4月18日にライブ配信された野村 直之氏「ChatGPT時代のAI講座」(主催:日本電子出版協会、約1時間33分)を視聴しました。
ChatGPT を使いながら説明し、そのすごさと課題を浮き彫りにしています。 1. ChatGPT ≠ 高度な検索ツール 2. 劇的な生産性向上の事例: ~プレスリリース文から” 想定問答集” を生成 3. 出版社の編集者の仕事はChatGPTでどう変わるか? 4. フェイクニュースについての書籍をリストアップさせたら激しく フェイク (捏造)してきた 5. ChatGPTは何故捏造してしまうのか? 6. Transformer, RLHF: ChatGPTがなぜ大規模化で高精度化したか? 7. アプリ基盤もMSに握られつつも日本の有利な点など 8. 一般の企業、組織が安全快適にChatGPTを導入するには 質疑応答 野村 直之氏「ChatGPT時代のAI講座」 https://www.youtube.com/watch?v=-gUMiuoFCUE 2023/04/18 にライブ配信 2017年に登場した新しいAIの仕組み(Transformer、attention)と、教師データを全自動で生成するアイディアが大きな変化をもたらしました。大量データを学習させたGoogleのBERTが、次に出てくる文字や単語を高精度に予測出来るようになりました。その後、仕組みの洗練はありつつも、何桁も学習規模を拡大したら、意外にも精度がみるみる向上。 内部パラメータ数が1700億超となったところで「相転移」のように高次の学習が進み、人間が書いた論理の痕跡などを巧みに組み合わせて.、様々な課題、質問に対し、AIが全自動で回答出来るようになりました。 そして2022年11月30日にChatGPTが公開されて以降の変化は、人類の知的活動を飛躍的に進化させるきっかけとなりました。この変化は少なくとも過去の産業革命、コンピュータやネットワークの登場に匹敵し、農業や火の使用にも匹敵するとの評価さえもあります。こんな激変の時代に、知識や情報の編集、オリジナルな知的生産はどのようにあるべきか。「目には目を」で、様々なAIツールを駆使して付加価値を生む人間の活動について一緒に考えてみたいと思います。 ■講師 野村 直之 氏 メタデータ(株)代表取締役社長 東京大学大学院医学系研究科次世代病理学講座研究員 法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科・元客員教授 理学博士。1984年、東京大学工学部卒業後、九州大学で理学博士号取得。NEC C&C研究所、米マサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所客員研究員、ジャストシステム、リコー勤務をへて、2005年、メタデータ設立。著書に『人工知能が変える仕事の未来』『実践フェーズに突入 最強のAI 活用術』、『AIに勝つ!』、共著に『WordNet』がある。 ■開催概要 日時:2023年4月18日(火) 16時~17時半 主催:日本電子出版協会(JEPA)
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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