「ファストリとアスタリスク、なぜ特許訴訟が一転和解に」という日本経済新聞電子版の記事(1月20日)に、その経緯が整理されており、牧野和夫弁護士のコメントがありました。
牧野弁護士は、ファストリテイリング側の対応を大企業による「兵糧攻め」の中小企業いじめとする批判に対して、「自然な対応だったと思う。安易に取り下げれば、ファストリ自身が株主代表訴訟を起こされることにもつながりかねない」と話しています。 『一方でアスタリスク側については「分割特許は特許を守るためには当たり前の戦略だが、そのために多くの訴訟を抱えることになり、コストが膨らんだ」と牧野弁護士は言う。それを踏まえて、「今後は分割特許という特許戦略の王道も変わってくるかもしれない」とみる。』との見解です。 とはいえ、やはり権利者にとって「分割出願を活用するという特許戦略」の重要性は変わらないと思うのですが。 ファストリとアスタリスク、なぜ特許訴訟が一転和解に https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC112T80R10C22A1000000/
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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