2月15日に行われた(独)工業所有権情報・研修館 近畿統括本部の「関西ビジネス知財フォーラム2021~不確実性の時代に求められる変革とイノベーション~」のパネルディスッション「関西のイノベーションと新たな挑戦 ~変革期のイノベーションとビジネス&知財戦略を考える~」での、ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター副センター長 兼 CVC室長三谷 太郎 氏の話、とても興味深いものでした。
2011年京都大学農学部卒、ダイキン工業入社。管理会計や買収子会社である米国空調大手「Goodman社」のPMI等に携わった後、2015年に社外留職で投資銀行業務を経験。 帰任後、2017年に技術開発とオープンイノベーションのグローバル拠点である「テクノロジー・イノベーションセンター」副センター長に就任し、M&Aや出資等のアライアンスを担当している。2019年CVC室を立ち上げ、CVC室長を兼任。 入社10年で大企業では若手だけど、ベンチャーの世界では10代20代当たり前という世界なので若さをあまり感じないということで、その取り組みもスピード感があるものでした。 スピード感、現地のニーズ把握、現地の発展のためにというのがポイント。 イノベーションセンター700人技術者、オープンイノベーション、コア技術 環境エネルギー分野におけるイノベーション 空調機器のスマート化と資源循環 世界的な空気室ニーズの高まりにこたえる空気環境 マスクのいらない空間設計 DXによる業態変革 CVC設立 センター長が出資判断できるスピード 探す、繋ぐ、育てる 9社出資 WASSHAとの取組 とりあえずタンザニアに7人で行った 現地をみる 出資し実証実験 サブスクのルームエアコン 空調普及率1%、効率の悪いエアコン、故障多い、電気代半額にできる 電気代だけでサブスク代ペイする JV設立 現地の雇用を生むこともできる 現地の社長も三十代前半。 世界のスタートアップ企業を対象に5年間で110億円の出資枠を新設 https://www.daikin.co.jp/press/2019/20191101_03/ Daikin Venture Summit 2020 https://daikinventuresummit.samurai-incubate.asia/ 【ダイキン サステイナビリティレポート2020 *27p】DAIKIN’S PERFORMANCE サブスクリプション方式を用いた途上国初のエアコン定額制サービス https://www.daikin.co.jp/csr/report/2020/daikin_csr2020_j_all.pdf
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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