11月15日に、11月5日に行われた産業構造審議会知的財産分科会第3回財政点検小委員会議事録が掲載されました。特許特別会計の財政運営について、事務局より、資料に沿って、説明が行われ、説明を踏まえて、自由討議が行われた、ということですが、議事録の中では、特許特別会計の財政運営についての説明部分が9頁、自由討議部分が22頁で、活発な議論がされていることがわかります。
審査請求の動向について、会議の中で質問があったのに対し、会議中に迅速に担当の方がまとめて報告されていました。コロナの影響を受けて先送りの傾向があったが、回復してきているとのことです。 「2019年度の審査請求と、2020 年度の審査請求を比較すると、1年目の請求が2019 年度から 2020年度にかけて 22.4%から 21.7%と、若干ですが下がっています。2年目も 15.8%から14.7%に下がっていて、これに対して3年目が 61.8%から 63.6%という形で、若干先送りの傾向が出ている。2021 年度の今年度については、まだ半分しかたっておりませんが、こちらについては1年目が大分回復して、むしろ2019年度より高く23.9%まで増えていて、3年目は今まで遅れた分を回収するということもありますが、65.6%と相当増えている。一方、2年目は少ないということで、昨年は、コロナの影響を受けて3年目に先送りする傾向があり、今年は、3年目もまた増えていますけれど、1年目に出すという傾向はしっかり戻ってきたというところが読み取れる状況でございます。」 産業構造審議会知的財産分科会第3回財政点検小委員会 令和3年11月5日(金)議事録 https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/zaiseitenken_shoi/document/index/03_gijiroku.pdf
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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