12月10日に行われた【H2Hセミナー】 知財を企業価値に変える ~旭化成が挑むIP人材育成を紐解く~」を視聴しました。始まってすぐ、トラブルに見舞われるということがありましたが、900人以上が申し込んだ人気のセミナーでした。 3つのトピックス(①知財人材が活躍する必要条件とは、②解析シナリオ構築力を紐解く、③新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは)について、旭化成株式会社知的財産部にてIPランドスケープの推進・進化を担う知財戦略室長の和田玲子氏、クラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社マネジャーの中島顕一氏、株式会社ユーザベース SPEEDA 執行役員 技術領域事業担当の伊藤竜一氏による対談でした。 和田さんの話によれば、旭化成のIPランドスケープは進化し続けているようです。最初は既存事業分野で「事業を優位に導くために」から始めた旭化成のIPランドスケープですが、成功例と失敗例の部bb席ができるほどに事例蓄積が進んでいて今回は仮想事例に置き換えていますがその紹介もありました。さらに、「新事業創出のために」「事業判断のために」という領域でも事例が進捗中のようです。事例発表が期待できそうです。(基本は、すでに発表済のものに書かれたものでした。) 中島さんのDerwent Innovationの紹介、伊藤さんのSPEEDAの紹介も参考になりました。 企業における知財アナリストのキャリアパス~IPランドスケープの実施のために~ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/69/1/69_16/_pdf/-char/ja 『IPランドスケープを支える知財アナリストの育成』 https://www.patentsight.com/ja/psj-summit-report-ipl-talent 旭化成が挑戦する経営戦略としてのIPランドスケープ──先進企業と語った人材の「要件」と「評価・育成」 https://bizzine.jp/article/detail/5025 AI 時代の IP ランドスケープを遂行する知財アナリスト~解析シナリオ構築力のレベルアップを目指して~ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/70/7/70_366/_pdf/-char/ja IPランドスケープにおいて、知財と事業との橋渡し役としてSPEEDAを活用 https://jp.ub-speeda.com/ex/customers_asahikasei/ 対談セッション「知財を企業価値に変える」 TOPIC1:知財人材が活躍する必要条件とは TOPIC2:解析シナリオ構築力を紐解く TOPIC3:新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは 出演者 ・和田 玲子 氏 旭化成株式会社 研究・開発本部 知的財産部 知財戦略室長 1999年旭化成株式会社入社、事業部の技術開発部での研究開発業務、知的財産部での知財担当業務、事業会社での事業企画業務を経験後、現組織にてIPランドスケープに従事。 ・中島 顕一 氏 クラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社 IP Service, IP Analytics, マネージャー 電子部品メーカーのアルプス電気(株)でハードディスク向け磁気ヘッドの設計業務を担当後、知的財産部にて特許に係る国内外の係争/訴訟対応及び知財のアドバイザーとしてM&Aや知財評価など様々な戦略業務に従事、又、知財管理グループでは管理業務の統括及び特許管理システム導入のプロジェクトリーダーを行う。 その後、外資系特許調査会社の特許分析グループの責任者を経て、現在、世界最大級の技術情報サービス会社であるクラリベイト・アナリティクス・ジャパン(株)の知財分析グループのマネージャーとして、特許情報を中心とした情報分析のコンサルティングサービスを提供している。 イベント概要 経営に資する知財の重要性が叫ばれるようになった昨今。その重要性は増す一方で、遂行する知財人材の不足や、その育成方法、キャリアパスの展望を描くことに奮闘する方も多いのではないでしょうか。 そこで本セミナーは、知財人材の育成に情熱的に取り組んでいらっしゃるエキスパートをお迎えし、対談形式でお話を伺います。 お一人目は旭化成株式会社知的財産部にてIPランドスケープの推進・進化を担う知財戦略室長の和田玲子氏。知財解析を武器に、事業部の戦略検討・事業開発に深く貢献し、また知財アナリスト育成の重要性を説き、そのキャリアパス構築に挑戦されています。 お二人目はクラリベイト アナリティクス ジャパン株式会社マネジャーの中島顕一氏。長く知財領域にかかわり、知財・論文情報を軸にした情報分析力を活かした企業へのコンサルティングサービスを提供されています。 経営にインパクトを与え続ける知財人材とは?育成メソッドとその鍵となる解析シナリオ構築力を紐解き、知財業界の展望を示唆してゆく、リアルな対談をお届けします。 本セミナーは視聴者だけでなく、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Homeセミナー(H2H)」です。 自宅からだからこそお伝えできる有意義なコンテンツを配信してまいります。応募いただいた方へのみ、視聴用のURLをご案内いたしますので、皆さまもぜひご自宅よりご視聴ください。 対談セッション「知財を企業価値に変える」 TOPIC1:知財人材が活躍する必要条件とは TOPIC2:解析シナリオ構築力を紐解く TOPIC3:新時代の知財人材育成のための具体的プロセスと「パテントツール(Derwent Innovation) × SPEEDA」両刀ツール活用のユースケースとは
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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