鮫島先生の「技術法務のススメ 第2版」が出版され、手元に届きました。
2014/7/1発売の初版が379ページだったのが、472ページと93ページも増えています。 8年の間に、オープンイノベーションが進展、スタートアップの台頭・振興政策、投資家など異業種が知財やその戦略・ガバナンスを評価する時代に、産業構造がものづくりからITサービスへ、という変化があり、それらに対応されたということのようです。 第3章に、PoC契約、データ提供契約が追加されたこと、第4章のケーススタディが倍以上になったことなどが目につきました。 これからじっくり読ませていただきます。 第2版 技術法務のススメ~事業戦略から考える知財・契約プラクティス~知財戦略・知財マネジメント・契約交渉・契約書作成・特許ライセンス契約・秘密保持契約・PoC(技術検証)契約・共同開発契約・共同出願契約・ソフトウェアライセンス契約・データ提供契約など 単行本 – 2022/8/9 鮫島 正洋 (著) https://amzn.to/3cSLRni 「知財」×「法務」のバイブル、8年ぶりの改訂版! 第2版では…全面的に内容・記述がより深化し、技術法務の真髄にさらに迫る! ・産業構造の変化に対応し、従前のハードウエア的な事例に加えてソフトウェア・サービス的な事例も追加! ・実践的契約類型として、新たに、PoC(技術検証)契約、データ提供契約に関する解説を追加! 具体的な条項例を示しつつ、契約書作成・契約交渉の勘所や考え方を提示! ……など <本書のポイント> ● 知財法を知らないビジネスマンでも知財戦略を理解可能なように再構成した「知財戦略セオリ」を提唱。 ● 最も戦略性が反映される「従たる法律関係」についてブレーンストーミングをする際の発想法を「スキーム」「リスクヘッジ」「WinWin」に分類し、戦略的アドバイスを可能ならしめる実務について解説。 ● セオリや発想法を融合した技術法務の真髄がよくわかる、具体的な10例のケーススタディを収録。 →特許出願せず、ノウハウとして秘匿する戦略(先使用権を意識したノウハウ戦略)を採用した例 →大手工作・加工メーカーにプロトタイプ作成、量産化、共同開発の相談を依頼した例……など オープンイノベーションの契約交渉の場面で、ビジネス的な視点から「知財」×「法務」を総合的に判断することが求められる今、スタートアップ支援や、知財・法務に携わる関係者必読の書! 【教育・研修にも最適! 】
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
カテゴリー |