<「知財」がまるごとわかる>「知的財産法のエッセンスを一冊に凝縮。重要事項を重点的かつ平易に説き,知財法の全体像をわかりやすく示す。改訂に際し,最近の法改正や重要判例を織り込んでアップデートした。知財の世界への第一歩を踏み出すための確かな案内図となる,信頼のテキスト。」というキャッチフレーズの「入門 知的財産法 第3版」【平嶋 竜太 (南山大学教授),宮脇 正晴 (立命館大学教授),蘆立 順美 (東北大学教授)/著】は、初版のときには意匠法についてほとんど書かれていなかったことにびっくりした記憶が残っています。(その後、第2版からは意匠法の章も一応は設けられています。)
企業の多くでは、社内教育や知的財産協会の研修により知財に関する知識等を学びます。その内容は、多くの場合、企業での実務で必要な知識だけに狭くなっているようです。バランスをとるためにも、大学の先生方が書かれた入門書に目を通してみてはどうでしょうか。 入門 知的財産法 第3版 https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641243606 第1章 はじめに 1 知的財産とは何か/2 知的財産保護の目的/3 各法の特徴と相互関係/4 知的財産の国際的な保護 第2章 特許法 1 特許法の目的と全体像/2 特許法の保護対象と保護要件/3 特許権の効力と限界/4 特許権の侵害と法的救済/5 特許権の発生と帰属/6 特許権を取得するための手続/7 特許権を財産権として活かす仕組み 第3章 著作権法 1 著作権法の全体像/2 著作物の要件/3 権利の帰属/4 著作権の効力/5 著作権の制限/6 著作者人格権の効力と制限/7 権利侵害と救済/8 保護期間/9 著作権・著作物の利用 第4章 商標法 1 商標法の全体像/2 商標登録の要件/3 商標権の効力・制限/4 類 似 第5章 不正競争防止法 1 不正競争防止法の全体像/2 周知商品等表示混同行為/3 著名商品等表示冒用行為/4 商品形態のデッドコピー/5 営業秘密の不正利用/6 限定提供データの不正利用 終 章 知的財産法の交錯領域 1 なぜデザインを保護するのか/2 意匠法の概要/3 意匠法と他の知的財産法
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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