に根強くあるようですが、ChatGPTはAIやデータ分析の専門知識がないユーザーでも利用できる点が特徴なのでその点はかなり違います。
しかし、目的なしに、とにかく使ってみるというというやり方では良い成果は出てきにくいのは確かです。
 
技術ありきで生成AIは導入しない、日立が見据える「DX2周目」の堅実な戦い方
9/22(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/761b5c2b668c28bd28d509840cb726e1ce745cb0?page=1

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<![CDATA[特許庁がAI発明の審査強化]]>Thu, 21 Sep 2023 21:33:44 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ai1639979特許庁は、2021年1月に、AI担当官と管理職員等から構成され、AI関連発明に関する審査環境の整備を担うAI審査支援チームを発足させ活動していましたが、
9月21日に、10月1日付けで、AI担当官を10名程度から40名程度に増員し、全ての審査室にAI担当官を1名ずつ配置することで、AI審査支援チームの体制強化を行うと発表しました。
ChatGPT等の万人が容易に利用可能な AIの出現によって、今後、これまで以上に幅広い分野で創作過程にAIが利活用されることが見込まれるため、これまでAI技術の活用が見られなかった分野等も含め、AI関連発明の審査をサポートできるような審査体制を整備する必要があるという認識です。
生成AIの成果は、①営業・マーケティング、②ソフトウェア開発、③顧客対応、④研究開発の順に出ると言われており、営業・マーケティング、ソフトウェア開発、顧客対応に関しては、成果が出たという発表が多くなっており、研究開発での成果も出始めていますので、かなりの数の特許が今後も出願されていくものと思われます。
体制の強化により、AI関連発明の効率的かつ高品質な審査で、AIを利活用した特許が産業の発展を阻害するのではなく、促進する方向に進むことを期待しています。
 
AI関連発明の効率的かつ高品質な審査を実現するため、AI審査支援チームの体制を強化します
2023年9月21日
https://www.meti.go.jp/press/2023/09/20230921001/20230921001.html
AI審査支援チームの体制強化について(令和5年9月21日更新)
https://www.jpo.go.jp/system/patent/gaiyo/sesaku/ai/ai_shutsugan_seibi.html
 
特許庁、AI発明の審査強化 担当官3倍に増員
2023年09月21日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092100983&g=eco
 
AI特許、審査体制4倍 自動運転や製薬、出願増 2023年9月21日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74610520R20C23A9PD0000/
 
特許庁、AI審査の専門官を4倍に ロボット・バイオ対応
2023年9月20日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA15BTL0V10C23A9000000/
 
AI関連発明に係る五庁の審査実務に関する資料収集プロジェクト
AI 関連発明に関する審査実務
2023 年 6 月
https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/ip5/document/gochou_ai/hikaku.pdf
結果概要
✓ AI 関連発明の発明該当性については、五庁全てが事例を有しています。(Q7 参照)
✓ AI 関連発明の記載要件については、EPO、JPO、KIPO が事例を有しています。(Q13 参照)
✓ AI 関連発明の新規性については、EPO が事例を有しています。(Q16 参照)
✓ AI 関連発明の進歩性については、EPO、JPO、KIPO、CNIPA が事例を有しています。(Q19 参照)
✓ AI 技術の取扱いについては、いくつかのアプローチがあります。EPO、JPO、CNIPA は、審査基準等に AI 関連発明に特化した項目や事
例を記載しています。KIPO は、AI 技術分野に特化した審査基準を有しています。USPTO は、AI に関する特許の情報をまとめたウェブページを公開しています。(Q2 参照)
 
AI 関連発明の審査実務 付属書 各庁回答
2023 年 6 月
https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/ip5/document/gochou_ai/reply_ja.pdf

