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​よろず知財コンサルティングのブログ

知財を企業価値に変える ~旭化成が挑むIP人材育成を紐解く~

11/12/2020

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12月10日に行われた【H2Hセミナー】 知財を企業価値に変える ~旭化成が挑むIP人材育成を紐解く~」を視聴しました。始まってすぐ、トラブルに見舞われるということがありましたが、900人以上が申し込んだ人気のセミナーでした。
3つのトピックス(①知財人材が活躍する必要条件とは、②解析シナリオ構築力を紐解く、③新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは)について、旭化成株式会社知的財産部にてIPランドスケープの推進・進化を担う知財戦略室長の和田玲子氏、クラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社マネジャーの中島顕一氏、株式会社ユーザベース SPEEDA 執行役員 技術領域事業担当の伊藤竜一氏による対談でした。
和田さんの話によれば、旭化成のIPランドスケープは進化し続けているようです。最初は既存事業分野で「事業を優位に導くために」から始めた旭化成のIPランドスケープですが、成功例と失敗例の部bb席ができるほどに事例蓄積が進んでいて今回は仮想事例に置き換えていますがその紹介もありました。さらに、「新事業創出のために」「事業判断のために」という領域でも事例が進捗中のようです。事例発表が期待できそうです。(基本は、すでに発表済のものに書かれたものでした。)
中島さんのDerwent Innovationの紹介、伊藤さんのSPEEDAの紹介も参考になりました。
 
 
企業における知財アナリストのキャリアパス~IPランドスケープの実施のために~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/69/1/69_16/_pdf/-char/ja
 
『IPランドスケープを支える知財アナリストの育成』
https://www.patentsight.com/ja/psj-summit-report-ipl-talent
 
旭化成が挑戦する経営戦略としてのIPランドスケープ──先進企業と語った人材の「要件」と「評価・育成」
https://bizzine.jp/article/detail/5025
 
AI 時代の IP ランドスケープを遂行する知財アナリスト~解析シナリオ構築力のレベルアップを目指して~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/70/7/70_366/_pdf/-char/ja
 
 
IPランドスケープにおいて、知財と事業との橋渡し役としてSPEEDAを活用
https://jp.ub-speeda.com/ex/customers_asahikasei/
 
 
 
対談セッション「知財を企業価値に変える」
 
TOPIC1:知財人材が活躍する必要条件とは
TOPIC2:解析シナリオ構築力を紐解く
TOPIC3:新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは
 
出演者
・和田 玲子 氏
旭化成株式会社
研究・開発本部 知的財産部 知財戦略室長
1999年旭化成株式会社入社、事業部の技術開発部での研究開発業務、知的財産部での知財担当業務、事業会社での事業企画業務を経験後、現組織にてIPランドスケープに従事。

・中島 顕一 氏
クラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社
IP Service, IP Analytics, マネージャー
電子部品メーカーのアルプス電気(株)でハードディスク向け磁気ヘッドの設計業務を担当後、知的財産部にて特許に係る国内外の係争/訴訟対応及び知財のアドバイザーとしてM&Aや知財評価など様々な戦略業務に従事、又、知財管理グループでは管理業務の統括及び特許管理システム導入のプロジェクトリーダーを行う。
その後、外資系特許調査会社の特許分析グループの責任者を経て、現在、世界最大級の技術情報サービス会社であるクラリベイト・アナリティクス・ジャパン(株)の知財分析グループのマネージャーとして、特許情報を中心とした情報分析のコンサルティングサービスを提供している。
 
 
 
 
イベント概要
経営に資する知財の重要性が叫ばれるようになった昨今。その重要性は増す一方で、遂行する知財人材の不足や、その育成方法、キャリアパスの展望を描くことに奮闘する方も多いのではないでしょうか。
 
そこで本セミナーは、知財人材の育成に情熱的に取り組んでいらっしゃるエキスパートをお迎えし、対談形式でお話を伺います。
 
お一人目は旭化成株式会社知的財産部にてIPランドスケープの推進・進化を担う知財戦略室長の和田玲子氏。知財解析を武器に、事業部の戦略検討・事業開発に深く貢献し、また知財アナリスト育成の重要性を説き、そのキャリアパス構築に挑戦されています。
 
