(第23回)知財実務オンライン:「特許実務家はAIから何を得られるか?~出願のプロセスを例に~」(ゲスト: CEO & Founder at Amplified Samuel Davis)は、AI活用の現状がわかり、出願のプロセスで上手い使い方があることが良くわかった一方、まだまだ課題があることもわかりました。今後さらなる発展が期待できそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=tDPE8e3zJ88&t=1972s 下記のコメントは同感です。出願前調査など限られた用途では使えるようになってきましたが、第3世代AIの限界があり、無効調査などではまだいろいろ問題があると感じています。 従前の検索で見つけるのは熟練が必要ですので、その熟練の前段階で道具で使うための活用でもいいのではないかと思われます。 Amplifiedをはじめ、AI Samurai 、Patentfieldなどの「AI」を利用して無効資料を得るための検索を行いました。 更に、概念検索としてSRパートナーを使いました。 同一の資料を用いてのものです。 結果は、3件の「AI」は使いものになりませんでした。 「概念検索」のほうが、まだ使えるのではとの結論に至りました。 現実的には、「テキスト検索」と「インデックス検索」を併用した、従前の検索式を作成してのものには、及ばないようです。 「侵害調査」を生業(ナリワイ)にしている者にとっては、「AI」が【請求項】の技術主題や技術的観点と、(本文全文)の技術主題や技術的観点とを紐付けしてくれることを願っています。 「AI」を使用することにより、「侵害調査」における調査対象の母集合(通常10,000件〜20,000件)が激減するものと期待しています。 Amplifiedのホームページは下記です。 https://www.amplified.ai/ja/home
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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