月刊パテント2021年3月号の「特許情報を営業活動に役立てる特許紹介ハンドブックの試みと特許表示~もしも企業の知財部が営業部門に向けて活動したら~」(会員 山中 伸一郎)を読みました。知財部の活動の幅が広がる中、特許情報を営業活動に役立てる、わかりやすい取り組みだと思います。
https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/3768 企業の知財部が,受動型組織から能動型組織への転換を期待されるなかで,簡単かつ手軽に企画・実行でき,かつ,事業に貢献する,情報創造発信型の活動の一形態として,特許紹介ハンドブックの試みを紹介する。この試みは,企業の知財部が,営業部門に対して,特許情報を営業活動に役立ててもらうべく,商品の特長をこんなところにも特許!というストーリーで見やすく分かりやすく紹介したものである。 また,特許表示をした場合に,それが顧客に対してどのような効果を与えるのか,特に購買意欲の動機付けとなりうるのか,簡易ではあるがアンケートをしてその結果を考察した。 企業の知財部が,特に情報を創造して発信するという業務にシフトしていくなかで,そういった業務のチャレンジ事象の一つとして,あるいは,特許事務所の新業務形態の一つとして,一読に値する考察材料を提供したい。 目次 1.はじめに 2.試みた「特許紹介ハンドブック」の紹介 (1) 特許情報が営業活動で役立つシーンの紹介 (2) 商品の特長を,こんなところにも特許!というストー リーで紹介 3.特許表示と購買意欲等のアンケート結果とその考察 (1) 特許表示の定義 (2) 特許表示のメリットとデメリット (3) アンケート内容とその結果 (3-1) 特許表示と購買意欲 (3-2) 特許表示とブランドイメージ 4.特許表示と法 5.さいごに
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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