お二人目はクラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社マネジャーの中島顕一氏。長く知財領域にかかわり、知財・論文情報を軸にした情報分析力を活かした企業へのコンサルティングサービスを提供されています。
 
経営にインパクトを与え続ける知財人材とは?育成メソッドとその鍵となる解析シナリオ構築力を紐解き、知財業界の展望を示唆してゆく、リアルな対談をお届けします。
 
本セミナーは視聴者だけでなく、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Homeセミナー(H2H)」です。 自宅からだからこそお伝えできる有意義なコンテンツを配信してまいります。応募いただいた方へのみ、視聴用のURLをご案内いたしますので、皆さまもぜひご自宅よりご視聴ください。
 
対談セッション「知財を企業価値に変える」
 
TOPIC1:知財人材が活躍する必要条件とは
TOPIC2:解析シナリオ構築力を紐解く
TOPIC3:新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは
 
 
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新たな時代に対応した特許情報の活用のあり方 :特許庁

10/12/2020

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12月1日~25日までオンラインで開催されている「第29回 2020特許・情報フェア&コンファレンスOnline」の「特許情報コンファレンスI 新たな時代に対応した特許情報の活用のあり方 : 特許庁(JPO))を視聴しました。
講演者は、特許技監 岩崎晋氏で、スライド30枚、19分弱とコンパクトにまとめられていました。特許庁の取組み概要を短時間で把握するのにもってこいです。 
https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
  
社会・産業構造の変化と知財制度
ウィズコロナ/ポストコロナ時代の「新たな日常」にふさわしい知財制度とは?
日本の産業財産権等使用料の国際収支は3.5兆円の黒字
 我が国の国際収支が悪化する中、 知的財産は国冨を生む重要な資産
五大特許庁の特許出願件数の長期推移
 ●我が国の特許出願数は、2005年まで世界最大であったが、2006年に米国、2010年に中国に抜かれ、現在は世界第三位.
●近年では、五大特許庁(米・欧・中・韓・日)で唯一、出願数が減少傾向にある.
 
特許審査の現状 
世界最速の審査
 JPOの2023年度目標は、一次審査期間は平均10か月以内、権利化までの期間は平均 14か月以内(2018年は、一次審査期間は平均9.3か月、権利化までの期間は平均 14.1か月)
質の検証(ユーザー評価調査)
 ユーザーによる審査の質に関する評価の調査を2012年度から実施.
 重点的に取り組んだ「判断の均一性」についても評価は改善
 
特許庁における近年の主要取組
迅速・的確な産業財産権の付与を通じたイノベーションの促進
 国内外での早期安定的な権利の取得支援
商標・意匠に係る多様なニーズヘの対応
 商標:音、色彩等の新たな商標の保護、地域団体商標制度の利用促進
意匠:達築物の外醗・内装のデザイン等を保護対象に追加、関連意匠制度の改善
権利行使環境の整備
 知財訴訟制度の充実(査証制度の創設 損害賠償額の算定方法の見直し)
 「侵害した者勝ち」にならないよう配慮
大学・中小・ベンチャーの支援
大学・公的研究開発機関等への知財支接事業
スタートアップ支援
経営戦略を成功に導く知財戦略【実践事例集】
特許情報と知的創造サイクル
 特許情報は、知的創造サイクルにおける重要な鍵
特許情報サービスについて
 国の役割と民間の役割分担
特許庁の特許情報の検索サービス
 J-PlatPatの機能改善
 海外の特許情輯を日本琵で照会可能(シンガポールベトナムタイ台湾豪露等)
 画像意匠について効率の良い調査が可能
 
