4月12日、三井化学と日本アイ・ビー・エムは、生成AIの「GPT」と、IBMが開発したAI「IBM Watson」を融合することで、三井化学製品の新規用途検索を高度化・高速化する実用検証を開始したと発表しました。
すでに三井化学は2022年6月から「IBM Watson」を使い新規用途探索を開始、これまでに20以上の事業部門が100以上の新規用途を発見したということですが、いまだ新規用途の発見にはある程度の時間がかかるという課題があったため、この課題に対し、生成AIの1つであるGPTを活用することで、特許やニュース、SNSなどのテキストデータから新規用途探索の精度とスピートをアップさせることを狙っているということです。 本当にそうなるのか、疑問もないわけではありませんが、SFA(営業支援)、マーケティング自動化(MA)、マテリアルズインフォマティクス(MI)、ロボティクスと連動し、事業とR&Dといった異なるステークホルダー間の情報を融合することにより、市場開発から製品開発までのスピードが加速されることが期待されます。 三井化学、生成AIとIBM Watsonの融合による新規用途探索の高精度化と高速化の実用検証スタートービッグデータとDXを活用してトップラインを向上ー 2023.04.12 https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2023/2023_0412/index.htm 三井化学、GPTとIBM Watsonを組み合わせて新規用途探索を高精度/高速化する検証 2023年4月13日(木)IT Leaders編集部 https://it.impress.co.jp/articles/-/24721
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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