「2023特許・情報フェア&コンファレンス」で、9月14日に行われた特別フォーラム1 「知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~」のプレゼン資料が開示されていました。
澤井智毅・WIPO日本事務所長による基調講演「“AIと知財”をめぐる国際情勢」は、世界知的所有権機関(WIPO)が、「知的財産と先端技術に関するWIPO対話」を開催するなど、AIを始めとする先端技術が知財政策に与える影響について、世界へ様々な情報発信をしていて、基本的な論点がしっかり提示されており、世界中で進んでいるAIと知財の議論の状況が解説されました。 日本マイクロソフト(株)の田丸 健三郎 氏は、マイクロソフトの立場からの話、及び、個人的な見解も述べられ、生成AIを巡る議論の難しさを感じ取ることができました。 3Dデジタルコンテンツを提供しているbestat(株)Founder&代表取締役松田 尚子 氏の話、弁理士の立場からの大沼 加寿子 氏(大澤特許事務所 弁理士、日本弁理士会 副会長)の話、R&D知財グループウェア「THE調査力AI」など特許情報サービスを提供している平尾 啓 氏(アイ・ピー・ファイン(株)取締役副社長)の話からも、生成AIによる影響が広範に及ぶことを感じさせるものでした。 知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~ ChatGPTの登場で国民のAIへの注目度は再上昇しています。基調講演ではAIを活用した各種ツールの提供をしている世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所長の澤井智毅氏が登壇します。パネルディスカッションでは企業の知財部門、知財ツール提供会社、あるいは特許庁などの動向から本格活用へ向けての課題について挙げ、近未来の知財組織、知財業務、知財人材、知財戦略等について考えます。 進行役 渡部 俊也 氏 東京大学未来ビジョン 研究センター 教授 https://pifc.jp/2023/visit/#exhibit_semispe 「“AIと知財”をめぐる国際情勢」 澤井 智毅 氏 https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_001.pdf 「大規模汎用言語モデルで激変するソリューション開発」 田丸 健三郎 氏 https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_002.pdf 「知財DX2023 知財業界におけるAI活用 の行方~開発・普及の現状と課題、近未来像を考える~」 平尾 啓 氏 https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_005.pdf 「生成AIが特許事務所に与えたインパクト~生成AIにより業務は変化するか~」 大沼 加寿子 氏 https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_004.pdf 「事業紹介」 松田 尚子 氏 https://pifc.jp/2023/wp-content/uploads/2023/09/pifc_forum1_003.pdf
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
カテゴリー |