特許庁が2022年に発行した「企業価値向上に資する知的財産活用事例集―無形資産を活用した経営戦略の実践に向けてー」では、20社の事例が紹介されています。
株式会社 スノーピーク その他︑SDGsなどに貢献する事例、知財ミックス戦略、ブランド戦略、グローバルな連携、小企業、ベンチャー、スタートアップでの経営層と知財担当者とのコミュニケーション の例として取り上げられています。 ブランド構築、ブランドを守るための知財ミックス、模倣品対策が参考になります。 企業価値向上に資する知的財産活用事例集 https://www.jpo.go.jp/support/example/document/chizai_senryaku_2022/all.pdf P36-39 スノーピーク デザイン経営により、「衣食住働遊」それぞれで自然指向のライフバリューを提供 人間性の回復と自然指向のライフバリューの提供を使命とし、従来までの製品やサービスを提案するブランドから、体験価値を提案するブランドへと転換し、アウトドア・キャンプ以外にもオフィスや住宅でも自然を感じられる新しい価値を提供する。顧客と社員が参加するキャンプイベントSnow Peak Wayなどを通じてニーズを十分に把握し、開発担当者が自ら欲しいものを形にするというポリシーのもと、仮説と検証を重ねた高い品質と永久保証の考え方により、本格指向でハイエンドな企業ブランドを確立している。このブランドを知的財産で保護するため、模倣品に対して徹底した姿勢で臨んでいる。 知財活用企業紹介 株式会社スノーピーク 自らがユーザーになり自らしたい体験を世に送り出す 国内生産にこだわり、高い品質と優れたデザイン性でアウトドアのビギナーから玄人まで幅広く支持されているスノーピーク。ユーザー視点で課題を発見し、製品・サービスを生み出す「デザイン経営」を、意識せずとも実践している、その秘訣に迫ります。 https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/vol45/06_page1.html “デザイン経営“企業の商標出願動向 -株式会社スノーピーク- https://toreru.jp/media/trademark/239/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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