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<![CDATA[知財経営のトレンド(2023特許・情報フェア&コンファレンス特別講演)]]>Thu, 21 Sep 2023 00:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/202345230622023特許・情報フェア&コンファレンスでの特別講演(T1)「知財経営のトレンド」(講師:独立行政法人工業所有権情報・研修館 久保浩三 理事長)の資料がアップされました。
・事業の保険から利益の源泉へ
・三位一体の経営戦略
・IPランドスケープ /経営と知財の一体化
・知財で稼ぐ
・ビッグビジネスとスモールビジネスの知財経営戦略
・知財の総合支援機関「INPIT」
という項目建てでした。
当日の特別講演では、「知財で稼ぐ」という中身が、「従来は、特許取得、ライセンスによる収入」だったのが、
今は、「全ての段階で客観的強みを抽出、その強みを儲けに繋げる、儲けを続けるように仕組みを作る」になっている。すなわち、「加速的支援>経営支援+知財支援、をINPITは行っている」という事をわかりやすく話されていたのが印象的でした。
 
2023特許・情報フェア&コンファレンスでの講演について
https://www.inpit.go.jp/about/topic/info_20230920.html
日時:2023年9月13日(水)10:30 ~11:20
会場:東京ビッグサイト 東6ホール内 特設会場
内容:知財経営のトレンド
講師:独立行政法人工業所有権情報・研修館 理事長 久保 浩三
特別講演(T1)
近年、知財と経営との一体化が進み、知財は模倣品を排除しビジネスを守るだけでなく、オープンクローズ戦略のように稼ぐためのツールとして活用されるようになりました。
今後、経営と知財をさらに一体化させ、知財を稼ぐ力に結びつけるためにどうすればよいのか、最新のIPランドスケープ状況や知財経営のトレンドについてお話しました。
 
知財経営のトレンド 資料
https://www.inpit.go.jp/content/100878479.pdf

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<![CDATA[連載「生成AI 動き始めた企業たち」第10回]]>Wed, 20 Sep 2023 15:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ai-10​ 
連載「生成AI 動き始めた企業たち」は、9月20日で第10回迄来ました。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2309/20/news034.html
 
ビジネスへの影響、自社の強み、競争優位性、リスクと対処法、ルール整備について、10社の一覧(比較表)が掲載されています。短く要約されていて参考になります。
日本IBM
サイバーエージェント
日立製作所
富士通
NEC
パナソニック コネクト
NTTデータ
情報通信研究機構(NICT)
三菱電機
村田製作所
 
生成AI 動き始めた企業たち 連載一覧
10生成AIを「利用しない」リスクとは 村田製作所が全社導入した理由
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2309/20/news034.html
9「交通事故予防」「インフラ点検効率化」 生成AI活用を進める三菱電機、次なる一手は?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2309/13/news033.html
8生成AIが互いに議論? 国立法人NICTが目指す「フェイクを見破る術」とは
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2309/06/news021.html
7NTTデータの生成AI活用 他社といかに差別化を図るのか
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/09/news018.html
6分析作業、9時間→6分に パナソニック流、生成AIの活用法
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/07/news016.html
5日本語性能「世界トップ級」 NECの生成AI開発の強みとは
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2307/18/news022.html
4生成AI開発、富士通の強みは? スパコン「富岳」をどう生かすのか
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2307/13/news033.html
3日立が描く「熟練技術も伝承できる生成AI」の未来図
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2307/12/news028.html
2サイバーエージェントが目指す、日本独自の生成AI
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2307/05/news022.html
1IBMが描く「ビジネス×生成AI」の未来像
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2307/05/news019.html
 
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<![CDATA[Japio YEAR BOOK 2023のChatGPT・生成AI関連4題]]>Wed, 20 Sep 2023 12:03:07 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/japio-year-book-2023chatgptai4Japio YEAR BOOK 2023が掲載されていました。
特集は、「リアルとバーチャルの融合化社会に向けた知財戦略」、寄稿集として「特別寄稿ChatGPT革命」、「1. 特許情報関連施策、2. 知的財産の創造、3. 特許情報の高度な活用、4. 特許情報の高度な情報処理技術、4-1機械翻訳技術、4-2. 産業日本語関連」が掲載されています。
Japio YEAR BOOK 2023
https://www.japio.or.jp/00yearbook/yearbook2023.html
 
