2月4日に行われた『With/After コロナ時代を見据えた知財戦略と人材育成』というKITプロフェッショナルミーティング(オンラインイベント)で行われた、栗田工業株式会社 開発本部 知的財産部 知的財産部長 松本 克美氏の講演を視聴しました。
栗田工業の紹介、事業戦略 事業戟略① 従来の水処理薬品、水処理装置の販売に加えて、今後は、薬品、装置、メンテナンスの技術、商品、サービスを駆使した総合ソリューションを、お客様に最速で提供していく。 水環境のトータルソリューションによる顧客価値の提供 事業戟略②(グローバル展開の強化) 2015年の欧州水処理企業買収以降、米国・中東・アジアにおける企業買収等により海外事業が増加 2015年以降、海外での発明創出や海外との共同発明が増加。 事業戟略③(DX) 2020年、テジタル戟略本部を新設し本格取組み 事業戦略をふまえた知的財産活動 ソリューションビジネスヘの対応 ソリューションビジネスの先進企業をベンチマーク 特許報奨制度をソリューションビジネスに適応でさるように改訂 特許商品の粗利益ベースの報奨⇒特許の価値評価ベースに ⇒当社も要素技術特許とピジネスモテル特許からなる特許綱構築活動を推進 当社ソリューションビジネスの特許保護状況 マスターモデル、競争優位性の源泉、保有特許概要、他社との差別化状況、国別別状況、今後の知財取り組み方針 グローバル展開の加速 海外創出発明・海外保有特許への対応 海外特許綱の強化 水処理薬品トップ企業をベンチマーク 持許出願基準を改定、基礎出願数は抑制し、海外比率を増加 コロナ禍での課題 知財情報を用いた事業戦略への貢献 IPランドスケープ、戦略部門とのコワーク プラットフォーム、DX,データ取り扱い対応(契約) KITでの学び、ゼミ活動内容 3年目(2021年予定)修士論文に注力予定 研究テーマ:IPランドスケープ手法を用いて、ベンチマーク企業を調査し、ソリューションビジネスを知財権で保護する効果的な方法を見出す。現在は、農業ソリューションに注力。
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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