3月15日に行われた、知財実務情報Lab.のセミナー「クレーム記載における「略(ほぼ)」の話 」(日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士 加島 広基 先生)のアーカイブ動画(約1時間50分)が2023年3月23日(木)正午までの予定で、無料公開されています。
(無料)「クレーム記載における「略(ほぼ)」の話 ~3件の知財高裁裁判例を例として~」と題するセミナーを3/15に開催します。 https://chizai-jj-lab.com/2023/01/21/0315/ 無料セミナーの録画視聴方法についてのFAQ https://chizai-jj-lab.com/2022/12/21/faq/ 資料は、このセミナーのために新しく書き下ろされた全92ページの大作となっています。 範囲を不確定とさせる表現(「約」、「およそ」、「略」、「実質的に」、「本質的に」等)は、大きく分けて4つの類型が、特許出願案件中にどの程度出現しているかの分析や、「略」に関するサポート要件、明確性要件について(知財高裁令和4年(行ケ)第10019号、知財高裁令和4年(行ケ)第10027号)、「略」に関する充足論について(知財高裁平成29年(ネ)第10033号)と3件の訴訟に関する解説など盛りだくさんで、「本日のまとめ」もとても参考になります。 目次 1.クレーム記載における「略」等の曖昧な表現について 2.「略」に関するサポート要件、明確性要件について 3.「略」に関する充足論について 4.外国特許出願における「略」等の曖昧な表現の取り扱い 令和4年12月22日判決言渡 令和4年(行ケ)第10027号 審決取消請求事件 判 決 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/667/091667_hanrei.pdf 特許 令和4年(行ケ)第10027号「耕耘爪」(知的財産高等裁判所 令和4年12月22日)3月15日(水)配信 https://ipforce.jp/articles/soei-patent/hanketsu/2023-03-15-5771 「略多角形」が不明確 令和4年(行ケ)第10019号「多角形断面線材用ダイス」事件 https://yorozuipsc.com/blog/-410019 特許請求の範囲の「ほぼ同じ高さ」の意義について解釈した事案≫ 【平成30年5月24日判決(知財高裁 平成29年(ネ)第10033号)】 https://www.ip-bengoshi.com/archives/4769 平成29年(ネ)第10033号「改修引戸装置」事件 https://www.unius-pa.com/case/patent/cancel-patent/5970/ 平成29年(ネ)10033号 判決 https://www.ip.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/804/087804_point.pdf https://www.ip.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/804/087804_hanrei.pdf
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
March 2023
カテゴリー |