ChatGPT・生成AI関連をピックアップすると4つありました。
・ChatGPT革命 
・特許情報から見た生成AIの技術動向と今後の展望と課題─生成AI は、すでに身近で使われていることに気づいていますか─ 
・生成AI時代の「気づき」と「直感」─俯瞰解析の結果を生成AIで料理する─ 
・機械学習を用いた効率的な特許調査方法─ 大規模言語モデルによる特許調査の効率化─ 
いずれも深い洞察が印象的です。
 
ChatGPT革命 
国立研究開発法人産業技術総合研究所 フェロー       辻井 潤一 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_0_01.pdf
 
特許情報から見た生成AIの技術動向と今後の展望と課題
─生成AI は、すでに身近で使われていることに気づいていますか─ 
国立大学法人東京工業大学 副学長(産学官連携担当)
オープンイノベーション機構 教授              大嶋 洋一 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_3_02.pdf
 
生成AI時代の「気づき」と「直感」
─俯瞰解析の結果を生成AIで料理する─ 
VALUENEX株式会社 代表取締役社長CEO            中村 達生 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_3_06.pdf
 
機械学習を用いた効率的な特許調査方法
─ 大規模言語モデルによる特許調査の効率化─ 
花王株式会社 研究開発部門 知的財産部/アジア特許情報研究会      安藤 俊幸 氏
https://www.japio.or.jp/00yearbook/files/2023book/23_4_02.pdf
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<![CDATA[三井化学 生成AI/GPT活用により新規用途の発見数倍増]]>Tue, 19 Sep 2023 23:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/-aigpt生成AIの成果は、①営業・マーケティング、②ソフトウェア開発、③顧客対応、④研究開発の順に出ると言われており、営業・マーケティング、ソフトウェア開発、顧客対応に関しては、成果が出たという発表が目白押しになっています。
研究開発での成果は、今のところ、あまり目にしませんでしたが、「三井化学と日本IBM、生成AI/GPTとIBM Watsonの融合で製品の新規用途探索における高精度化と高速化を実現」という記事が飛び込んできました。
今年4月12日に「三井化学と日本アイ・ビー・エムは、生成AIの「GPT」と、IBMが開発したAI「IBM Watson」を融合することで、三井化学製品の新規用途検索を高度化・高速化する実用検証を開始したと発表」したとき、「本当にそうなるのか、疑問もないわけではありませんが、・・・事業とR&Dといった異なるステークホルダー間の情報を融合することにより、市場開発から製品開発までのスピードが加速されることが期待されます。」と、疑問と期待を書きました。
「GPT/生成AIをIBM Watsonと組み合わせることで、この4か月間の実証実験を通じ、新規用途探索イニシアティブにおける自社固有辞書ボリュームを10倍に増量、新規用途の抽出精度を3倍に向上、そして新規用途発見数を倍増させるという成果を実現」という今回の成果は、素晴らしいと思います。
① 従来は分析者が技術資料や論文、Web等の情報を集めて行っていた辞書案の作成を、GPTとの対話を通じて作成したこと
② 英訳辞書の作成にGPTを用いて、文脈を考慮した高度な翻訳を短時間でできるようになったこと
③ ①と②で辞書案数を増加させたことで、辞書作成数が、従前に比べて約10倍に増加
④ 新規用途探索の用途抽出プロセスにおいて、GPTの抽出機能を活用することによって、明確に「用途」としての記載があるデータのうち、約70%を自動で抽出することが可能となったことで、新規用途の抽出作業効率が3倍に向上
⑤ ③と④の効果で、新規用途発見数が倍増という成果
​なるほど、GPTの生成/応答/抽出/要約機能はすごいとあらためて感じさせてくれます。
 
 
生成AI/GPT活用により、新規用途の発見数が倍増
ー生成AI/GPTとIBM Watsonの融合によるDXイニシアティブー
2023.09.13
三井化学株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2023/2023_0913/index.htm
 
三井化学と日本IBM、生成AI/GPTとIBM Watsonの融合で製品の新規用途探索における高精度化と高速化を実現
2023年9月13日 12:31
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP661981_T10C23A9000000/
 
 
三井化学、生成AIとIBM Watsonの融合による新規用途探索の高精度化と高速化の実用検証スタートービッグデータとDXを活用してトップラインを向上ー
2023.04.12
三井化学株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2023/2023_0412/index.htm
 
