パテント誌Vol. 75,No. 9,P.33(2022)の「特許無効審判等の実務に役立つ記載要件のロジックの検討」は、弁理士会の令和3年度特許委員会が、サポート要件違反で特許を無効にするロジックについて、(1)進歩性とサポート要件について特許権者が主張する課題の齟齬を突く戦略(検討テーマ 1)、及び(2)実施例の不備を突く戦略(検討テーマ 2)について検討した結果を報告したものです。
実施例の不備を突く戦略としての類型 1~5には、典型的な裁判例も記載されており、対応しなければいけない案件がどの類型になるのか判断しやすくなっています。 特許無効審判等の実務に役立つ記載要件のロジックの検討 令和3年度特許委員会第2部会 第1チーム https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/4052 目次 1.はじめに 2.検討方法 3.検討結果 3.1 検討テーマ1の詳細分析 (1) 進歩性及びサポート要件の判断に対する課題の影響 (2) 検討テーマ1のロジックの論理的構成 (3) ステップ1~4 (4) 課題の齟齬を突く戦略が成功する可能性 3.2 検討テーマ2の詳細分析 (1) 類型1 (2) 類型2 (3) 類型3 (4) 類型4 (5) 類型5 4.まとめ
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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