9月2日に行われた知財ガバナンス™セミナー 「企業を持続的に成長させる知財ガバナンス™戦略とは」での、株式会社SBI証券 金融調査部 波多野紅美氏の発表は、「知的財産に関わる指標を詳しく比較した結果、非財務情報は投資確度を高める判断材料になり得る」という内容でした。
知財ガバナンス™セミナー 「企業を持続的に成長させる知財ガバナンス™戦略とは」 https://www.youtube.com/watch?v=YV8hIwWc2XU&t=6328s 下記の分析は、非常に興味深いものでした。 売上高研究開発費比率(研究開発費/売上高)とROE 売上高研究開発費比率(研究開発費/売上高)とROIC 売上高研究開発費比率(研究開発費/売上高)と研究開発効率(YK値/研究開発費) 「研究開発効率」と「利益率(営業利益÷売上高)」の相関 「研究開発効率」が高いと翌5年後に利益率が上昇 研究開発効率:研究開発投資から得られた付加価値額の割合(YK値÷研究開発費)で、研究開発の効率を示す。研究開発から生まれた技術競争力や付加価値を反映する「YK値」を「研究開発費」で除する YK値:工藤一郎国際特許事務所が開発した特許の独占排他性を測定した指標。阻止行動に伴う費用の現在価値を集計している。関心の高い技術であればある程に、投じられる費用額は高まる傾向にあり、登録されている特許が競合他社から強い脅威として認識されている、或いは技術の重要性や競争力が高いという裏付けになる。毎月更新。 http://www.kudopatent.com/
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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