 
生成AIがもたらす潜在的な経済効果 2023年6月
https://www.mckinsey.com/jp/~/media/mckinsey/locations/asia/japan/our%20insights/the_economic_potential_of_generative_ai_the_next_productivity_frontier_colormama_4k.pdf
 
三井化学の生成AIとIBM WATSON融合による新規用途探索
25/4/2023
https://yorozuipsc.com/blog/aiibm-watson

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<![CDATA[公開シンポジウム「生成AIの課題と今後」]]>Tue, 19 Sep 2023 11:08:18 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ai84452509月14日に行われた公開シンポジウム「生成AIの課題と今後」(主催:日本学術会議情報学委員会ITの生む課題検討分科会、共催:国立情報学研究所、後援:情報・システム研究機構、情報通信研究機構、一般社団法人情報処理学会、一般社団法人電子情報通信学会)の動画がYouTubeにアップされています。
約7時間の長いシンポジウムですが、それぞれの講演は約20分とコンパクトです。

プログラム         
司会:大場みち子(日本学術会第三部会員、京都橘大学工学部教授)
   東野 輝夫(日本学術会議連携会員、京都橘大学 副学長/工学部 教授)
10:00 開会挨拶
喜連川 優(日本学術会議連携会員、情報・システム研究機構 機構長/東京大学 特別教授)
10:10 大規模言語モデルを研究する基盤:LLM-jp
黒橋 禎夫(日本学術会議連携会員、国立情報学研究所 所長/京都大学 特定教授)
10:30 NICTのLLMとその周辺
鳥澤 健太郎(日本学術会議連携会員、情報通信研究機構 フェロー)
10:50 生成AIの活用と懸念に対する対策
井尻 善久(LINE株式会社 データサイエンスセンター AI Dev室長)
11:10 言語生成AIの弱点:なぜChatGPTは計算が苦手なのか
湊 真一(日本学術会議連携会員、京都大学大学院情報学研究科 教授)
11:30 画像系AIの利活用
相澤 清晴(日本学術会議第三部会員、東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
11:50 生成AIとマンガ制作
小沢 高広(うめ)(漫画家)
12:10 画像生成AIをもちいたブランドの創出
黒越 誠治(デジサーチアンドアドバタイジング 代表取締役)
12:30 休憩
13:40 生成AIと日本古典籍
Tarin Clanuwat(Google DeepMind、Research Scientist)
14:00 言語LLMの法的課題
宍戸 常寿(日本学術会議特任連携会員、東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
14:20 生成AIと著作権
奥邨 弘司(慶應義塾大学大学院法務研究科 教授)
14:40 法的推論への適応限界
佐藤 健(国立情報学研究所情報学 教授)
15:10 総合討論
司会:喜連川 優(日本学術会議連携会員、情報・システム研究機構 機構長/東京大学 特別教授)
パネリスト:
・黒橋 禎夫(日本学術会議連携会員、国立情報学研究所 所長/京都大学 特定教授)
・鳥澤 健太郎(日本学術会議連携会員、情報通信研究機構 フェロー)
・井尻 善久(LINE株式会社 データサイエンスセンター AI Dev室長)
・湊 真一(日本学術会議連携会員、京都大学大学院情報学研究科 教授)
・相澤 清晴(日本学術会議第三部会員、東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
・小沢 高広(うめ)(漫画家)
・黒越 誠治(デジサーチアンドアドバタイジング 代表取締役)
・宍戸 常寿(日本学術会議特任連携会員、東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
・奥邨 弘司(慶應義塾大学大学院法務研究科 教授)
・佐藤 健(国立情報学研究所情報学 教授)
・橋本 隆子(日本学術会議連携会員、千葉商科大学副学長/商経学部 教授)
16:40 閉会挨拶
土井 美和子(日本学術会議連携会員、情報通信研究機構監事/東北大学理事/奈良先端科学技術大学院大学理事)
備考       主催:日本学術会議情報学委員会ITの生む課題検討分科会
共催:国立情報学研究所
後援:情報・システム研究機構、情報通信研究機構、一般社団法人情報処理学会、一般社団法人電子情報通信学会
 
