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​よろず知財コンサルティングのブログ

破壊的イノベーションを起こすための「両利きの経営」とは︖

16/2/2021

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​2月15日に行われた(独)工業所有権情報・研修館 近畿統括本部の「関西ビジネス知財フォーラム2021~不確実性の時代に求められる変革とイノベーション~」の基調講演で、「破壊的イノベーションを起こすための「両利きの経営」とは︖」関西学院大学 経営戦略研究科 研究科長・教授 玉田 俊平太 氏の講演を視聴しました。
持続的イノベーションは上手い既存の優良企業が、破壊的イノベーションにはうまく対処できず打ち負かされてしまう例を聞くと確かにそうだと思います。
​
  • ディスラプティブ(破壊的)・イノベーションとはどのようなものか、
  • ディスラプティブ・イノベーションを起こすためにはどのようなマネジメントが求められるか
 
歴史ある大企業が負けた事象
大企業が競争に負けた原因は何か?
経営の優劣では説明できないコンピュータ業界のケース
多くの事象に共通する現象
競争の感覚をとぎすまし、
顧客の怠見に注怠深く耳を傾け、
新技術に積極的に投資して、
持続的イノベーション(sustaining innovation)は上手い既存優良企業が、特定の種類の
イノベーション(破壊的イノベーション(disruptive innovation))にはうまく対処できず
打ち負かされてしまう
この現象を、クリステンセンは「イノベーターのジレンマ (Innovator's Dilemma) 」と
名付けた  注)ジレンマ:板挟み、窮地
破壊的イノベーションは主要顧客からみた性能が低下する
 
クリステンセンの定義した2つのイノベーション
・持続的(sustaining)イノベージョン
従来製品よりも優れた性能で、要求の厳しいハイエンドの顧客獲得を狙うもの
その中には、漸進的(incremental)なものもあれば革新的(revolutionary)なものもある
・破壊的(disruptive)イノベーション
既存の主要顧客には性能が低すぎて魅力的に映らないが、①新しい顧客や②それほど
要求が厳しくない顧客にアピールする、シンプルで使い勝手が良く安上がりな製品を
もたらす
 
デジタルカメラにおける破壊
  自らを破壊し続けるソニー
  ニコン最終赤字
 
・「破壊的イノベーション」とは、少なくとも短期的には、主要顧客が重視する性能を引き
下げる効果を持つイノベーションである(だから、既存優良企業の最重要顧客は「あんな
のはオモチャだ」とかならず言う)
・大手優良企業を失敗に導いたのは、破壊的イノベージョンである
 
破壊的イノベーションを起こすための両利きの経営とは?
両利きの経営(ambidexterity)の重要性
サクセス(コンピテンシー)・トラップとは?
両利き経営に必要な4要素
ディスラプティブ・イノベーションを起こすためには?
異なる性能尺度で新市場型破壊:無消費の機会に対応
 ローエンド(効率向上)型:お腹いっぱいの顧客を低コストのビジネスモデルで攻略する
無消費の状況や満足過剰な顧客を探す
実績ある競合企業が喜んで無視するか背を向けるような「破壊」の足がかりを見つけよう
実績ある競合企業(持続的イノベーター)に魅力的に映るような顧客や市場をターゲット
とする戦略は、自社にとっては新規事業であっても、勝ち目は薄い
 人の行く、裏に道あり、花の山
破壊的イノベーションは別組織にまかせる
『日本のイノベーションのジレンマ第2版一破壊的イノベーターになるための7つのステップ』玉田俊平太、翔泳社
 
連載:しゅんぺいた博士の破壊的イノベーター育成講座
https://www.osaka-toprunner.jp/business/
 

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