特許庁は、IP Acceleration program for Startups(IPAS)を2018年度から実施、2023年度までの6年間で104社を支援してきたそうですが、この6年間の支援成果と6社の事例、さらに創業期への支援で明らかになった知財戦略構築における6つのポイント等を解説した事例集「IPAS成果事例集~事例で振り返る6年間のIPASの成果と創業期への支援で明らかになった知財戦略策定のポイント」(36頁)を作成し、6月3日、公開しました。
・IPASの全体像及びIPAS誕生の背景となる課題 ・IPASメンタリングを受けたことで得られた4つの効果 ・代表的な6社のIPAS支援スタートアップの支援事例 ・スタートアップ業界への知見が豊富な有識者によるコラム ・IPAS支援で見えてきた知財戦略策定における6つのポイント 顧客像と顧客価値を明確化しましょう 将来市場が形成見込みの分野ではビジネスモデルの整合を図りましょう 市場のニーズに応える技術を特定しましょう コア技術の保護状況を入念にチェックしましょう 事業戦略と連動した知財戦略を策定しましょう 諸契約についても留意して対応しましょう 「新しい日本」を担い、けん引していく主体として、スタートアップに大きな期待がかかっている中で、スタートアップへの知財支援は今後さらに重要になるでしょう。 「IPAS成果事例集~事例で振り返る6年間のIPASの成果と創業期への支援で明らかになった知財戦略策定のポイント」 https://ipbase.go.jp/learn/content/achievement/pdf/achievement.pdf IPAS (IP Acceleration program for Startups) Success Stories Collection The Japan Patent Office has been implementing the IP Acceleration program for Startups (IPAS) since 2018, supporting 104 companies over six years up to 2023. They have compiled a collection of success stories titled "IPAS Success Stories Collection - Reflecting on Six Years of IPAS Achievements and Key Points for Developing Intellectual Property Strategies Revealed through Support in the Early Stages of Startups" (36 pages). This collection, released on June 3rd, explains the outcomes of their support over these six years and provides six case studies, along with six key points in building IP strategies that became evident through support during the startup phase. The contents include:
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著者萬秀憲 アーカイブ
November 2024
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