知財実務オンライン(第24回)「商標業務でAIとクラウドを使って、こんなことまでできます」ゲスト:株式会社Toreru 代表取締役 宮崎超史氏を視聴しました。
AIが過大評価されているという問題意識を持っているとのことで、興味深い内容でした。 トヨタ自動車で品質管理を担当してから特許事務所に入り、Toreuwo創業、商標登録が簡単にでき、質とコストを両立している、とのこと。 https://www.youtube.com/watch?v=gqnythTbq7c Toreru は、2019年商標登録件数日本No.1ということで、テクノロジーをつかったイノベーションがおきているようです。また、Toreruは2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。「商標出願・登録という専門性が高く、いまだアナログな分野について、中小企業・スタートアップ企業や個人といったライトユーザー向けに、デジタル化された、簡易で、安価なサービスを提供している。素人にもわかりやすくシンプルなUI/UXが評価された。」。 https://support.toreru.jp/hc/ja/articles/900003023506 Toreuのミッション「知財の価値を最大化させる」 Toreruのバリュー「速い、カンタン、専門性」(機能的価値) 「安心、ストレスフリー、強みをつくる」(情緒的価値) 商標調査対決 AIと弁理士の対決 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000035800.html AIが使える場所 ①画像商標の検索 特許庁もAI画像検索検討中⇒出願人もAIで調査する必要がある AIが使える場所 ②登録証の自動化(登録証をコピーすると、報告書が出てくる) AIは過大評価されている AIがまるっとやってくれるイメージあるが、実際は、AIは極々一部しかできない AIが限定的な理由
商標調査にAIが使えるか? 指定商品決め・識別力・類否の3つの課題を検証:AIではきつい 指定商品・指定役務決め:何の商品か不明、様々なビジネスモデル、特許庁ローカルルール 識別力判断:新しい用語、商品の背景情報、用語の使われ方が変化 類否判断:外観・観念の欠如、腰部認定、根拠を示せない
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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