日経ビジネス2022年2月21日号では、特集「解剖キーエンス 人を鍛える最強の経営」が掲載されています。「日本を代表する製造業としてトヨタ自動車やソニーなどを思い浮かべる人は多いだろう。だが、稼ぐ力や成長力ではるかに彼らを凌駕する企業がある。キーエンスだ。・・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/mokuji/00158/?i_cid=nbpnb_sfrec 日経ビジネス電子版では「解剖キーエンス 最強企業の“人づくり”」として、 (1)驚異の営業利益率55%、時価総額国内3位 キーエンスの強み (2)キーエンス シェア獲得の武器は神出鬼没の営業パーソン (3)キーエンス 1000本ノックで鍛える営業力、囲い込みは「ダサい」 (4)「予定は1分刻み」「接待厳禁」 キーエンスの豆知識 (5)ローソンも飛びつくキーエンスのソフト データ分析が次の鉱脈 (6)三菱商事もうらやむ高年収 驚異の数字が語るキーエンスの実力 (7)キーエンスは現代の「奇兵隊」 習慣化で弱さ克服 (8)中田有キーエンス社長が断言、「他社にはまねできない」 (9)「キーエンスに過去は不要」色あせぬ滝崎名誉会長の教え (10) キーエンスの流儀は海を越える、半導体不足でも「当日出荷」死守 と連載されていました。 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00428/021800010/?n_cid=nbpnb_mled_pre 三浦 毅司氏(正林国際特許商標事務所 証券アナリスト)によれば、知財・無形資産経営のモデルとして挙げられているキーエンスは、「知財価値ランキング」で首位だということです。 キーエンスが首位、2位・3位は? 知財価値ランキング 2020.06.16 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00736/00016/ 解剖キーエンス 人を鍛える最強の経営 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/01024/ PART1 競合出し抜きシェア奪取 利益率は驚異の55% 神出鬼没の営業術 営業利益率55%を誇るキーエンスの強さの原動力が「直接営業」だ。迅速な対応で他社を圧倒し、ニーズを細かく聞き取って商品を開発。顧客のキーパーソンの異動情報まで共有し、組織を挙げて売り込みをかける。 COLUMN1 数字が語る キーエンスの実力 平均年収の高さが取り沙汰されるキーエンスだが、時価総額や営業利益率でも多くの日本企業を圧倒する。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ稼ぐ力も急回復。経営陣の「若さ」も強みになっている。 PART2 「1000本ノック」が会社を支える ロープレで磨く提案力 妥協を許さず高稼働 キーエンスは人材育成手法も独特だ。「ロープレ」で顧客との商談に備え、「外報」を使って予定を分刻みで管理。重要な気づきは「ニーズカード」に記録する。個の能力を高めつつ、情報を全社で共有する文化が組織そのものを強くする。 COLUMN2 接待厳禁 キーエンスの豆知識 抜群の業績を誇るキーエンスは、その社風も独特だ。一般企業では異質とされる行動も、同社の社員は当たり前にこなす。社員やOB、顧客の証言を基に、知られざる流儀を探った。 PART3 ローソンや信用金庫も顧客に 次の商機は工場「外」 分析ソフトを外販 キーエンスが工場の「外」に飛び出し、ITベンダーのお株を奪おうとしている。営業活動を効率化するためにデータ分析ソフトを自社開発し、外販も始めた。現場で役立つ生きた経験則を学びたいと、多くの企業が飛びついている。 PART4 キーエンスは現代の「奇兵隊」 原点は「性弱説」 習慣化が強さ生む キーエンスの強さは人材だが、一人ひとりが傑出しているわけではない。特徴は「弱さ」を見つめて克服し、組織でのパフォーマンスを高めたことだ。その姿は、江戸時代の常識を覆した「奇兵隊」に通じる。 編集長インタビュー 「他社にはまねできない」 中田 有 キーエンス社長 世界中のありとあらゆる工場の自動化を支えるのがキーエンスだ。新型コロナ禍をものともせず、2022年3月期は最高益更新も見据える。逆境に負けない強い風土を作る極意とは。
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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