5月1日、東京大学大学院工学系研究科 松尾豊 教授が理事長の日本ディープラーニング協会(JDLA: Japan Deep Learning Association)が、「生成AIの利用ガイドライン」を生成AIの活用を考える組織がスムーズに導入できるように、利用ガイドラインのひな形を「生成AIの利用ガイドライン」として策定し、公開しました。
このひな形を参考に、それぞれの組織内での活用目的等に照らして、適宜、必要な追加や修正を加えて使用することを想定していて、「最低限、定めておいたほうが望ましい」と思われる事項を中心に作成したということです。 「企業がChatGPTを利用する上では大きく分けて、自社内オンプレミスで利用する場合、生成AI事業者が提供しているサービスを利用する場合、事業者が生成AI事業者が提供しているAPIで作成したサービスを利用する場合、の3パターンがあります。入力するデータの懸念として、個人情報や秘密情報を入力してしまう、他人の著作物を入力してしまうといった懸念や、出力されたものの権利など、3つの観点でリスクがそれぞれ異なるため、自社が使おうとしているものがどのパターンなのか把握することが重要です」ということで、 各企業の利用パターンでリスクの内容は異なってきますが、利用ガイドラインの内容は「データ入力に際して注意すべき事項」「生成物を利用するに際して注意すべき事項」という2パートで構成されています。 ポイントが明確になっているので、【簡易解説付】版がおすすめです。 JDLAが「生成AIの利用ガイドライン」を公開、企業の活用を促進 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15110/ 日本ディープラーニング協会(JDLA)「生成AIの利用ガイドライン」 https://www.jdla.org/document/?utm_source=direct&utm_medium=event 生成AIの活用を考える組織がスムーズに導入を行っていただけるように、利用ガイドラインのひな形を策定し、公開します。 このひな形を参考に、それぞれの組織内での活用目的等に照らして、適宜、必要な追加や修正を加えて使用ください。 ※今回、示したものは最初のバージョンですが、今後、フィードバックをいただきながら、改訂していく予定です。 ※『生成AIの利用ガイドライン』に関するご意見やご感想はこちらよりお寄せください。 ※2023年5月1日に開催した、本資料公開に関する記者発表会の模様もJDLA公式YouTubeチャンネルにて公開中です 生成AIの利用ガイドラインの作成にあたって 生成AIの利用ガイドライン【条項のみ】(2023年5月公開) 生成AIの利用ガイドライン【簡易解説付】(2023年5月公開) 日本ディープラーニング協会(JDLA)「生成AIの利用ガイドライン」公開 記者発表会 https://www.youtube.com/watch?v=ULYBJQm7vXQ 2023/05/01 にライブ配信(約57分) JDLAは、企業や⾃治体における⽣成AI利活用のためのガイドラインの雛形を作成し、一般公開いたします。 本イベントでは、「⽣成AIの利用ガイドライン」公開の背景や本ドキュメントの内容について、発表させていただきます。メディアの皆様に向けて開催いたしますが、イベントの様子はこちらにて公開し、どなたでもご視聴いただけます。 ▼「⽣成AIの利用ガイドライン」の配布について また、本資料は、本イベント開始時刻(2023年5月1日 11時)より、JDLAサイトにて公開し、どなたでもダウンロードいただけます。是非多くの方にご活用いただけましたら幸いです。 https://www.jdla.org/document/?utm_source=direct&utm_medium=event [イベント概要] ◇⽇時: 2023 年5 ⽉1 ⽇(⽉) 11:00〜12:00 ◇出席者: 松尾豊、柿沼太⼀、井﨑武⼠ ◇概要: 1. ご挨拶 2.「⽣成AI の利⽤ガイドライン」公開の背景について 3.「⽣成AI の利⽤ガイドライン」の内容について 4. 質疑応答 企業・組織でのChatGPT利用ガイドライン雛形(テンプレート)が公開!松尾教授率いるJDLAが5月1日に作成 リモートワーク研究所【リモ研】 https://www.youtube.com/watch?v=V69Uv8isuwQ
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著者萬秀憲 アーカイブ
October 2024
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