「競争力を高める特許リエゾン 改訂版 (知財実務シリーズ) 」(弁理士法人志賀国際特許事務所知財実務シリーズ出版委員会・編、発明推進協会、発刊日2022/12/27)が
届きました。2015年の初版の内容に、近年のトレンドである「AI/IoT」や「WEB会議による発明抽出時の留意点」等を加筆した改訂版です。A5判 で全778頁と大部です。 「リエゾン」はフランス語の“Liaison”が語源で、連絡や調整を意味する言葉で、通常、「特許リエゾン」とは、企業内では「研究開発部門や事業部門と権利化部門とをつなぐ」とされ、企業外では「開発者と特許庁との間に入って両者をつなぐ」とされていますが、本書では、「特許リエゾン」とは、「自社の事業を守り、かつ発展させるために、知財専門家が権利化戦略を立案し、その戦略に沿って多面的観点で発明を発掘・抽出し、さらに醸成することにより、ビジネスに貢献する強い特許を生み出す技術」と定義されています。 「WEB会議による出願ヒアリング」では、説明資料の共有、論点整理の共有に分けて、WEB会議での工夫が細かく記載されており、これまで漠然と工夫していたのが、こうして整理されていると非常に参考になりました。
第2 特許についての啓蒙活動 第3 発明相談 第4 出願ヒアリングの準備 第5 出願ヒアリング 第6 権利行使、特に訴訟資料を考慮した留意点 第7 外国出願を視野に入れた発明
第2 機械・構造物 第3 化学・製薬・バイオ 第4 外国出願を視野に入れた特許 第5 意匠権による技術的形状の保護 競争力を高める特許リエゾン 改訂版 https://www.shigapatent.com/jp/publications/book/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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