公開シンポジウム「生成AIの課題と今後」
https://www.youtube.com/watch?v=uw8_DEm3exg
【目次】*敬称略
4:45 開会挨拶 喜連川 優
12:25 大規模言語モデルを研究する基盤:LLM-jp 黑橋 禎夫
35:46 NICTのLLMとその周辺 鳥澤 健太郎
57:00 生成AIの活用と懸念に対する対策 井尻 善久
1:18:31 言語生成AIの弱点:なぜChatGPTは計算が苦手なのか 湊 真一
1:43:10 画像系生成AIの利活用 相澤 清晴
2:07:40 生成AIとマンガ制作 小沢 高広(うめ)
2:27:02 画像生成AIをもちいたブランドの創出 黑越 誠治
3:44:40 生成AIと日本古典籍 Tarin Clanuwat
4:06:03 言語LLMの法的課題 宍戶 常寿
4:28:40 生成AIと著作権 奥邨 弘司
4:49:39 法的推論への適応限界 佐藤 健
5:23:00 総合討論
 

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<![CDATA[トヨタテクニカルディベロップメント:知財業務への GPT 活用]]>Tue, 19 Sep 2023 03:50:05 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/-gptトヨタテクニカルディベロップメントは、FRONTEOと日本で初めてAIを活用した特許調査AIシステム「Patent Explorer」を2015年より提供し、発明の新規性・進歩性を否定する根拠となる可能性がある特許文献を迅速に発見・抽出することによって、特許調査の効率化を図る特許調査・分析システムとして、特許調査・分析業務の効率化を実現してきました。また、AI Samuraiの販売代理も行っています。
2023 特許・情報フェア&コンファレンスでは、まだサービスとして上市されていませんが、「知財業務への GPT 活用事例紹介」を行っていました。
特許調査、明細書作成、特許要約解説、特許自動分類、出願人名寄せ、翻訳、課題抽出、成長分野探索、中間対応、発明提案書作成支援、技術質問回答に、ChatGPT(GPT-4)が活用できるというデモを見せてもらえました。
まだ完成度が低い部分もありましたが、なかなかの優れものでした。
​早期の完成・上市を期待しています。
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<![CDATA[ChatGPTを活用した対話型の特許書類作成システム『AI Samurai ZERO』]]>Sun, 17 Sep 2023 23:58:56 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/chatgptai-samurai-zero株式会社AI Samuraiは、8月23日に特許の検索・評価・作成の全機能を網羅した、発明の創出から特許の権利取得までをワンストップでサポートするAI搭載型の特許システムである「AI Samurai ONE」を発表しましたが、これとは別に、ChatGPTを活用した対話型の特許書類作成システム『AI Samurai ZERO』を発表しました。
「発明者が自身の発明と先行文献の発明との比較をして発明をブラッシュアップし、特許性を向上させることが出来ます。さらに発明者が質問の回答に悩む場合には、GPTに対し回答例に関するアシストを投げかけることも出来ます。」ということで、発明者が作成する発明提案書作成ツールとして活用が期待されます。
 
