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ChatGPT-4が提案した「緑茶飲料」開発のための新技術(1)

6/5/2023

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昨日(5月5日)は、ChatGPT-4と商品アイデア検討のためのブレインストーミングを行い、「新しい価値を提供する緑茶飲料」で、独創的なアイデアを提案してもらった結果を報告しました。
ブレインストーミングによるアイデア創出・練り上げでは、①アイデアが出てこない(技術やユーザーに関する知識の不足)、②そんなの無理(自分たちの技術だけを頼りに実現不可能と判断してしまう)、③そんなの受け入れられない(新技術が開発されても過去のユーザー調査結果から否定されてしまう)、などの同一集団の思い込みによる気づきにくい阻害要因が存在しますが、ChatGPT-4の回答をみていると、①技術やユーザーに関する知識が豊富で、②実現可能性など全く無視し、③過去のデータなど無視した、提案が出てきているように感じますので、人間集団の思い込みを排したアイデア創出・練り上げには適しているような気がしました。
商品開発や技術開発におけるアイデア創出・練り上げでも、同じだと思い、今日は、ChatGPT-4に「緑茶飲料」開発のための新技術について提案してもらった結果を報告します。
すごいアイデアが出てくることを期待していると、期待外れになってしまいますが、アイデア会議での「たたき台」があればという程度の期待感であれば、結構使えるじゃないか、という感じになると思います。
質問の仕方にコツがありそうですが、やり取りを繰り返しているとフォーカスしていけそうな感じです。
 
以下、一部ですが、やり取りを掲載します。
Model: GPT-4
 
User
医薬品や食品の飲料の分野で最近10年間に実用化された新技術の中から、「緑茶飲料分野における新技術によって提供された緑茶飲料」開発のために必要な新たな技術を10個提案してください。
 
ChatGPT
過去10年間に実用化された新技術の中から、緑茶飲料分野における新技術によって提供された緑茶飲料開発のために必要な新たな技術を10個提案します。
 
1.冷水抽出技術: 緑茶の成分を効率的に抽出する方法として、低温での水抽出技術が開発されました。これにより、緑茶の栄養成分や風味を保ちつつ、苦みや渋みを抑えた飲料が作られます。
 
2.超音波抽出技術: 超音波を利用して緑茶の成分を高速・効率的に抽出する技術です。短時間で緑茶のフレーバー成分を引き出すことができ、生産効率の向上や品質の均一化に貢献します。
 
3.ナノ乳化技術: 緑茶のカテキンやポリフェノールをナノサイズに乳化する技術です。これにより、成分の吸収率が向上し、健康効果が高まります。
 
4.マイクロカプセル化技術: 緑茶成分をマイクロカプセルに封じ込めることで、緑茶の成分が徐々に放出される飲料を開発する技術です。これにより、持続的な健康効果が期待できます。
 
5.高圧処理技術 (HPP): 緑茶飲料に高圧処理を施すことで、酸化を防ぎ、緑茶の鮮度と栄養成分を維持する技術です。
 
6.3Dプリント技術: 緑茶エキスを3Dプリンタで印刷し、オリジナルの形状やデザインを持つ緑茶飲料を作成する技術です。
 
7.遠赤外線乾燥技術: 緑茶の葉を遠赤外線で乾燥させることで、成分が損なわれることなく、風味豊かな緑茶エキスを作成する技術です。
 
8.低温殺菌技術: 緑茶飲料を低温で殺菌することで、熱による成分や風味の変化を最小限に抑える技術です。
9.エキス固形分濃縮技術: 緑茶エキスの固形分を濃縮する技術で、省スペースでの保存や輸送が可能になります。濃縮されたエキスを使用することで、緑茶飲料の製造プロセスが効率化されます。
 
10.酵素処理技術: 緑茶の成分を特定の酵素で処理することで、緑茶飲料の風味や健康効果を向上させる技術です。例えば、苦みや渋みを減らすために、タンニン分解酵素を使用することができます。
 
これらの新技術を組み合わせて使用することで、緑茶飲料分野において、栄養価や風味の向上、生産効率の向上、持続的な健康効果の提供など、さまざまなメリットを享受できる緑茶飲料の開発が期待されます。
 
 
 
 
 
User
これらの中で、緑茶飲料分野では使われていない技術はどれですか?
 
ChatGPT
過去10年間に実用化された新技術の中で、緑茶飲料分野ではまだ一般的に使われていない技術は、「3Dプリント技術」です。3Dプリント技術は、主に製造業や建築業、医療業界などで利用されており、食品や飲料の分野ではまだ一般的には使用されていません。しかし、将来的には、3Dプリント技術を用いて緑茶エキスを印刷し、独自の形状やデザインを持つ緑茶飲料を作成することが可能になるかもしれません。このような独創的な緑茶飲料は、消費者の興味を引き、新たな市場を開拓するきっかけとなるでしょう。
 
 
 
 
 
User
これらの中で、緑茶飲料分野では使われている技術はどれですか?
 
