生成AI(GPT4 API)を活用した特許読解AIアシスタント「サマリア」が、2024年1月から有料プランを導入するということです。機能は制限されるものの「無料プラン」は引き続き提供、有料プランは「ミニマム」「ビジネス」「プレミアム」の3種類のライセンスの提供を予定しているということです。
高価なGPT4 API等を利用した、これだけの高機能製品が、開発中とはいえ、無料期間が長く続いているなあと思っていましたが、ようやく有料になるという感じです。 有料ということで安定したサービスと今後の革新的な機能の追加に、ますます期待できそうです。 また、下記のような、今後の開発ロードマップ(暫定版)にも期待しています。 『1. 大規模集合(〜数十万件)を対象とする分類付与機能 サマリアは、生成AIを用いた革新的な分類作成機能、分類付与支援機能を提供しておりますが、現在は数百件〜数千件程度の小規模な集合を前提として機能です。 将来的に、数万件〜数十万件の大規模集合を対象とした分類付与機能を提供する予定です。 従来の手法では決して行うことができなかった高付加価値の大規模特許解析を実現させます。 2. 拒絶理由通知などの中間処理の支援機能 現在、弁理士などの特許実務家の皆様には、特許庁からの拒絶理由通知の際の引例読解などにサマリアをご利用いただいております。 弊社では、特許実務家の皆様がより効率的に本質的に拒絶理由通知などの中間処理業務の付加価値および効率を革新的に向上させるあっと驚く機能を提供予定です。』 10月22日付けの角渕由英弁理士「サマリア(Summaria)を用いた侵害予防調査のスクリーニング」では、サマリアの活用例が書かれており、『これからのサマリアの発展を想像して、僕は胸を躍らせる。』としています。同感です。 サマリア 新しい料金プランについて https://patent-i.com/summaria/manual/R_20231018 サマリア(Summaria)を用いた侵害予防調査のスクリーニング 2023年10月22日 https://note.com/tsunobuchi/n/n915359c4bee7 特許読解AIアシスタント「サマリア」を特許翻訳で活用する(転載) 2023年10月14日 https://note.com/ose_yosshy/n/n336bfcf740b4 DWPI(Derwent World Patents Index)のような構造化抄録を作成する機能【サマリア】 2023年9月6日 https://note.com/ose_yosshy/n/nc186e6621401 やっぱりすごい 特許読解アシスタント「サマリア」 15/9/2023 https://yorozuipsc.com/blog/2377954
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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