特許庁が2022年に発行した「企業価値向上に資する知的財産活用事例集―無形資産を活用した経営戦略の実践に向けてー」では、20社の事例が紹介されています。
GROOVE X 株式会社は、 デジタルトランスフォーメーションに関する事例、知財ミックス戦略、オープン・クローズ戦略、中小企業、ベンチャー、スタートアップでの経営層と知財担当者とのコミュニケーション、中小企業、ベンチャー、スタートアップにおける取組 の例として取り上げられています。 投資家や株主に対しても知的財産は同社のビジネスの重要な要素であり、知的財産の取組や体制が事業に貢献していることを説明している点など、参考になります。 企業価値向上に資する知的財産活用事例集 https://www.jpo.go.jp/support/example/document/chizai_senryaku_2022/all.pdf P22-25 社会的課題である孤独を癒す家族型ロボットLOVOT(らぼっと)を開発したスタートアップである。LOVOTは、AIを搭載し、ユーザーとの触れ合いにより個体ごとに異なる性格を持って成長し、ぬくもりや目の表情、動きや声でユーザーとコミュニケーションする。 LOVOTの開発は、部署の垣根のないフラットで柔軟な組織体制のもとで、試行錯誤で進められた。同社は、弁理士を雇用するなど、知的財産に関する体制構築を行い、知財ミックスにより戦略的にLOVOTを模倣から守っている。投資家や株主に対しても知的財産は同社のビジネスの重要な要素であり、知的財産の取組や体制が事業に貢献していることを説明している。 GROOVE X 株式会社 https://groove-x.com/ 『LOVOT』にコニカミノルタの技術が搭載 『LOVOT』がヒトの姿勢をAIで検知し、より豊かなスキンシップが可能に! https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/6MQ6TTJ62BJ4LGWSQVIWXL2OKE/ 第3回「IP BASE AWARD」にて「GROOVE X株式会社」がスタートアップ部門での「奨励賞」を受賞! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000055543.html
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著者萬秀憲 アーカイブ
November 2023
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