知財管理2024年 6月号「令和のビジネスモデルを考える─DX時代の新事業開発と知財ミックス─」は、『我が国のDXは未だ「効率化のDX」が主流であるが,今後は「バリューアップのDX」,すなわち,デジタル技術を活用して既存ビジネスモデルを絶えず革新し,新たな顧客価値を創出し続ける取組みが全産業の企業に必須となってくる。』として、生成AIの活用を説いています。
目 次 1. はじめに 2. 「効率化のDX」と「バリューアップのDX」 3. デジタル技術で探索する新規事業テーマ 4. バックキャスティング型の未来予測 5. ビジネスモデルを支える「知財ミックス」 6. おわりに 知財管理 74巻(2024年) / 6号 / 669頁 令和のビジネスモデルを考える─DX時代の新事業開発と知財ミックス─ https://www.jipa.or.jp/kikansi/chizaikanri/search/detail.php?chizai_id=e451e055cc7940b039b4d8218b4cbebc 著者 鈴木健二郎 抄録 本稿の目的は,DX(デジタルトランスフォーメーション)時代における新事業開発の具体的なアクションと,ビジネスモデルを構築する上で欠かせない技術・ノウハウ,データ,デザインなどの多様な知財・無形資産の戦略的活用(=知財ミックス)について解説することである。我が国のDXは未だ「効率化のDX」が主流であるが,今後は「バリューアップのDX」,すなわち,デジタル技術を活用して既存ビジネスモデルを絶えず革新し,新たな顧客価値を創出し続ける取組みが全産業の企業に必須となってくる。そこで,経営コンサルタントとしての豊富な経験と実績に立脚し,具体的な事例を挙げて「バリューアップのDX」の要諦を説明する。さらに,社内の定常的な活動として AIなどの最新のデジタル技術を利用しバックキャスティング型の未来予測に基づいて新規事業テーマを発掘し,自社・他社の知財・無形資産を組み合わせることで先進的なビジネスモデルを構築する方法を紹介する。 Considering Reiwa's Business Model: New Business Development and Intellectual Property Mix in the DX Era The June 2024 issue of Intellectual Property Management, titled "Considering Reiwa's Business Model: New Business Development and Intellectual Property Mix in the DX Era," states that "while DX (Digital Transformation) in our country is still mainly focused on 'efficiency DX,' the future will necessitate 'value-up DX,' which continuously innovates existing business models using digital technology and consistently creates new customer value across all industries." The article discusses the utilization of generative AI in this context. Table of Contents
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著者萬秀憲 アーカイブ
October 2024
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