講師の元AGC知的財産部長、神庭 基氏(デジタル技術経営研究所代表)は、AGC株式会社で情報システムセンターのセンター長や知的財産部の部長を務め、現在は技術本部 企画部のパートナーとして「データ駆動型研究開発」を推進。デジタル技術経営研究所を設立し、技術経営におけるDXの実現に邁進されています。新しい事業を生み出すための技術経営について話されました。(約1時間、アーカイブ動画なし)
AGCから学ぶ-知財から事業を生み出す技術経営 https://stockmark.co.jp/event/20210325/ 目指したい技術経営 アイディア創出活動をプロセスとして取り込み、研究開発活動をデジタル化することによってそのサイクルを早く回し、事業ポートフォリオをベストな状態にする 特許論文などを含む事業環境情報収集とデータ分析により、新事業ポートフォリオを創出するテーマやより筋の良いテーマを生み出す 情報収集と分析⇒アイデア出し⇒テーマ創出 事業環境DB⇒情報分析重視アイデア会議⇒テーマDB 開発内容と進捗状況をデータとして可視化し、迅速で精度の高い判断 MI活用による開発スピードアップ テーマ選定⇒開発推進 テーマポートフォリオ⇒データ駆動型ステージゲート、マテリアルズ・インフォマティクス バックキャストとフォアキャストの接点を探索する分析 バックキャスト思考とフォアキャスト思考の接合点が重要 仮説検証に必要なデータ収集の例 多くの情報はWEB上で公開されている。 この情報を自身の仮説に基づいて上手に情報収集し分析することが大切 仮説がないとダメ 問い 意外なプレーヤーが潜んでいないか 調達は今後も安定か、新規開発による浸食はないか イノベーションによる変曲点はあるか、他の製品による浸食はあるか 顧客に新たな課題はないか、内製化による浸食はないか 競合はどんな製品を出しそうか、業界内での標準規格はあるか 展示会情報、業界情報、技術ロードマップ、特許情報、企業情報、企業研究書籍、専門家オピニオン(マクロの視点からミクロの視点まで) 人材投入だけでは「知財戦略」は変えられない「特許出願のプロ」だけでは戦えない時代 https://toyokeizai.net/articles/-/225730?page=3 今回、AGC旭硝子で知財戦略の策定を指揮した神庭基・知的財産部長の話を基に、成功に導く知財戦略の策定方法、そして知財人材の生かし方について探っていきたい。 知財に詳しい人材の獲得競争が激化 知財管理のメリットを理解していない ゴールは「特許取得」でなく「事業への貢献」 8カ月150時間かけて議論 「出願のプロ」から「戦略のプロ」への転換を 重要なのは事業に貢献できるか 知財の専門家が経営メンバーに入るべき AGCが新研究開発棟でオープンイノベーションを加速、JAIDとのコラボも進行中 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2011/24/news040.html#l_sp_201124agc_01.jpg&_ga=2.142569206.57409210.1616663919-924027026.1615243681 AGCの「両利き経営」(上) 主力が稼ぎ、傍流が種をまく https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00114/00069/#:~:text=%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%89%8B%E3%81%AEAGC,%E3%82%92%E3%81%A9%E3%81%86%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%82 AGCの両利き経営(下) 縦割りは若手が壊す https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00114/00070/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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