PatentSight Summit 2021での「DICにおける知財情報分析活動~知財情報がとりもつ他部門とのダイアローグ~」(DIC株式会社 知的財産センター センター長 小川 真治 氏)を視聴しました。
下記のような内容で、PatentSightをツールとして全社に導入した点、中国ローカルメーカの知財力の分析など、興味深く視聴しました。 1.DICと知財活動の紹介 2.他部門とのダイアローグ 事業活動への知財情報の活用推進 知財清報を共通言語とした対話推進 システム選定プロセス 3.知財情報の活用事例など 各担当者毎の対話事例 用途開拓 M&A関連 中国ローカルメーカの知財力 知的財産活動への取り組み https://www.dic-global.com/ja/csr/new_technology/ 重要経営課題である新技術と価値の創造には、知財権の活用が不可欠であり、事業部門、技術部門、知財部門が一体となった知財戦略を進めることにより、オープン&クローズ戦略等を積極的に活用したポートフォリオ構築を進めております。 また、特許調査、解析にも力を入れており、的確な情報収集による知財活動を始め、IPランドスケープなどの知財情報の経営資源としての活用にも取り組んでおります。 DICの知的財産活動は社外的にも注目を集めており、その一例として外部機関※が行った「2019年度特許資産規模ランキング」において、化学業界で4位と上位に位置づけられております。その一方、DICの特許登録件数は年間400件程度で、化学業界大手他社よりやや少なく、特許資産規模で高ポイント獲得の理由は、当社が保有する特許の質が高く、注目度が高いことが社外的にも認められた成果と考えます。 一方、DICは知財権の尊重に向けた社員の知財リテラシー向上にも力を入れており、全社員向けe-ラーニングプログラムの発信などにより、知財リスクの発生を未然に防ぐための施策も進めております。 今後も持続的発展のために、知的財産活動の取り組みを推進していきます。 外部機関: 株式会社パテント・リザルト。 経営環境変化に応じた取組みと経営層とのインターリレーション 河野 通洋 氏PDF(DIC㈱ 知的財産部長) http://www.jipa.or.jp/jyohou_hasin/sympo/sympo_jipa09.htm http://www.jipa.or.jp/jyohou_hasin/sympo/pdf/09kono.pdf
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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