ChatGPT
これらの新技術の中で、緑茶飲料分野で既に一般的に使われている技術は以下のものが挙げられます。
 
1.冷水抽出技術: 低温での水抽出により、緑茶の栄養成分や風味を保ちつつ、苦みや渋みを抑えた飲料が作られます。
 
2.超音波抽出技術: 緑茶の成分を高速・効率的に抽出することができ、生産効率の向上や品質の均一化に貢献します。
 
3.ナノ乳化技術: 緑茶のカテキンやポリフェノールをナノサイズに乳化することで、成分の吸収率が向上し、健康効果が高まります。
 
4.マイクロカプセル化技術: 緑茶成分をマイクロカプセルに封じ込めることで、緑茶の成分が徐々に放出される飲料を開発することができ、持続的な健康効果が期待できます。
 
5.高圧処理技術 (HPP): 緑茶飲料に高圧処理を施すことで、酸化を防ぎ、緑茶の鮮度と栄養成分を維持します。
 
6.遠赤外線乾燥技術: 緑茶の葉を遠赤外線で乾燥させることで、成分が損なわれることなく、風味豊かな緑茶エキスを作成することができます。
 
7.低温殺菌技術: 緑茶飲料を低温で殺菌することで、熱による成分や風味の変化を最小限に抑えます。
 
これらの技術は、緑茶飲料の品質や風味の向上、健康効果の向上、製造プロセスの効率化などに寄与しており、現在の緑茶飲料市場において重要な役割を果たしています。
 
 
 
 
 
User
エキス固形分濃縮技術、酵素処理技術も緑茶飲料分野では使われていない技術ですね?
 
ChatGPT
すみません、説明が不十分でした。確かに、エキス固形分濃縮技術と酵素処理技術も緑茶飲料分野で使用されている技術です。以下に、それらの技術についての説明を追加します。
 
1.エキス固形分濃縮技術: 緑茶エキスの固形分を濃縮することで、省スペースでの保存や輸送が可能になります。濃縮されたエキスを使用することで、緑茶飲料の製造プロセスが効率化されます。この技術は、緑茶飲料の製造や流通を効率化することで、緑茶飲料の品質向上やコスト削減に貢献しています。
 
2.酵素処理技術: 緑茶の成分を特定の酵素で処理することで、緑茶飲料の風味や健康効果を向上させる技術です。例えば、苦みや渋みを減らすために、タンニン分解酵素を使用することができます。この技術は、緑茶飲料の風味を改善し、消費者の好みに合わせた製品開発を支援しています。
 
従って、3Dプリント技術を除く、上記の9つの技術は緑茶飲料分野で既に使用されている技術です。これらの技術は、緑茶飲料の品質や風味の向上、健康効果の向上、製造プロセスの効率化などに寄与しており、現在の緑茶飲料市場において重要な役割を果たしています。
 
 
 
User
3Dプリント技術以外に、緑茶飲料分野では使われていない技術で、医薬品や食品の飲料の分野で実用化された新技術はありますか?
 
ChatGPT
現在の緑茶飲料分野ではまだ一般的に使われていないものの、医薬品や食品・飲料分野で実用化された新技術として、以下の技術が挙げられます。
 
1.エディブルコーティング技術: 食品に直接食べられる薄い保護膜を施す技術で、酸素や水分、微生物から保護することができます。緑茶飲料においては、固形緑茶製品の開発や緑茶エキスの安定化に役立つ可能性があります。
 
2.超臨界抽出技術: 高圧・高温状態にある二酸化炭素を溶媒として使用し、効率的に成分を抽出する技術です。緑茶飲料分野ではまだ一般的でないが、緑茶エキスの抽出に活用できる可能性があります。
 
3.蛍光標識技術: 分子レベルで蛍光標識を利用して、成分の追跡や解析が可能になる技術です。緑茶飲料分野では、成分の吸収や代謝の研究に役立てることができます。
 
4.バイオセンサー技術: 生物学的な検出要素を利用して、特定の成分や物質を検出・測定する技術です。緑茶飲料分野では、品質管理や成分検査に活用できる可能性があります。
 
5.ゲノム編集技術(CRISPR-Cas9等): 遺伝子操作によって、特定の成分の生産や抗酸化作用を向上させる技術です。緑茶飲料分野では、遺伝子操作によって改良された緑茶品種の開発に活用できる可能性があります。
 
これらの技術は、緑茶飲料分野での利用がまだ一般的ではありませんが、今後の技術革新によって緑茶飲料の品質向上や新たな製品開発に貢献する可能性があります。
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