チャット型知的財産⽀援システムに関する特許取得済み(特許第6185209号)。
特許第6185209号 【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが操作可能なユーザ端末から送信された、知的財産に関する情報を受け付ける通信部と、
前記ユーザとの情報をやり取り可能なチャットルームを表示するための表示データを生成する生成部と、
前記通信部が受け付けた前記知的財産に関する情報を含む前記チャットルームを表示するための表示データを、前記通信部を介して前記ユーザ端末に送信する処理部と、
前記知的財産に関する情報を受け付ける入力受付部と、
前記知的財産に関する情報を記憶する記憶部をさらに含み、
前記生成部は、前記知的財産に関する所定の質問を前記チャットルームに表示し、
前記記憶部は、前記通信部を介して受信した前記所定の質問に対する前記ユーザの回答を、自動的に記憶するものであって、
前記回答に対して先行文献調査の実行結果を出力するIPリエゾン部と、を備える知的財産支援システム。
【請求項2】
前記知的財産支援システムを操作可能な管理者から、前記知的財産に関する情報に対する修正または追加の要求を受け付ける入力受付部をさらに含み、
前記処理部は、前記入力受付部から受け付けた前記要求を、前記通信部を介して、前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項1に記載の知的財産支援システム。
【請求項3】
前記処理部は、前記知的財産に関する情報を、当該知的財産に関する情報について特有な事項を予め定めた所定の規則と、
過去の翻訳結果から統計的に機械学習した翻訳モデルとに基づいて、所定の外国の言語に翻訳可能である、
ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項4】
前記処理部は、前記ユーザ端末から予め受信した動画に関する所定の情報と、ネットワーク上に公開されている所定の動画に含まれる情報とが一致した場合に、前記所定の動画に関する情報を、当該ユーザ端末に通知する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項5】
前記所定の情報は、前記動画に含まれる色の変化に関する情報、または、当該動画に含まれる音声に関する情報であり、前記処理部は、前記ネットワーク上に公開されている所定の動画に、前記動画に含まれる色の変化に関する情報、または、当該動画に含まれる音声に関する情報が含まれている場合に、当該所定の動画に関する情報を、前記ユーザ端末に通知する
ことを特徴とする請求項4に記載の知的財産支援システム。
【請求項6】
前記処理部は、前記チャットルーム上における、前記知的財産支援システムを操作可能な管理者が行う質問と、当該質問に対する前記ユーザの回答に基づいて、前記知的財産に関する情報を作成可能である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項7】
前記処理部は、前記ユーザ端末から受信した前記知的財産に関する情報に基づいて、当該知的財産に関する情報に関連する先行文献を検索し、
前記生成部は、前記処理部が検索した当該先行文献と、前記知的財産に関する情報との関連性を、マップ上に表示するための表示データを生成する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項8】
前記生成部は、複数の代理人の各々が設定した所定の情報を表示するための表示データを作成し、
前記処理部は、前記複数の代理人のうち、前記ユーザが前記所定の情報に基づいて選択した代理人が操作可能な代理人端末に対して、前記知的財産に関する情報の少なくとも一部を通知する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項9】
前記生成部は、前記チャットルームのルーム毎の、前記知的財産に関する情報の期限管理が可能なカレンダーに、前記入力受付部から受け付けた前記期限を表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の知的財産支援システム。
【請求項10】
コンピュータが、ユーザによって操作可能なユーザ端末から送信された、知的財産に関する情報を受け付ける通信ステップと、
前記ユーザとの情報をやり取り可能なチャットルームを表示するための表示データを生成する生成ステップと、
前記通信ステップが受け付けた前記知的財産に関する情報を含む前記チャットルームを表示するための表示データを、前記ユーザ端末に送信する処理ステップと、
前記知的財産に関する情報を受け付ける入力受付ステップと、 前記知的財産に関する情報を記憶する記憶ステップをさらに含み、
前記生成ステップは、前記知的財産に関する所定の質問を前記チャットルームに表示し、
前記記憶ステップは、前記受信した前記所定の質問に対する前記ユーザの回答を、自動的に記憶するものであって、
前記回答に対して先行文献調査の実行結果を出力するIPリエゾンステップと、を有する知的財産支援方法。
【請求項11】
ユーザが操作可能なユーザ端末から送信された、知的財産に関する情報を受け付ける通信機能と、
前記ユーザとの情報をやり取り可能なチャットルームを表示するための表示データを生成する生成機能と、
前記通信機能が受け付けた前記知的財産に関する情報を含む前記チャットルームを表示するための表示データを、前記ユーザ端末に送信する処理機能と、
前記知的財産に関する情報を受け付ける入力受付機能と、
前記知的財産に関する情報を記憶する記憶機能を含み、
前記生成機能は、前記知的財産に関する所定の質問を前記チャットルームに表示し、
前記記憶機能、前記受信した前記所定の質問に対する前記ユーザの回答を、自動的に記憶するものであって、
前記回答に対して先行文献調査の実行結果を出力するIPリエゾン機能とをコンピュータに実行させる知的財産支援プログラム。
 

