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​よろず知財コンサルティングのブログ

旭化成のDX主要テーマ  IPランドスケープ

1/9/2020

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『IT Japan 2020』Web(オンライン)視聴セミナー<8月26日(水)  27日(木)  28日(金)開催>で、旭化成代表取締役社長小堀 秀毅 氏の講演「旭化成 DX推進への取組み 事業の高度化/価値創造に向けて」を視聴しました。
 
 「旭化成は、研究開発の効率化や生産技術の革新だけではなく、事業戦略検討・事業創出、働き方改革に至るまでさまざまな目的でDXを推進しています。事業・製品・人財の軸で旭化成がどのようにDXを推進しようとしているのか、DX推進のための基盤をどのように強化しようとしているのかについて具体例を交えて紹介いたします。」ということでしたので、旭化成のDXの中での知財の位置づけがどの程度のものなのか、関心がありました。
 中期計画の中でしっかり位置づけられているだけあって、成果を挙げている実例のトップに挙げられていました。
 旭化成の中期計画の中で、IPランドスケープは、DX主要テーマの中のひとつに位置付けられています。
 DX実勢の具体例の一番目に知財情報の活用(IPランドスケープ)がでてきました。
 IPランドスケープとは、知財情報を活用して、経営に資する情報を提供する活動のこと。知財情報(ビッグデータ)解析により、競合の事業・技術戦略を浮かび上がらせる。
 IPランドスケープの目的は、事業を優位に導く、新事業創出、事業判断(M&A等)。
 旭化成特定膜事業に関連する技術俯瞰(特許マップ)の例が示されました。サプライチェーンの上流から下流に沿って、膜・装置・システムの領域を配置したマップが示され、旭化成は膜に特化しているが、競合は装置・システムにも出願しており事業領域が広いことがわかります。この技術俯瞰から、旭化成が今後、これまで通り膜に特化した事業に専念するのか、装置・システムまで事業領域を広げるのか、議論を進めている、という紹介でした。
 
DX実践例のトップとして紹介されました。
ちなみに、DX実践例の二番手は全生産をスマート化させる、三番手は工場の沿革管理、四番手は開発速度の劇的向上へ、五番手が基盤強化、六番手が専門性を高める、でした。
 
 
 


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