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​よろず知財コンサルティングのブログ

After/Withコロナ時代における知財部門の在り方

12/11/2020

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VALUENEX株式会社と株式会社イーパテントが企画・運営して、11月10日、11日に行われた「DX & IP Forum 2020ーニューノーマルにおける情報解析の可能性」で、1日目の基調講演 旭化成 知的財産部長 中村 栄 氏「After/Withコロナ時代における知財部門の在り方」を視聴しました。
 「コロナ禍での知財部の出社率7月8月は12%、10月は25%」数字をどうみるかはそれぞれの立場で異なってくるでしょうが、メリットとデメリットを整理して素早く対応を検討しているところ、そして、コロナ禍での環境変化をしっかりIPランドスケープ的な取り組みも若手に考えさせているところ、 IPL de Connect 2020の取組み、さすがと感じました。
 
以下、メモ。キーワードの羅列ですが。
1. 旭化成の紹介
90名の知財部員、半数が出願権利化で事業部に張り付いている
知財部はR&Dの傘下だが、戦略部隊は社長直轄の方が良いかもしれない
海外駐在は、知財交渉Gの指揮監督下で活動している
知財部長が変わっても変わらない知財部のミッションを決めた。
「旭化成の経営計画が実現されるようにすること」 存在意義は、「高度化する事業を持続的に支援する知財専門集団として、事業の利益を守り、かつ、事業の価値の最大化を実現する」重点活動は、時代に応じて変わる
計画的な中長期的人材育成プランの実行は変わらない
2. After/Withコロナを意識した活動
知財部の出社率7月8月は12%、10月は25%
在宅勤務のメリットと課題が見えてきた
Afterコロナを見据えた活動(米、中、欧)
 コロナによって引き起こされる変化/加速するトレンドから、どう知財活動に生かす
か、知財上どう手を打つか、若手に考えさせている
アメリカ フリーキャッシュの確保⇒知財の売却増、NPE特許訴訟増⇒知財資産の購入による知財ポートフォリオの拡充、対NPE体制の整備
中国 補助金政策、公共交通機関の利用制限による自動車販売量増⇒サプライチェーンの停滞による模倣品の増加⇒模倣品取締施策の強化、商標出願の強化とブランド戦略、商標戦略策定
欧州 グリーンリカバリー施策⇒特定分野での知財資産の増、紛争増⇒最新政策が方向付ける技術革新分野の見極めと欧州知財戦略の策定
Afterコロナを見据えた活動(IPランドスケープ)
短期(先読み、スピードIPL)、
中期(事業機会探索IPL)、
長期(IP de Connect2020)
3. 今後のメガトレンドと知財の世界に与える影響
デジタル化、
専門職種におけるAIの活用、
知財業界でのDXおよびDX実現/放置シナリオ、
企業経営における無形資産の重要性の高まり
グローバル化、
ソーシャル化
4. IPL de Connect 2020の紹介
2030年のありたい姿を想像し、高度専門職メンバーと企画、マーケティングをconnectさせイノベーション創出をめざす
グラフィックファシリテーターによる図化

 
14:15~15:05 基調講演          旭化成 中村 栄
After/Withコロナ時代における知財部門の在り方
 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い我々を取り巻く環境は一変しました。旭化成ではコロナ後の世界を見据えた次世代の知財部門の在り方を模索しています。本基調講演では旭化成・知的財産部の中村部長に現在の同社の取り組み状況も交えながら、今後のWith/Afterコロナ時代における知財部門および知財業務のあり方についてお話いただきます。
https://www.valuenex.com/dxip2020?utm_source=prtimes_medium=pr&utm_campaign=forum
 
   今や、 DX=デジタルトランスフォーメーションという言葉を知らない人はいないでしょう。DXは暮らしやビジネスにおける道具や仕組みをデジタル化すること=IT化することではありません。進化し続けるデジタル技術を人々の生活やビジネスに浸透させ、データ駆動・データドリブンで新しい体験や常識を生み出すことです。人々の暮らしをより豊かなものにするために実施される抜本的な改革とも言えるでしょう。
    様々な業界・業種においてそれぞれの特性を活かした、その企業・組織ならではのDXを実施していく必要があります。これまで特許情報を中心に自社のIP=知財戦略を担ってきた知財部門、事業戦略や研究開発戦略を担ってきた企画部門の皆様において、DXは喫緊の課題と言えるのではないでしょうか。そこでDXとIPをテーマにした本フォーラムを企画しました。
  本フォーラムでは主にIP=知的財産の切り口から、有識者の基調講演および 8社のスピーカーを通じて、自社ならではのDXとはどんなものなのか、特許情報はDXにどう活用できるのか、また知財のDXにおける役割とは何なのかについて考えていただくための、そしてDXを組織へ本格的に導入していくためのきっかけを、皆様に提供できればと考えております。
 知財部門の方はもちろんのこと、企画・戦略立案やイノベーション創出のために情報解析・情報活用されている方、または活用を検討されている方は、ぜひ本フォーラムへご参加ください。
DX & IP™ Forum 2020
ニューノーマルにおける情報解析の可能性
11月10日(火)、11日(水) • 14:00~18:30
オンライン (Zoom)
参加費:無料 
 

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