 
特許書類作成、ChatGPTで自動化 新興のAIサムライ
2023年9月18日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC143XG0U3A810C2000000/
 
世界初!ChatGPTを活用した対話型の特許書類作成システム『AI Samurai ZERO』を発表します。
2023.09.05
https://aisamurai.co.jp/2023/09/05/aisamuraizero/
『AI Samurai ZERO』は、GPTによる発明に関する質問を繰り返す、弁理士としてのノウハウを対話型システムに反映させた新タイプの特許書類作成システムです。
 このシステムでは、GPTが自動的に発明に関する質問を繰り返すことで、発明者から発明内容や特許書類に落とし込むべき要素を引き出します。発明者がGPTからの質問に回答すると、発明者の回答が特許書類の文章として落とし込まれていきます。質問の過程では、従来からのAI Samurai技術を利用することで発明に関する先行技術文献が提示されるため、発明者が自身の発明と先行文献の発明との比較をして発明をブラッシュアップし、特許性を向上させることが出来ます(※2)。さらに発明者が質問の回答に悩む場合には、GPTに対し回答例に関するアシストを投げかけることも出来ます。
(※2)チャット型知的財産⽀援システムに関する特許取得済み(特許第6185209号)

 
 
株式会社AI Samuraiは、ChatGPT搭載の新製品『AI Samurai ONE』の先行予約を開始いたします!
2023.08.23
https://aisamurai.co.jp/2023/08/23/aisamuraione-info/
「AI Samurai ONE」とは
特許の検索・評価・作成の全機能を網羅した、発明の創出から特許の権利取得までをワンストップでサポートするAI搭載型の特許システムです。
特許検索機能は「かんたん検索」と「詳細検索」が備わっており、IP Landscapeの実現を可能とします。特許評価機能である「AI審査シミュレーション」では、AIが特許取得の可能性をAからDで評価、特許申請の成功確率を予測します。さらに、特許作成機能である「特許文書作成」では、従前のAI Samuraiの技術にChatGPTを搭載することで、より高品質な特許⽂書作成を実現します。
スタイリッシュなGUIで利用性・操作性を向上させた『AI Samurai ONE』は、これら4つの機能を統合した、特許取得を目指す方のための新しいオールインワンパッケージシステムです。
・かんたん検索
キーワード入力の度に瞬時に検索結果が表示されるインクリメンタルサーチ方式を採用し高速検索を簡単に行うことが可能で、特許情報の初期探索に最適です。入力したキーワードに対して類義語の提案も実行し、キーワードを入力するだけで、関連する特許情報を迅速にリストによって、一覧確認を可能とし、IP Landscape化されたマップも確認できます。瞬時に広範囲の特許を把握可能とし、目的に合った特許情報を手に入れることができます。
・詳細検索
キーワードを用いた検索式によって、特許情報を検索し、詳細な情報を取得できる使いやすい機能を備えています。また、日本特許のみならず、米国特許、中国特許の検索も可能としており、特許情報のリスト化、IP Landscape化されたマップでは、IPC × 出願日グラフ、折れ線グラフ、縦棒グラフ、バブルチャートが表示され、IPC × 出願日グラフの点を押すと、その対象領域に存在する特許公報の内容が表示されます。
・審査シミュレーション
新しい発明内容(アイデア)をテキストボックスに入力するだけで、特許分類の付与、先行技術調査、発明内容と引例との一致点・相違点算出、そして特許登録可能性のランク付けまでを自動的に行う、世界唯一の特許判定シミュレーションシステムです。評価はA~Dのランクで表示され、さらにクレームチャートの出力も行います。
この革新的なシステムにより、ユーザーは手軽に特許調査を行い、特許登録の可能性を評価することが可能となります。これにより、特許に関する専門的な知識や手続きに詳しくない方でも、自身のアイデアが特許として成立する可能性を把握し、負担を大幅に削減することができます。
審査シミュレーションは、革新的な特許判定ツールとして、研究者、発明家、企業など、あらゆる特許関係者にとって、効率的で使いやすい製品機能となっています。
・特許文書作成支援
ユーザーが発明内容を文章で入力し、基準となる特許と、最大250件の類似特許群を指定することで特許文書が自動生成されます。この機能は、入力された発明内容を自動的に分割し、重要なセンテンスや単語を抽出します。そして、その抽出された情報を使って、類似特許から適切な部分を抽出し、特許文書の適切な位置に配置して出力します。
出力結果は、画面上で修正・編集することができるだけでなく、ワード文書としてもエクスポートできます。
また、特許文書作成支援は、「GPT-3.5」という生成AIを活用し、より特許文書らしく表現を可能とし、特許出願の手間と時間を効果的に削減できます。専門的な知識がなくても、簡単かつ効率的に特許文書を完成させることができる革新的な製品です。
白坂代表取締役からのコメント:
 「2018年4月にリリースをしたAI Samuraiも幾度の機能追加を行い、コロナ環境下での特許業務支援をしてきました。しかしながら、日本の特許出願数は、減少傾向にあり、中国、米国との特許出願件数は大きく離されております。そのような中、AI Samuraiは日本の特許出願件数増加に貢献したいという想いから、2022年2月には経済産業省のグレーゾーン解消制度の照会において、弊社のAIの特許書類の作成に人工知能(AI)を用いるサービスに関して、弁理士の監督下であれば「適法」という追い風を受けました。より身近に戦略的に特許出願活動を提案できればと思います。
 一方で、ChatGPTの到来などでシンギュラリティの予感を感じています。我々は、いままでのAI Samuraiの強みを生成AIに組み込ませることにより、新システム”AI Samurai ONE”の開発に成功しました。我々は、AI Samurai ONEによって、日本の未来の知財戦略に貢献していきたいと思います。」

