知財ガバナンス研究会のアドバイザーでもある日本経済新聞社東京本社編集局編集委員 渋谷高弘氏、HRガバナンス・リーダーズ株式会社社長CEO 内ヶ崎茂氏、元 早稲田大学ビジネススクール教授 (現:人事院総裁) 川本裕子氏、が執筆された「サステナビリティ・ガバナンス改革」は、「第12章 サステナプル経営、日本の生命線は知財ガバナンスだ!」は当然のごとく、その他全般についても、非常に参考になりました。
持続可能性を求める世界的な潮流が、企業行動を変えつつある。「サステナビリティ×ガバナンス」を構築するストーリーを第一人者が解説する。これからの経営の羅針盤であり、シン・資本主義への道標。 業種や領域を問わず「サステナビリティへのまなざしあるビジネス」が求められる時代。 コーポレートガバナンスも例外ではない。 多様なステークホルダーとの協働のもと、 持続的な企業価値向上に向けて社会的責任を重視したサステナビリティ経営や、 それを独立取締役や取締役会が監督するサステナビリティ・ガバナンスの重要性が高まっている。 一方で、取締役会として何を決定し、どう発信していけばいいのか、 きちんとした知見をもつ企業は少なく、試行錯誤の状態が続いている。 本書はこうしたニーズに応え、「サステナビリティ×ガバナンス」を 構築する意味と実践手法を解説する。 著者 内ヶ崎茂/川本裕子/渋谷高弘・著 発行元 日本経済新聞出版 発刊日 2021/12/08 ISBN 978-4-532-13522-5 サイズ A5判 (313ページ) 目次 はじめに プロローグ ガバナンス問題は会社の宿命(コーポレートガバナンスの歴史) 第0章 なぜ今、コーポレートガバナンスとサステナビリティの議論なのか 第1章 ガバナンス改革は未来への懸け橋となるか 第2章 コーポレートガバナンスの課題とは 第3章 取締役会の改革が、ガバナンス改革の出発点 第4章 社外取締役の役割と限界 第5章 これからの日本の課題:サステナビリティ概念をどう経営に入れ込むか 第6章 コーポレートガバナンス改革とサステナビリティ経営 第7章 パーパスに根差したサステナビリティ経営の実現 第8章 日本版サステナビリティ・ガバナンスの構築 第9章 欧米企業のサステナビリティ・ガバナンスの取り組み事例 第10章 サステナビリティ・ガバナンスの未来像 第11章 「人財・知財を統合するインタンジプルズ・ガバナンス」構築への提言 第12章 サステナプル経営、日本の生命線は知財ガバナンスだ! あとがきに代えて 著者プロフィール 内ヶ崎 茂 (ウチガサキ シゲル) (著/文) HRガバナンス・リーダーズ代表取締役社長CEO 早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(MBA)。法律系雑誌の編集者を務めたのち、2008年三菱UFJ信託入社。企業のガバナンスについてのコンサルティングを行う。2020年、三菱UFJ信託出資の新会社、HRガバナンス・リーダーズを設立し、社長に就任。 川本 裕子 (カワモト ユウコ) (著/文) 人事院総裁 1982年、東大文学部卒。東京銀行入行。オックスフォード大学大学院経済学修士課程修了。マッキンゼーを経て2004年から2021年、早稲田大学教授(専門は金融機関の経営、コーポレートガバナンス)。数多くの政府の経済・金融系の審議会委員や企業の社外取締役を歴任。2014年から19年まで国家公安委員を務めた。2021年より現職。 渋谷 高弘 (シブヤ タカヒロ) (著/文) 日本経済新聞社編集局経済解説部編集委員 平成2年入社。知財・法務関連を担当。発明と報酬に関する一連の記事で編集局長賞を受賞。
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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