7月28日に、特許行政年次報告書2023年版が公表されました。
本報告書は、知的財産をめぐる国内外の動向と特許庁における取組について特許庁が取りまとめたもので、非常にボリュームがありますが、細かい統計資料もあり、参考になります。 特許庁が伝えたいポイントは、下記の3点のようです。 1.特許出願件数及び審査請求件数は、近年横ばい傾向であるものの、2022年の特許出願件数は、前年に比べてわずかに増加しました。 2.外国人による日本への特許出願件数は、米国、欧州、中国、韓国からの出願件数が前年より増加しました。 3.商標審査の出願から一次審査通知までの期間(FA期間)及び出願から権利化までの期間は、いずれも2022年度において大幅に短縮しました。 特許行政年次報告書2023年版 https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2023/index.html 第1部 グラフで見る主要な統計情報 第1章 国内外の出願・登録状況と審査・審判の現状 第2章 企業等における知的財産活動 第3章 中小企業・地域における知的財産活動 第4章 大学等における知的財産活動 第5章 施策に関する動向 第6章 出願動向の変化とグローバル化 第2部 詳細な統計情報 第1章 総括統計 第2章 主要統計 第3章 国際出願関係統計 第4章 主要国・地域・機関に関する統計 第3部 施策一覧 第1章 特許における取組 第2章 意匠における取組 第3章 商標における取組 第4章 審判における取組 第5章 多様なユーザーへの支援・施策 第6章 人材育成に向けた支援・施策 第7章 特許庁における業務改善の取組 第8章 グローバルな知的財産環境の整備に向けた取組 第9章 産業財産権制度の見直しについての取組 付録 付録1 MVV 付録2 予算・機構・定員関係資料 付録3 その他統計・資料 特許行政年次報告書2023年版をとりまとめました https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2023/matome.html 2023年7月 特許庁は、知的財産制度に関心を持ち理解を深めていただくために、知的財産をめぐる国内外の動向と特許庁の取組について、特許行政年次報告書2023年版として取りまとめました。 本報告書から知ることができるポイントは例えば以下のとおりです。 1.特許出願件数及び審査請求件数は、近年横ばい傾向であるものの、2022年の特許出願件数は、前年に比べてわずかに増加しました。 2.外国人による日本への特許出願件数は、米国、欧州、中国、韓国からの出願件数が前年より増加しました。 3.商標審査の出願から一次審査通知までの期間(FA期間)及び出願から権利化までの期間は、いずれも2022年度において大幅に短縮しました。 22年の特許出願、中国161.9万件で突出 技術を囲い込み 2023年7月28日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA270400X20C23A7000000/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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