 
新製品『AI Samurai ONE』(約2分30秒の動画)
https://www.youtube.com/watch?v=5SAY4LOdrBg
 
 
特許出願、生成AIで書類作成をサポート AOS系
2023年9月7日 13:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0621U0W3A900C2000000/
 
 

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<![CDATA[「発明を生成するAI 」AXELIDEA Patentを使ってみた]]>Sun, 17 Sep 2023 09:00:00 GMThttp://yorozuipsc.com/blog/ai-axelidea-patentAXELIDEA Patent は、125万件の特許文献で学習した「発明を生成するAI」で、膨大な特許文献により学習したことにより、一般的な大規模言語モデル(LLM)では生成できない、新しい発明提案を生成する、世界初の日本語版AIによる発明提案サービスで、AIによる発明提案の中から良い発明を選択することで、効率的なアイデア創出ができるとしています。
AXELIDEA Patent(TM)そのものが独創的なアイデアから成り立っており、同社グループが保有する特許権(特許第6744612号、特許第6614501号、特許第6019304号、特許第6019303号等)により守られているということです。
AXELIDEA Patentで、「緑茶飲料の健康への効果とおいしさをアップする」「「おむつの素材を環境に良いものだけにする」を入れて、それぞれ新しい発明提案を生成させてみました。
比較対象として、ChatGPTとBingに『あなたは飲料会社で新製品の開発を業務とする研究者です。次回の商品開発アイデア会議で、緑茶飲料の健康への効果とおいしさをアップするアイデアを提案することに成りました。これまでにないアイデアを提案してください。【発明概要】【解決課題】【解決方法】【発明効果】 の形でポイントをまとめる形で、アイデアを5個程度提案してください。』、及び、『あなたは紙おむつの新製品の開発を業務とする研究者です。次回の商品開発アイデア会議で、「おむつの素材を環境に良いものだけにする」アイデアを提案することに成りました。これまでにないアイデアを提案してください。【発明概要】【解決課題】【解決方法】【発明効果】 の形でポイントをまとめる形で、アイデアを5個程度提案してください。また、それぞれの提案について、先行文献があれば提示してください。』と入力して回答を得ました。
それぞれ別途示します。
 
AXELIDEA Patent
https://axelidea.com/axelidea-patent/
 
AIで発明創出できるのか?
7/9/2023
https://yorozuipsc.com/blog/ai2652877
 

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