新型コロナウイルスの感染拡大と特許出願件数
新型コロナウイルスの感染拡大と共に特許出願件数は急減。 各国において、 新型コロナウイルスの収束と共に特許出願件数は回復傾向.
新型コロナの影誉を受け、更なる手続きのデジタル化の推進
  令和2年7月 17日に「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」を閣議決定。
  年度内に、申請手続等デジタル化措進計画を策定し、段階的に実施
 「新たな日常」におけるコミュニケーションニーズヘの対応の方向性
  2026年度からの本格的な運用を目指す
新たな時代へのシフトと特許情報の活用方法の変化
 世界や社会に共通の課題の解決する技術情報・企業情報の共有
新たな時代における「競争」と「共創」
特許情報における「競争」と「共創」の考え方
共創の時代の特許情報活用例(1)
共創の時代の特許情報活用例(2)
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MTGの模倣品対策活動

9/12/2020

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12月7日(月)に、オンライン+大阪工業大学梅田キャンパスで開催された「ウイズコロナ時代の知財戦略セミナー〜オンライン・マーケティングを意識した知財の活用戦略〜」で、 (株)MTG知的財産部實川部長(弁理士)の「MTGのブランド保護に向けた模倣品対策 最前線」を視聴しました。
株式会社MTGは、ロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏と共同開発したトレーニング・ギア「SIXPAD(シックスパッド)」のほか、美容ローラーに代表されるビューティーブランド「ReFa(リファ)」などで有名ですが、ニセモノが後を絶たないようです。模倣品対策のツボを押さえた素晴らしい活動でした。
https://www.kansai.meti.go.jp/2tokkyo/Workshop/20201207.pdf
 
折しも、産業構造審議会 知的財産分科会 第6回商標制度小委員会(産令和2年11月6日)では「模倣品の越境取引に関する商標法上の規制の必要性について」、産業構造審議会知的財産分科会 第44回特許制度小委員会(令和2年12月8日)では、「模倣品の越境取引に関する規制の必要性について」、議論されており、模倣品の輸入者による「個人使用主張」の増加(模倣品の越境取引の問題)について、何らかの措置を講じるべきではないかと、商標法における検討の方向性(海外事業者の行為に着目した規制)などが検討されているようです。
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/shohyo_shoi/t_mark_paper06new.html
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/tokkyo_shoi/44-shiryou.html
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/tokkyo_shoi/document/44-shiryou/05.pdf

 
以下、メモです。
 
1.           会社紹介
2.           模倣品対策の基本方針
3.           事例紹介
①           水際対策
②           オンライン対策
③           模倣品対策に関する発信
 
2、模倣品対策の基本方針
あるべき姿(2016年作成)
模倣品を
  • 作らせない(製造) 模倣品製造拠点
  • 入らせない(税関) 中国、香港、韓国、台湾、日本
  • 売らせない(市場) 中国、香港、韓国、台湾、日本
模倣品に対する強い姿勢を示す
 
3、事例紹介
水際対策
税関差止数の推移(日本)約200件(2018年)、約3万点(2019年)
税関差止件数の内訳(日本) 意匠がメイン
意匠登録(線図と写真) 権利取得時の工夫 斜視図、写真
特許権による差止申請  裁判所の確定判決を活用
識別研修 現物(真正品と模倣品)を見ていただく 
オンライン対策
 WEB削除件数の推移 中国7000件以上、日本6000件以上、韓国3500件以上
基本的なフロー 
社内モニタリングで疑義品発見
 オンラインの情報を活かし、公安摘発
 
模倣品対策に関する発信
コーポレイトサイトで発信(2016年作成)
模倣品対策に対する姿勢、考え方、コピー品に関する注意喚起、模倣品対策の事例
https://www.mtg.gr.jp/intellectual_property/
 マスメディアにてMTGの模倣品対策活動を紹介
 
 
株式会社MTG  HP TOP 研究開発 模倣品対策・知的財産
https://www.mtg.gr.jp/intellectual_property/
 
實川 一誠
株式会社MTG 当社の模倣品対策について
http://www.tokugikon.jp/gikonshi/276/276kiko02.pdf
 
 
ReFaブランド特許権侵害訴訟 知財高裁 大合議判決について
https://www.mtg.gr.jp/news/detail/2020/02/article_1834.html
 
