6月29日の当ブログにて、「JIPA環境シンポジウム JIPA: GREEN Symposiumの動画公開は終了してしまいました」と書きましたが、7月16日まで視聴期間が延長されていました。ぜひご視聴ください。
JIPA環境シンポジウム開催のご案内(ご好評につき、7/16までご視聴期間延長いたしました) http://www.jipa.or.jp/topics/view.php?topics_id=b3c37e0dfa08751e00d8c5b0586ddae7 「JIPA環境シンポジウム~クリーンオーシャンをテーマにWIPO GREENの活用を考える~」 本シンポジウムでは、クリーンオーシャンをテーマに、海洋汚染・プラスチックごみ問題の現状、クリーンオーシャン専門組織CLOMAの活動、各社の対策技術紹介を具体例としてWIPO GREENの活用を検討いたします。 知財関係者の皆さまはもちろんのこと、今後関係すると思われる部門の皆様にもぜひ本シンポジウムをご覧いただけるようご紹介をお願いいたします。 6/18(金)同時開催の特許庁主催「国際知財シンポジウム~WIPO GREENを通じた環境問題解決への取組み~」と併せて多くの皆様のご参加をお待ちしております。 *WIPO GREENは、技術提供者と探求者の国際的なマッチングの場で、環境技術を世界に普及する後押しをする枠組みです。パートナー参画および技術登録により、国連機関WIPOのWIPO GREENを通じて自社が環境問題・社会課題に取り組んでいる姿勢をPRすることが出来、技術登録から環境関連の技術を持っていること、供与する準備があることを示すことが出来ます。ニーズから課題情報の収集や、技術を登録することで技術の情報の発信やビジネスにつなげることも可能です。 JIPA環境シンポジウム JIPA: GREEN Symposium https://www.jipa.or.jp/jyohou_hasin/sympo/210617_intl_ip_sympo.html ~クリーンオーシャンをテーマにWIPO GREENの活用を考える/Using WIPO GREEN for Clean Ocean~ 現在、海洋汚染が進み2050年の海は魚よりもプラスチックごみの量が多くなると言われるほど問題は深刻化しています。環境問題は遠い未来の話ではなく、早急に国や組織、業種を超えて全体で取り組まなければなりません。 本シンポジウムでは、海洋ゴミ問題の現状、専門組織CLOMAの活動、対策技術の紹介を具体例としてWIPO GREENの活用を検討いたします。WIPO GREENは、技術提供者と技術探求者の国際的なマッチングの場で、環境技術を世界に普及する後押しをする枠組みです。 本シンポジウムが、各社が持つ素晴らしい環境技術を使いあうことで、問題解決に向けてチャレンジをしていく出発点となることを願っております。 知財関係者の皆さまはもちろんのこと、今後関係すると思われる部門の皆様にもぜひ本シンポジウムをご覧いただけるようご紹介をお願いいたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 * WIPO GREENへの参画の仕方としては、技術/ニーズ登録参加およびパートナー参加がございます。 パートナー参加により、国連機関WIPOのWIPO GREENを通じて自社が環境問題・社会課題に取り組んでいる姿勢をPRすることが出来、技術登録から環境関連の技術を持っていること、供与する準備があることを示すことが出来ます。ニーズから課題情報の収集や、技術を登録することで技術の情報の発信やビジネスにつなげることも可能です。 1.シンポジウム概要 【日時】 Date and Time 2021年6月17日(木)13時からインターネット上で配信開始 June 17th, 2021 (Thursday) at 0.00 a.m. (Eastern Daylight Time) / 6:00a.m. (Central European Summer Time) / 1:00 p.m. (Japan time) on JIPA website 【開催形式】 Format of symposium インターネット上で配信(配信期間:7/16 まで延長)*日英字幕付き ※こちらから事前登録が必要です<視聴無料> ※ご登録後すぐにご登録いただきましたアドレスに配信用URLが送られます The prerecorded lecture will be uploaded on JIPA website. Participationis free. * Japanese/English subtitles will be provided. * All attendees need to register in advance with JIPA. Registration for participation 【主催/Host】 一般社団法人日本知的財産協会/Japan Intellectual Property Association (JIPA) 【後援】/ With the support of 世界知的所有権機関/World Intellectual Property Organization (WIPO) 日本国特許庁/Japan Patent Office (JPO) 2.プログラム 講演者略歴と、「5)各社における環境対策の具体的技術紹介」の詳細が追加されました。 