11月28日にオンラインでライブ配信された「研究開発の常識を超えて、事業化を追求するNEC研究所」は、NECが、「事業開発に寄与できる研究開発を目指し、事業部との強固な連携体制を構築し、社会実装を意識した研究開発へ改革」を進めている考え方がよく理解できる内容でした。研究テーマ設定プロセスの改革についてもよくわかりました。
事業化に向けた研究開発の主な課題 本日は、①、②に関する取り組みをご紹介
②事業競争優位の源泉を作る(ニーズ志向) 4.技術ビジョン 5. ソートリーダーシップ活動 ③優秀人材の育成 ④新たな成長に向けた人づくり・場づくり 研究開発の常識を超えて、事業化を追求するNEC研究所 2023年11月28日(火) https://jp.ub-speeda.com/seminar/20231128/ TOPIC 1:NECの研究開発体制、その強さに迫る TOPIC 2:研究テーマ設定プロセスの改革を紐解く TOPIC 3:山田氏の原体験から、その改革力を学ぶ 山田 昭雄 氏 日本電気株式会社 Corporate SVP 兼 研究開発部門長 1993年NEC入社、デジタル放送方式の研究開発に従事。その後コンテンツ理解、メディア認識、ICTアーキテクチャ、データマイニング、自然言語処理と活動を広げ、研究戦略企画担当を経て、人工知能関連の研究活動を統括(研究所長)。2018年から新事業開発に転じ、エンタープライズ向けデジタル事業統括。2020年より研究開発担当役員。 1990年代よりMPEG/JPEGの名前で知られる標準化に携わり、技術貢献に加え国際標準化会議運営等に従事。電子情報通信学会(IEICE)理事、日本オペレーションリサーチ学会(ORSJ)副会長、日本工業標準調査会(JISC)委員、NEDO技術委員他多数歴任。映像情報メディア学会(ITE)丹羽高柳論文賞、経産省産業技術環境局長表彰、情報処理学会(IPSJ)標準化功績賞他多数の受賞。博士(工学)。 「すごい」よりも「ありがとう」と言われる研究を 2023年5月26日 https://jpn.nec.com/rd/labs/index.html コーポレート・ガバナンス報告書(2023年7月19日発行) https://jpn.nec.com/profile/pdf/nec_governance.pdf <知的財産等への投資等> NECグループは、社会価値創造の軸となる既存事業を発展させる技術や、社会に新たな価値を提供しうる将来事業向けの先進的な技術を創出し、かかる技術の事業化を加速することで、NECグループの持続的な発展を支えていきます。売上収益の4%程度を継続的に研究開発費にあてるとともに、AI(人工知能)の技術群等を活用した多種多様なデータの解析により新たな価値を創造する「データサイエンス」の技術領域と、これを効率的かつセキュアに支える「ICTプラットフォーム」の技術領域を中心に据え、研究開発を推進しています。 また、特許については、2025中期経営計画の成長事業であるグローバル5G、コアDX(注)、デジタル・ガバメントおよびデジタル・ファイナンスを牽引する、データサイエンスやICTプラットフォームをはじめとした技術領域に特許リソースを集中しています。これにより成長事業に対応する出願件数・保有件数の割合を高め、特許ポートフォリオを継続強化しています。強化した特許ポートフォリオをはじめとする知的財産は、成長事業の遂行を盤石にすることに加え、様々なステークホルダーとの共創を促進することにも積極的に活用しています。詳細は、当社ウェブサイト(サステナビリティサイト)、統合レポートおよびESGデータブックをご参照ください。 (注)NECグループが強みを生かせるデジタルトランスフォーメーション(DX)領域。 サステナビリティサイトおよびESGデータブック: (https://jpn.nec.com/sustainability/ja/report/index.html) 統合レポート:(https://jpn.nec.com/ir/library/annual/index.html) NEC統合レポート2023 https://jpn.nec.com/ir/library/annual/2023/pdf/etsuran.pdf イノベーション:R&Dと事業開発 P.30- NECの経営と事業をリードする知財 https://jpn.nec.com/intellectual-property/index.html 「攻め」「集中」NECの知的財産戦略 評価はトップクラス、中計達成向けビジネス貢献 https://jpn.nec.com/corporateblog/202305/02.html 社会価値創造型企業として「未来の共感」を創る日本電気の知財活動 18/4/2022 https://yorozuipsc.com/blog/5102060
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著者萬秀憲 アーカイブ
January 2025
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