特許侵害の損害、逸失利益で推定 知財高裁が判断
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56196100Y0A220C2CR8000
 
ニセモノはこうして排除する!模倣品対策の現状と対策
トレーニング・ギア「SIXPAD」美容ローラー「ReFa」の例に見る
https://newswitch.jp/p/11354

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「1人知財」の実践例

8/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」企業プレゼンテーションの日本パテントデータサービス株式会社のブースで、「かんたん知財情報分析 ~コロナ禍での価値共創、周囲と取り組む「1人知財」の実践例~」というタイトルで、メディキット株式会社の大石裕司氏が講演をされています。
医療機器メーカーの「1人知財」における、コロナ禍での取り組み、マンパワー不足を乗り切る工夫を紹介。
かんたん知財情報分析
 部材メーカー探索、
 新規分野への参入、
 知財DD(国内企業)、
 知財DD(海外企業)、
 ネーミング作成、
などの場面における、かんたん知財情報分析の事例についての話。
 
知財スキル標準Version2を目標にしており、経営トップや各部門との関係もしっかり構築されているようです。
 
https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
https://www.jpds.co.jp/jpds_fair/presentation.html
 

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タカギの知財マネジメント

7/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」企業プレゼンテーションの日本パテントデータサービス株式会社のブースで、「タカギの知財マネジメント」というタイトルで、株式会社タカギの大山浩志氏が講演をされています。
株式会社タカギは、令和2年度知財功労賞を受賞されており、知財に関わる人数は少ないですが、その活動は素晴らしいものです。ここまで話して良いのかなというくらい話されており、参考になることが多いと思います。
https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
https://www.jpds.co.jp/jpds_fair/presentation.html
 
 
知的財産管理技能士・活動報告
九州発・地方中堅企業在籍の知財技能士によるリアルな知財活動紹介
http://fdn-ip.or.jp/files/ipjournal/vol14/IPJ14_70_71.pdf
 

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日本ガイシ流特許調査の基本フロー

6/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」企業プレゼンテーションの日本パテントデータサービス株式会社のブースで、「NEWCSSを用いた特許調査 日本ガイシ流特許調査の基本フロー」というタイトルで、日本ガイシ株式会社 瀬口洋平氏が講演をされています。
スタッフ7名で年間特許調査業務200件以上を行っている中で、検索式作成において留意している点を紹介しています。全体は約26分ですが、調査については最初の18分です。
基本に忠実に行われており、初心者にとって非常に参考になるでしょう。
https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
 
STEP1  調査受付段階  調査仕様書 調査目的を正確に把握 依頼内容を書面で残す
STEP2 調査方針の決定 ベン図 観点整理見える化 三円三積に帰着
STEP3 各観点の掘り下げ いきなり検索式をつくらない マトリックス表
STEP4 検索式の作成 他の人が読みやすい様に 抜け漏れ、ミスが起こりにくい様に
STEP5 調査プロセスの保存 アップデートする際に困らない様に
 

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ナブテスコのIPランドスケープ

5/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」企業プレゼンテーションの株式会社レイテック【1220】のブースで、「 IPランドスケープによる企業経営・事業運営の革新手法 」というタイトルで、ナブテスコ株式会社の菊地修氏がIPランドスケープについて講演されています。30分程にコンパクトにまとめられており、大変参考になります。解析手法については、レイテックの特許解析ツールのPAT-LISTやAI調査員、価値評価システム等を駆使されていました。
https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
 
また、菊地さんは、12月10日(木)18時半~20時の第27回知財実務オンライン:「知財戦略による企業経営・事業運営の革新と、 知財部門の組織改革・人財育成への取り組み」にも登壇される予定で、楽しみです。
https://www.youtube.com/watch?v=zmvg2SnNANc
 

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コロナ禍で生じたデジタルトランスフォーメーションとデカップリング