Added the biography and the title of its company member’s technology as5) Introduction of Specific Technologies to Deal with Environmental Issues. 第1部/Part1 1) 開会挨拶/Opening remarks 一般社団法人日本知的財産協会 会長 柵山 正樹(三菱電機)/Mr. Masaki Sakuyama, JIPA Chairperson (MITSUBISHI ELECTRIC CORP.) (5分, 5min) 2) 「我が国の資源循環政策について/Resource Recycling Policy in Japan」(15分, 15min) 日本国特許庁 長官 糟谷 敏秀 氏/Mr. Toshihide Kasutani, Commissioner of the Japan Patent Office 経済産業省 資源循環経済課 課長 横手 広樹 氏/Mr. Hiroki Yokote, Director, Resource Efficiency and Circular Economy Division, Ministryof Economy, Trade and Industry <講演概要> 市場・社会からの環境配慮要請の高まりから、あらゆる産業が「経済と環境の好循環」につなげる新たなビジネスチャンスと捉え、循環性の高いビジネスモデルへの転換を図ることが重要となっています。本講演では、資源循環分野の政策動向やプラスチック資源循環に関する経済産業省の取組などをお話しします。 <Lecture summary> in English 3) 「世界の海洋ゴミ」(20分, 20min) (1)海洋プラスチックゴミと技術のコラボレーション:国境を越えた廃棄物管理の連携/Plastic Ocean Waste and Technology Collaboration: Cross- Border Waste Management Collaboration 川村 裕一郎 氏(SDGsプロジェクトメンバー、JIPA元副理事長/WIPO GREENプロジェクトリーダー)/ Mr. Yuichiro Kawamura, SDGs PJ member, former vice president and WIPO GREEN PJ leader of JIPA (2)クリーンオーシャン:水に含まれるプラスチックの毒性の問題を解決するために/Ocean Clean, Finding solutions to the problem of plastic toxicity in water Cynthia Cannady氏(元WIPOディレクター、IPSEVA)/Ms. Cynthia Cannady, Principal of IPSEVA, former Director of the IP and New Technologies Divisionat WIPO 4) 「CLOMA(Japan Clean Ocean Material Alliance)の活動~海洋プラスチックごみ問題への企業の挑戦~/ Activitiesof CLOMA, Challenging to the global marine plastic litter issue by Companies」(10分, 10min) 柳田 康一 氏(技術統括、CLOMA)/ Mr. Koichi Yanagita, General Technical Manager, CLOMA <講演概要> 地球規模で広がる海洋プラスチックごみ問題の解決には、一企業や特定の業界だけでなく、すべてのステークホルダーの参画が求められている。CLOMAは、素材、製品製造、小売、リサイクルを担う415の企業が集まり、それぞれが持つ技術や知恵を結集することで画期的なソリューションを生み出し、世界へ発信していくことを目指している。 <Lecture summary> in English 第2部/Part2 5) 各社における環境対策の具体的技術紹介/Introduction of Specific Technologies to Deal with Environmental Issues(5分×技術数) <講演概要> SDGsプロジェクトメンバーによるクリーンオーシャンのために実際に利用可能な技術紹介に加え、各社のWIPO GREEN登録技術の紹介および環境・SDGs関連活動や技術紹介をいたします。 (1)クリーンオーシャンに取り組む各社の関連技術の紹介 日立製作所/Hitachi,Ltd. 「高度排水処理を実現:微生物の固定化技術/Advanced Wastewater Treatment:Microbial Immobilization Technology」 本田技研工業/Honda Motor Co.,Ltd. 「素足で歩ける砂浜を次世代へ:Hondaビーチクリーナー/Honda Beach Cleaner」 富士通/FUJITSU LIMITED 「海の安全、オイル流出から海洋生物を守る:船舶衝突リスク予測AI/AI Technology to Predict Vessel CollisionRisk」 中国電力/THE CHUGOKU ELECTRIC POWER CO., INC. 