|
今年の6月に「知財部門での生成AI 活用は、他部門に比べて遅れている?」と生成AIに調べさせたところ、他部門に比べて遅れているという調査結果などが示されました。 今年に入って、賢くなった推論モデル生成AIの普及で知財分野でも生成AIで出来ることが多くなり、各企業での活用検討が急速に活発になり、先進企業のユースケースの事例紹介も相次いでおり、体感では、知財部門での生成AI 活用が急速に進んでいるように感じています。 その後も同じような状態が続いているかどうか、再度生成AIに調査させました。あまり変わっていないという結果でした。他部門の活用の進捗がもっと速いのでしょう。 「日本企業における知的財産(以下、知財)部門の生成AI活用は、マーケティングや経営企画といった他部門と比較して遅れている傾向が継続している。・・・・・先進的なツールを駆使する企業と、依然として従来手法に留まる企業との間で、活用レベルの格差が拡大しつつある。」(Gemini) 「複数の調査によると、知財・法務部門のAI導入率は約26%にとどまり、これは調査対象10部門中9位と下位に位置しています。この数値は全社平均の42.1%を大きく下回り、IT・ソフトウェア部門(72%)やマーケティング・営業部門(68%)などが高い導入率を示す中で、知財部門は人事部門(12%)に次いで低い水準となっています。」(ChatGPT) 「2025年の最新調査結果によると、知財部門での生成AI活用は依然として他の多くの企業部門に比べて遅れている状況が続いていることが明らかになりました。マッキンゼーの2025年AI現状調査をはじめとする複数の調査データから、この傾向に変化がないばかりか、部門間の格差がより明確になっていることが判明しています。」(Perplexity) 「PwC日本グループの「生成AIに関する実態調査2025春」によると、法務部門(知財部門を含む)の生成AI導入率は14%に留まり、調査対象5カ国中最下位という結果となっています。部門別生成AI導入率の比較(2025年春時点):🔧 システム開発・IT部門: 38.2%、📈 マーケティング・営業部門: 33.6%、👥 人事部門: 26.0%、📋 事務・管理部門: 25.5%、💼 経営企画層: 約20%、⚖️ 法務・知財部門: 14%(5カ国中5位)。さらに深刻なのは、この格差が縮小するどころか拡大しつつあることです。2023年から2025年の2年間で、IT部門: 45%→72%(+27ポイント)、マーケティング部門: 32%→68%(+36ポイント)、法務・知財部門: 11%→26%(+15ポイント)。このデータから、知財部門は他部門と比較して、導入ペースも遅いことが明らかです。」(Genspark) 「日本では法務部門でさえ29%の導入率に対し、知財部門は15-25%程度と推定される。しかし、2024年から2025年にかけて状況は劇的に変化しつつあり、法務・知財分野の導入率は前年比で倍増し、専門家の78%が5年以内にAIが業務の中核になると予測している。」(Claude) なお、生成AIによる調査・分析結果は、公開された情報からだけの分析であり、必ずしも実情を示したものではないこと、誤った情報も含まれていることについてはご留意されたうえで、ご参照ください。 知財部門での生成AI 活用は、他部門に比べて遅れている? https://yorozuipsc.com/blog/ai3082906 Intellectual Property (IP) Departments’ Use of Generative AI Continues to Lag Behind Other Departments When I asked generative AI back in June this year, “Is the use of generative AI in IP departments lagging behind other departments?”, the survey results suggested that it was indeed behind. Since then, reasoning-model generative AI has become much more capable, and its spread has significantly increased the range of possible applications in the IP field. Companies have rapidly accelerated their efforts to explore its use, with many leading companies showcasing practical use cases. Subjectively, it feels like the adoption of generative AI in IP departments has been progressing quickly. I then asked generative AI again to investigate whether the situation had changed. The result was that not much has changed—likely because the pace of adoption in other departments is even faster.
Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document.
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
September 2025
カテゴリー |
RSS Feed