4/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」の特別フォーラムで、「コロナ禍で生じたデジタルトランスフォーメーションとデカップリング -経営環境の変化とエコシステム型知財戦略」-渡部俊也氏(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授/大学執行役・副学長)を視聴しました。
 東大・本郷キャンパスを核に、米国のシリコンバレー、中国の深圳に次ぐIT(情報技術)の一大拠点に育てるという「本郷バレー」構想が、現在は、400社以上のスタートアップが集積し、時価総額が2兆円を超えるまでになっており、500億円規模の資金が集まってきているということです。

https://pifc2020.event-tank.com/pif/au/
 
 特許だけではなく広義の知財であるデータや外部新興企業のマネジメントを含めて、知財部門は今こそ全社戦略に寄与して行く時にある。コロナ禍の中で急速に進行する様々な環境変化に対して、知財部門は今、経営に資する知財戦略として何をポイントして、どう対応するべきかを考える。具体的には、企業のデジタルトランスフォーメーションそのものと言えるデータやAIの利活用の現況と対応について、そして米中デカップリングで進む技術流出規制の中で企業の持つ知財やデータなどの経営資源をどうマネジメンしていくかについて解説する。最後に、短期間での戦略的対応を迫られる中、企業は外部関係資産として新興企業をいかに活用して行くかについて述べる。
 
 
イントロ コロナ禍で生じている変化とは
 TOKYO COLLEGE
  データガバナンス体制が不十分(中国と比べて対応が遅い理由のひとつ)
 グローバルコモンズ
 デジタル化、竿後の機会生かせ






 経営戦略の三階層(全社戦略、事業戦略、機能戦略)
 経営デザインシート
 オープン&クローズ戦略
 目標達成の2つのルート(環境の魅力重視、組織の能力重視)
 企業の経営戦略が取り組まなければならない5つの経営環境変化
  コロナがもたらすニューノーマル






  • s&ポストSDGs(サーキュラーエコノミー)





 
データとAIに関する企業の実態鯛査から見えてくるマネジメントの姿
   新たな知的資産としてのデータ
   データ駆動型ビジネス
   データ利活用の実態調査結果
   デジタル知財のパフォーマンスの分析
   デジタル知財のマネジメント
   複数事業者によるデータ利活用の事例
   データオーナーシップ
   AI・データの利用に関する契約ガイド
   AI・データ活用コンソーシアム
   AI利用に際して価値あるデータとは
 
デカップリングヘの対応
  米:輸出管理の強化、投資規制、学術界への規制(Fucdamental Research Security)
  中:輸出管理の強化
 国防権限法(NDAA)
  Emerging Technology(基礎研究成果の製品化を可能とする技術)規制
  Foudational Technology規制
 
デジタル革命を担う大学とスタートアップ・ベンチャーエコシステムの理解
 大企業に新しい技術が埋もれている(埋没技術)
 スタートアップが集積する「本郷バレー」の形成
  400社以上、時価総額は2兆円を超える 500億円規模の資金が集まってきている
  SDGs&AIGsESG
  データ&AIガバナンス
  スタートアップ育成を視点と下国際スタンダードの知財と契約、資本政策
 ダイキン工業の例
 東京大学の特許ポートフォリオ
 カーブアウトファンド 20億円規模
  武田薬品工業の例
  ユニ・チャームの例
イノベーションエコシステムでの知財の活かし方
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人工知能は天使か悪魔か~人類とAIの近未来~

3/12/2020

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「2020特許・情報フェア&コンファレンス」がオンライン展示会として70社を超える特許関連企業・機関・団体が参加し、最新の情報が提供されています。
特別フォーラムで、「人工知能は天使か悪魔か~人類とAIの近未来~」(株式会社 感性リサーチ 代表取締役黒川伊保子氏)を視聴しました。
1983年から人工知能(AI)に関わり、男女の脳の「とっさの使い方」の違いからコミュニケーション・ストレスの最大の原因を解明、著書『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』は有名ですが、この感性が知財のAIでも必要なのかもしれません。
 
なるほどと思ったところは、下記のようなところです。
 
対話には、2種類ある  AIは、まだできていない
 問題解決型 状況を見極め混乱を回避する したいのは問題点の指摘
 共感型  気持ちを語り、深い気付きを起こす 欲しいのは、共感とねぎらい
 
