MBS 「コダワリ」の1月27日放送「がん免疫治療薬『オプジーボ』を巡り対峙した"本庶氏と小野薬品"裁判を通じて伝えたかった本庶氏の「次世代研究者への思い」」がアップされています。「発見者vs.企業 特許対価をめぐる攻防」として、"本庶氏と小野薬品"裁判を伝えた後、巨額の対価を求めた裁判として「青色発光ダイオード」の発明の対価を求めてかつての勤務先を訴えた中村修二氏を取り上げ、東京地裁で当時最高額と言われた200億円の支払いを命じた三村量一裁判官(現在は弁護士)が登場します。こういう視点で取り上げるという点は斬新かもしれません。
『本庶さんは初めて今回の和解について思いを語りました。(京都大学・特別教授 本庶佑さん 去年12月) 「こういう大きな実用化した、製品化した発見の成果やアカデミアの貢献が正しく評価されて、次の世代の育成に役立つようなポジティブサイクルあ、が描けたことが大変良かったと思っています。僕が生きているうちに若い人にアカデミアの資産を引き継ぐ」』、ここがポイントでしょう。 『特許使用料』200億円超を求め本庶氏が小野薬品を提訴 「巨額の対価を求めた裁判」は過去にも 小野薬品から本庶氏側に寄付も含め『280億円の支払いで和解』 本庶氏「僕が生きているうちに若い人にアカデミアの資産を引き継ぐ」 がん免疫治療薬『オプジーボ』を巡り対峙した"本庶氏と小野薬品"裁判を通じて伝えたかった本庶氏の「次世代研究者への思い」 2 0 2 2 年 0 1 月 2 7 日(木)放送 https://www.mbs.jp/4chantv/news/kodawari/article/2022/01/087487.shtml 小野薬の22年3月期、純利益10%増 ロイヤルティー増加 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF3128X0R30C22A1000000/ ・・・・オプジーボは国内では肺がんや食道がん向けで使用が増えている。欧米でオプジーボを販売する米ブリストル・マイヤーズスクイブや特許侵害訴訟で和解した米メルクなどからのロイヤルティー収入は、21%増の計1150億円に拡大する。
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著者萬秀憲 アーカイブ
March 2025
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