ブリヂストンは知財に積極的な投資を行ってきた企業として知られています。
『ブリヂストンの「攻めまくる」知財戦略、スタッドレスの革新生んだ知財ミックスの神髄』には、知財経営には、次のような3つのステージがあるということが示されています。 第1ステージ:知財を可視化し、リスクを見つけること。 第2ステージ:チャンスに目を向け、事業価値に変換すること。 第3ステージ:こうした考えが知財部門だけではなく、全社内に浸透すること。 第3ステージに到達したときに、知財経営が成立する、というのがブリヂストンの考え方です。 「言うは易く行うは難し」ですが、さすがブリヂストンです。 ブリヂストンの「攻めまくる」知財戦略、スタッドレスの革新生んだ知財ミックスの神髄 10/24(火) https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfef86b1624b025d3b9e981b3af4130ff01193e ブリヂストンの「攻めまくる」知財戦略、スタッドレスの革新生んだ知財ミックスの神髄2023/10/24 https://www.sbbit.jp/article/cont1/123949 【ゴム製品】他社牽制力ランキング2022 トップ3はブリヂストン、住友ゴム工業、横浜ゴム 2023年07月21日 https://www.patentresult.co.jp/news/2023/07/fcitrub.html 『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』を発行 2023年06月30日 https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2023063001.html 知的財産戦略 知的財産を社会価値・企業価値へ https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/integrated_report/2023/assets/pdf/section/ir2023_66-67.pdf 知的財産を社会価値・企業価値へ変換する 〉〉知財活用マネジメントの深化 当社グループでは以下の3つの方針を柱として知財マネジメントの深化を図っています。 1 バリューチェーン全体を見る 2 知財ミックスをモジュール化する 3 現場に寄り添って知財創出する 〉〉ROICを活用した投資対効果の検証 中期事業計画(2021–2023)における最重要経営指標としているROICの考え方を知財マネジメントにも取り入れています。具体的には、知財活用による売上への貢献額と知財収入額を「知財価値」と捉えた結果系KPIとし、その結果を出す為のマネジメント施策に攻めと守りの両面から要因系KPIを設定しています。攻めでは、当社知財の秘伝のタレともいえる技術&イノベーションにおける3つの極める「ゴムを極める」「接地を極める」「モノづくりを極める」を基盤とした知財ミックスのモジュール数を構築途上のものも含めて要因系KPIとしています。守りでは、内向き/外向き両面からミクロマクロの IPL能力を駆使したリスクの先読み検知機能による事業の展開自由度確保と訴訟などトラブル回避を要因系KPIに導入しています。 ROIC基本フォーミュラによる知財価値創造性(結果系KPI)で22年は19年対比で約2倍近く向上、23年も更に伸ばすことを計画しています。 〉〉知財活動の実践事例:鉱山ソリューション 鉱山での車両運行を止めず生産性を向上させることを軸に、鉱山オペレーション全体での経済価値を最大化する鉱山ソリューションは、強固な知財ミックスが構築され機能している典型例です。 活動第3期目に入ったIPランドスケープ推進協議会 経営とIPLの課題 ~活動の実践とその成果~ https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum3_001.pdf ブリヂストンの知財戦略と知財KPI 30/5/2023 https://yorozuipsc.com/blog/kpi6289335
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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