10年後、世の中はどうなっているのでしょうか4つの質問への答え。
「人工知能に何ができますか」
「人工知能に仕事を奪われますか」
「人工知能は人を超えますか」
「人工知能に支配されるのでしょうか」
 
http://ihoko.com/whatsnew

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知的財産部門向け事業創造人材育成プログラム

2/12/2020

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「知的財産部門向け事業創造人材育成プログラム~知財からの事業創造と人材育成~」株式会社ゼロワンブースター 木本恭介氏(2020/11/18にライブ配信)のアーカイブ動画を視聴しました。「IPランドスケープとは、組織文化の変革である」「知財人材は知財部を出るべき」など共感するところが多い話でした。
https://www.youtube.com/watch?v=xksUXOYj7s0
 
IPランドスケープとは、組織文化の変革である
米国では知財が重要なわけ(訴訟関連ほかに、セカンダリー市場がある)
 M&A
 特許権の売買
 担保譲渡での資金調達
 バリューチェーンの分業化によるテクノロジーの市場流通
知財人材は知財部を出るべき
 IPランドスケープ⇒知財部の視座では見えない
 ポートフォリオマネジメント⇒ライフサイクルとの整合が必要
オープン&クローズ戦略⇒秀逸なビジネスモデルが必要
 組織デザイン⇒組織を経営視点で見れるか
知財スキル人材は現場(市場)へ
 
アクセラレーターって何しているの?-木本 恭介 氏(株式会社ゼロワンブースター・MBA)
https://www.youtube.com/watch?v=wTMSEAn0aLY

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特許ポートフォリオ強化を目的とする特許売買

1/12/2020

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RWS Special seminarで、特許の売買関連に関して、MiiCs & Partners(マイクスアンドパートナーズ)とそのグループ会社のScienBiziP Japan(サイエンビジップ ジャパン)の講演を視聴しました。https://www.rws-group.co.jp/specialseminar/patentsales/
 
ScienceBiziP Japanは、シャープ(株)の知的財産部門がスピンオフして2016年に設立された会社で、2017年に米国子会社(MiiCs IP Inc.)を設立して特許売買仲介サービスを開始しています。「特許ポートフォリオ強化を目的とする特許売買」と題するScienceBiziP Japan 大久保貴史氏の講演は、特に興味深いものでした。
ScienceBiziP Japanは、シャープ(株)の知的財産部門がスピンオフして2016年に設立された会社で、2017年に米国子会社(MiiCs IP Inc.)を設立して特許売買仲介サービスを開始しています。
日本での取引の内訳は、9割が特許の売却、残りが購入となっているようです。こうした特許売買のコンサルティング業務についての話でした。特許の価値評価をいかに効率よく行うか、AIを用いた評価ツールによる仮想事例の紹介も行われました。PatentCloud、今回の事例に関するデモでは、使い勝手が良さそうな感じでした。
 
特許ポートフォリオ強化を目的とする特許売買
  • 特許ポートフォリオ強化検討フロー
  • 仮想分析事例
  • 特許ポートフォリオ評価
  • 個別特許の精査(特許リスク調査)

特許ポートフォリオ強化検討フロー
 自社・他社ポジション分析
 強み・弱みの特定
 強化策の検討
  出願強化(体制強化;出願体制・開発体制) 
  特許購入・M&A(購入先検討、特許ポートフォリオ評価;価値評価・リスク調査)
 
仮想分析事例
 参入検討
 特許俯瞰調査
 自社・他社ポジション分析
 弱点特定
 弱点補強
 製品俯瞰分析
 技術俯瞰分析
 企業分析
 非特許情報分析
 マーケット情報分析
 ターゲットの選定
 買収後製品俯瞰
 買収後技術俯瞰
 ターゲット会社特許分析
  特許ポートフォリオ分析(PatentCloudでワンクリックで分析)
  特許有効性分析((PatentCloudでワンクリックで分析)

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