特許の世界は法律の世界です。ただ、技術系の人間は、このことを忘れがちです。
そして、特許の世=特許法の世界を理解するためには、法律の基礎知識が必要です。ところが、基礎編である既存の『法学概論』や『民法入門書』等の書籍は特許・知的財産とは無関係の内容が多く、難解です。 金沢工業大学の杉光一成教授が、「理系のための法学入門」をベースに民法の大改正を踏まえた法学入門の書「知的財産法を理解するための法学入門」を出されました。特許法をしっかり理解するために法律の基礎知識を学ぶのに最適な本と言えると思います。 知的財産法を理解するための法学入門 https://www.hanketsu.jiii.or.jp/store/top_f.jsp 著者 杉光一成・著 発行元 発明推進協会 発刊日 2023-03-14 理系人材を知財の世界に優しく導きます! 知財実務者は理工系出身者が多いのが現状ですが、理系人材が法律としては応用編である知的財産法を学ぶには、法律の基礎知識が必要です。しかし、既存の『法学概論』や『民法入門書』等の書籍は知財とは無関係の内容が多く、難解であることが少なくない現状に鑑み、本書は、知的財産法の学習に必要となる最低限の法学の知識や向き合い方を楽しみながら習得できる内容に特化しています。
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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