『協業相手選定におけるIPランドスケープの活用と契約交渉時における留意点』(知財管理 2023年1月号)では、
どこまで使えるようになるのかという点で疑問もありますが、協業候補の選定や交渉にIPランドスケープ指標が活用可能なことは間違いないでしょう。 目次 1. はじめに 2.仮想事例 3.IPランドスケープによる協業相手の選定 3.1 目 的 3.2 比較分析 3.3 まとめ 4.知財権の取扱いにおける協業相手との契約交渉時の留意点 4.1 仮想事例の補足 4.2 二者購買を実現するための留意点 4.3 市場独占を実現するための留意点 4.4 IPランドスケープ指標から見る,協手との交渉時における留意点 5.おわりに 協業相手選定におけるIPランドスケープの活用と契約交渉時における留意点 「知財管理」73巻(2023年) / 1号 / 90頁 http://www.jipa.or.jp/kikansi/chizaikanri/search/detail.php?chizai_id=d11b111ed0e3d4216ac35ce5e15b994e 抄 録 近年,IPランドスケープにより経営・事業に貢献する機運が高まっており,特に新規事業・用途開発での活用が期待されている。本稿では,新規事業・用途開発段階において,協業相手の選定を目的としたIPランドスケープの活用方法を検討し,更に,選定した協業相手との契約交渉上の留意点を提案する。具体的には,仮想事例を設定し,IPランドスケープにより協業相手の技術力,事業力,及び,共同開発成果の帰属に対するスタンスを予測し,協業相手を精査した。続いて,協業におけるありたい姿として二者購買や市場独占を挙げ,これを実現する上での契約交渉時における留意点を整理し,IPランドスケープで精査した協業相手に対する契約交渉時の考え方を検討した。
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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