3月25日に行われた(第40回)知財実務オンライン:「スタートアップのIPランドスケープ 知財だからできる!経営層と現場のギャップの埋め方」(ゲスト:AIPE認定 シニア知的財産アナリスト 原田 雅子氏)をアーカイブ動画で視聴しました。(約1時間半)
https://www.youtube.com/watch?v=FIfPefF2x84 経営層に近いところで仕事をしているだけあって、どうやって儲けるかビジネスモデルまで考え、何でも屋として進むべき道・方針の共有化に配慮し、自分事として考え動いている、さすがです。 2020年12月16日 知財専門誌「IPジャーナル」第15号に寄稿 2020年12月15日 – 一般財団法人 知的財産研究教育財団が発行している機関誌「IPジャーナル」第15号に、当社・原田 雅子(執行役員(知財戦略)兼務 社長室)が寄稿いたしました。 ■IPジャーナル 第15号 ・IPランドスケープ(第8回)スタートアップのIPランドスケープ~経営層の意識は高い!~ 本ブログの本年1月5日に、「スタートアップのIPランドスケープ~経営層の意識は高い!~」について取り上げました。そちらもご参照ください。 https://yorozuipsc.com/blog/ip5682275 IPランドスケープの定義 知財を重視する経営(広義) 経営層に向け、分析結果に基づく経営戦略・事業戦略・知財戦略の提示 知財情報及び非知財情報の分析に基づいた知財戦略の立案・実行 スタートアップのIPランドスケープに必要なこと テック系大学発ベンチャー+ビジネスモデル 技術 資金調達 アライアンス ひとり、何でも屋 経営、マネジメント、実務 潜むGapの把握 研究 (魔の川) 開発 (死の谷) 事業化 知財部門の役割 同じ目標に向かって個を最大限に生かす Gapを埋める 経営に資する知財活動 全体方針の共有化 参考情報発信 キーマン同士の接点 魔の川、死の谷の超え方 ビジョンが実現できることを知財で証明する 他社に負けない知財を獲得する 大企業とスタートアップの知財の活用の違い スタートアップはビジネスのステージで戦略を変える 経営層が痛い目にあうと知財が重視される しくじり知財、失敗事例集 ここが面白い!スタートアップ 経営に資する知財活動 ビジョンが実現できることを知財で証明する 目指す未来のビジョンの技術を出願 重要 未来を達成する技術要素 既存技術の改良 経営に資する知財活動 他社に負けない知財を獲得する 事業戦略・経営戦略を立案するために必要な要素、流れ 依頼者:何ができるの? 担当 :何が知りたいの? 目的別解析事例を紹介 動向調査、競合出願比較、提携先の探索、成功事例の解析、用途探索、、 目的の明確化、母集団の作成、情報の可視化、仮説⇒検証、事業戦略・経営戦略を立案、ストーリーが大事 事例 ランチェスタの法則(強者に立ち向かう差別化戦略) ナンバーワンの地域を作る 競合の空白地域 ナンバーワンの得意先を作る 提携相手を探しているパートナーを獲得 ナンバーワンの商品を作る 市場の伸びと独自性 Five-way positioning strategy強みを知り、仲間づくり 価格、サービス、アクセス、商品、経験価値の5つのうち1つが強く市場支配(選ばれる)できて、別のひとつで差別化(好まれる)、残りの3つは業界水準で受け入れられる 経営とのパイプラインが近いことが大事 IPランドスケープの理想と現実のギャップ ・IPランドスケープで何ができるかわからない ⇒あらゆるプロジェクトに参加、自らできることを提案 その人の立場にたって考える ・最終意思決定できない ⇒意思決定できる上層部を巻き込む、次に何をしないといけないか問題に対する解決案・実行プランを提示(イエスかノーかの形で) ・従来型の知財活動と異なり馴染まない ⇒他社と差別化、研究開発戦略へ落とし込み出願へつなげる ・完成度を気にしすぎて最終的には意向と違うものができあがる ⇒プロトタイプでも投げて回転を増やす、依頼者のパターンを知る、ポイントだけ1分で確認 ・提案した結果が実行されているのか不明 ⇒実行プランまで提案、決定しておく、認識を合わせておく Gapを埋めるために どうやって儲けるかビジネスモデル 進むべき道・方針の共有化 自分事として考える!動く! 動きにくいときは上司をうまく使う スタートアップは資金調達が大変 知財担当は4名、分野で分けていて、出願、戦略を考えるときは皆で 人が少ないからIPランドスケープできないというのは言えない
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著者萬秀憲 アーカイブ
January 2025
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