JINオープン・イノベーション対話シリーズ[第16回]-「オープン・イノベーション仲介会社を使いこなす」(小林製薬株式会社 中央研究所 研究推進部 社外連携グループ グループ長 羽山 友治氏)を視聴しました。
1982年から継続されている全社員からのアイデア提案制度で、2020年度の新製品アイデア提案件数が4万件、業務改善提案数が1.8万件という小林製薬。 小林製薬のビジネスモデルは、ニッチな市場を開拓し、大きなシェアを獲得する「小さな池の大きな魚」戦略と、それを実現させるための ‘‘あったらいいな"開発の2つの戦略で、まだ誰も見つけていないニーズを見つけ出し、そのニーズを満たす製品をいち早く開発することで、 規模は小さいながらもライバルの少ない環境で圧倒的なシェアを獲得し、競合との戦いを優位に進めるという戦略です。 この2つの戦略を実現させる源泉の一つが「新製品のアイデアを生み出す仕組み」となっており、2014年からは全社員アイデア大会が運用されています。 同様のことを実施しようとして失敗に終わった会社も少なくありません。提案へのフィードパックや社長へのブレゼンテーションなどがモチペーションアップにつながり継続して新製品開発の原勤力となっているのでしょう。 そこに、オープンイノベーションの仕組みが加わっているようです。オープンイノベーション仲介会社を活用し、イノベーション加速支援体制を強化している小林製薬の取り組みは、まだ全社の動きにはなっていないようですが、新しい風を吹き込んでいるようです。 小林製薬株式会社 中央研究所 研究推進部 社外連携グループグループ長 羽山 友治氏-JINオープン・イノベーション対話シリーズ[第16回]- https://ji-network.org/event/03/5067 話題提供:「オープン・イノベーション仲介会社を使いこなす」 小林製薬株式会社 中央研究所 研究推進部 社外連携グループ グループ長 羽山 友治氏 対話テーマ「イノベーション加速支援体制を強化する」 小林製薬株式会社 中央研究所 研究推進部 社外連携グループ グループ長 羽山 友治氏 JIN常務理事 松本 毅 JIN代表理事 西口 尚宏(ファシリテーター) 事業会社とオープンイノベーション支援事業者との連携 ~事業創出における課題と成功にむけた心がけとは~ https://ascii.jp/elem/000/004/050/4050442/ 小林製薬 統合報告書2020 https://www.kobayashi.co.jp/ir/report/annualreport/pdf/ar_2020_japanese.pdf 小林製薬NEWS LETTER 2021年8月号 https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2021/210818_01/pdf/01.pdf
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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