「薬剤を使わず海洋生物の付着を抑制:海洋生物付着防止技術、低温脱硝触媒技術/Marine biofouling prevention technologyand Low temperature denitration catalyst technology」 パナソニック/Panasonic Corporation 「薬剤を使わず安全な改良水を生み出す:水中プラズマ技術/the generated radical water without chemicals:In-waterplasma technology」 リコー/Ricoh Company,Ltd. 「有機廃液を無害化:高温高圧水中燃焼による廃水処理技術、廃液を出さない:メディアを使ったドライ洗浄技術/Treatment of IndustrialWastewater by High Temperature and High Pressure Water Oxidation, and DryCleaner Using Resin Media」 キヤノン/CANON INC. 「プラスチックリサイクル向上:ヴァージン材を使用しない高性能再生樹脂/High-performance recycled resin thatdoes not use virgin material」 (2)環境技術の紹介 ソニーグループ/Sony Group Corporation 「水や空気を磨く革新的な新素材:トリポーラス/An Innovative new material for purifying waterand air: Triporous」 トヨタ自動車/TOYOTA MOTOR CORPORATION 「地球規模でCO2排出量の抑制:車両電動化技術に関する特許約23740件の実施権を無償提供/Approximately 23,740 patents related tovehicle electrification technologies offered royalty-free」 ダイキン工業/DAIKIN INDUSTRIES,LTD. 「地球温暖化防止のため:R-32冷媒を使用する空調機特許に関する権利不行使の誓約」 JX金属/JX Nippon Mining & Metals Corporation 「ヨウ素の力で低品位銅鉱石を資源化:独自の銅回収プロセスJXヨウ素法/Copper refining technology」 三菱重工業/Mitsubishi Heavy Industries,Ltd. 日英(JP・EN) 「三菱重工グループ SDGsへの取り組み/MHI GROUP SDGs initiatives」 日本アイ・ビー・エム/IBM Japan,Ltd. 「ブロックチェーン技術を活用した環境問題への取り組み/Efforts to Environmental Problems using IBMBlockchain Technology」 [その他] 日本知的財産協会 SDGsプロジェクトメンバー企業のSDGs関連活動/ JIPA SDGs PJ Members: its company activities on SDGs 武田薬品工業/Takeda Pharmaceutical Company Limited 「SDGs関連活動/Our Commitment to Environmental Sustainability for a BrighterFuture」 ユニ・チャーム/Unicharm Corporation カネカ/KANEKA CORPORATION RPXアジア/RPX Asia Corporation <Lecture summary> in English 6) 「技術とソリューション探求者を特定し結びつけるツールWIPO GREEN/The WIPO GREEN Platform as tool foridentifying and connecting technologies and solution seekers」 (15分, 15min) Mr. Peter Oksen(WIPO、Senior Program Officer for Climate Change and Food Security) <講演概要> WIPO GREENの目的は、実行可能な解決策としてイノベーションと環境技術を推進することにより、気候変動、食糧安全保障、環境といった地球規模の課題との闘いに貢献することにあります。この活動の中核的ツールの1つである技術とニーズからなるWIPOGREENのデータベースを、私たちは可能な限り実用的で効率の良いものにする方法を常に模索しています。現在、データベースは再構築され新しい機能が実装されております。 <Lecture summary> in English 7) 閉会挨拶/Closing remarks 一般社団法人日本知的財産協会 専務理事 久慈 直登/Mr. Naoto Kuji, Executive Managing Director of JIPA(5分, 5min)
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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