ハーバード・ビジネス・レビュー2021年4月号では「イノベーションの法則」が特集されています。
◇経営者の覚悟が世界を変える(柳井 正) ◇カルチュラル・イノベーション:機能ではなく物語で価値を提供する(ダグラス・ホルト) ◇人々の価値観と習慣を変える「概念シフト」のイノベーション(永山 晋) ◇イノベーションは顧客の問題発見から始まる(高岡浩三) ◇イノベーションの成功率を劇的に高める方法(カーティス R. カールソン) などの内容です。 「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」や「ネスカフェ アンバサダー」など数々のイノベーションを起こしてきた元ネスレ日本代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏の「イノベーションは顧客の問題発見から始まる」の抜粋版が一週間の期間限定で無料アップされています。 そこで高岡氏は、イノベーションとは顧客が気づいていない問題や顧客が諦めている問題を解決することだと定義、顧客の問題を発見することが最も難しく、最も重要であるといい、ネスレ日本での実例を交えながら、イノベーションの本質が語られています。 まさにこの視点が重要なのですが、なかなかわかってもらえないのも悲しい現実ではあります。 https://www.dhbr.net/articles/-/7483 ちょっと違う視点からだと、「しゅんぺいた博士の破壊的イノベーター育成講座」が同様に参考になります。 新規事業を探すには、まず、この「無消費の状況」にいる「無消費者(ノンコンシューマー)」を見出し、次に、その消費を妨げている制約を解き放つような、できるだけシンプルな解決策をチームで考えるとよいでしょう。そうすれば、きっと「新市場型の破壊的イノベーション」を起こすことができるはずです。 破壊的イノベーターになるためのステップ(その1) https://www.osaka-toprunner.jp/articles/2020/t_no06.html 連載:しゅんぺいた博士の破壊的イノベーター育成講座 https://www.osaka-toprunner.jp/business/
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
カテゴリー |