羽田イノベーションシティを例に、スマートシティにおける新技術の実装,新ビジネス,連携,データの取扱いについて考察しており、参考になります。
知財管理 2022年10月号 P.1225 スマートシティにおける新技術の実装, 新ビジネス,連携,データの取扱いについて (鹿島建設株式会社 知的財産部長 櫻井克己氏) http://www.jipa.or.jp/kikansi/chizaikanri/search/detail.php?chizai_id=dd0861cba052e3e23b135509074671df スマートシティは,先進技術の活用により,地域の機能やサービスを効率化・高度化し,新たな価値を創造するものであり,スマートシティには様々な産業界の新たなテーマとその解決手段が集約されている。日本政府が掲げる新たな社会像であるSociety5.0においても中核的な取り組みとされている。そこで,本稿ではスマートシティの具体的な事例を検証すべく羽田イノベーションシティを対象に選定して,スマートシティに秘められている可能性や課題について検討を行った。同スマートシティでは「新技術の実装」「新ビジネス」の面で可能性を有している一方,「参画組織間の連携」,「データの取扱い」等の面で課題も有していることが分かった。ただ全体としては,スマートシティは先端技術・文化の創造発信の拠点として機能し,新たな社会を構築する実装の場として,様々な可能性を秘めていることを確認できた。 1. はじめに 2. スマートシティについて 3. 羽田イノベーションシティについて 3.1 全体の概要 3.2 「新技術」の実装例 3.3 「新ビジネス」の視点について 3.4 参画組織間の「連携」について 3.5 「データの取扱い」について 4. その他 4.1 ロボット・AIに関する法的な問題 4.2 標準化 5. おわりに
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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