8月26日に開かれた「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会(第2回)」の議事概要が公開されました。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai2/gaiyou.pdf 1.企業の知財投資・活用に係る現状認識に関して 2.ガイドライン全般に関して 3.開示の在り方に関して (ビジネスモデル・戦略)(知財情報の活用)(定量的な指標)(投資家の対応) 4.社内におけるガバナンスに関して (知財と経営)(取締役会)(IPランドスケープ(IPL)の活用) 5.コーポレート・ガバナンスに関する報告書に関して ということで、活発な議論がされているようですが、「知財投資がちゃんとできていない、又は成果がでていないという現状認識があって、コーポレートガバナンス・コードにも取締役会で見ていきましょうと書かれた。この年末に多くの上場企業がcomplyとなった時点でおしまい。できていないのに皆がcomplyしているということになると何も起こらない変わらない。大多数の企業が改めてこういうことを考えてみて、社内でデータを集めてなかった、把握してなかったこと等が分かって、これから準備していきますというexplainがあって初めて改善していく。」という指摘の通りだろうと思います。 第4回が9月22日(水)に開催され、投資家の視点でのプレゼンテーションが行われ、コーポレート・ガバナンスに関する報告書への対応案が出されるようです。「ひな形にのっとって comply又はexplain終了」という形にはならないように工夫していただければと思います。 知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会(第4回)の開催について https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai4/kaisai.html
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著者萬秀憲 アーカイブ
April 2024
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