第4回 サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)での「トヨタ自動車の変革の取組」(トヨタ自動車株式会社 執行役員Chief Sustainability Officer大塚 友美氏)は、トヨタの変革を、
1)トヨタらしさを取り戻す闘い 2)モビリティカンパニーへのモデルチェンジ という2つの視点で説明しています。 「トヨタらしさを取り戻す闘い」では、背景に、赤字問題・品質問題、CASE+ COVID-19があり、トヨタらしさを取り戻す闘いが商品を軸とした経営であるとして、クルマの設計思想を変え、基本性能を飛躍的に向上させた「TNGA」、機能から製品軸へ変えた「カンパニー制」、クルマの性能を生産現場でつくりこむ「ものづくりの強化」、「モータースポーツを通じてクルマを鍛える」に触れています。「TPS」(トヨタ生産方式の解釈)、人事精度改革、経営の羅針盤であるトヨタフィロソフィー(ミッション「幸せの量産」、ビジョン「可動性を社会の可能性に変える」) 「モビリティカンパニーへの変革」では、「ソフトウェアファースト」「モビリティサービスプラットフォーム」「CJPT (Commercial Japan Partnership Technologies) 商用事業でのCASE技術の普及を通じ輸送業の課題解決、CN社会の実現を目指す」「KINTO」「Woven City」「Woven Planet Group」「デジタルツイン」 ステークホルダーとの関係では、「トヨタイムズ」「オンラインコミュニケーション」 100年に一度の大変革期への覚悟が見えます。 トヨタ自動車の変革の取組 https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/sustainable_sx/pdf/004_05_00.pdf 日本製鉄が盟友トヨタに突きつけた「知財チャイナリスク」 日鉄、トヨタ・宝山鋼鉄を提訴(下) 2021.10.19 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00155/101900043/ 待ち受ける変革、募る焦燥感 2021.10.11 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00349/100800006/ 「幸せの量産」に向けて、自動運転からウーブンシティーに広がるトヨタの試み 2021年10月05日 06時00分 公開 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2110/05/news067.html トヨタの自動運転戦略とは?「e-Pallete」が戦略の軸 商用展開に向けた協業・投資状況を含め一挙解説 自動運転ラボ編集部 -2021年9月30日 11:30 https://jidounten-lab.com/u_toyota-autonomous-40000 トヨタが10年連続1位、国内企業の脱炭素技術特許出願ランキング 2021年09月22日 09時00分 公開 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2109/22/news063.html
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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